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2007年06月26日

Still Life (American Concert 1981)/THE ROLLING STONES (ザ・ローリング・ストーンズ)

B002OT730UStill Life
The Rolling Stones
Virgin Ben 2009-11-10

The Rolling Stones - Still Life (American Concert 1981) [試聴]iTunes Music Store


 大ヒット・アルバム『Tatoo You(刺青の男)』(1981年)発表後、新たな定番ナンバーとなったヒット・シングル"Start Me Up"(スタート・ミー・アップ)を引提げ、THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)が1981年9月からスタートさせた北米ツアーの模様を収録したライブ・アルバム。
 オープニングの軽快なDuke Ellington(デューク・エリントン)の"Take the A Train"(A列車で行こう)とバンド紹介のMCに、Keith Richards(G.キース・リチャーズ)が待ちきれぬかのように弾き始める"Under My Thumb"(アンダー・マイ・サム)のギター・リフから、ラストの"(I Can't Get No) Satisfaction "(サティスファクション)、そして無数の花火が打ち上げられる中でJimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)の"Star Spangled Banner"(星条旗よ永遠なれ)が流されるエンディングまで、1980年代型スタジアム・ロックを確立したTHE ROLLING STONESの余裕のロックン・ロールが一気に駆け巡る好盤です。(1982年発表)


1. Take the "A" Train
2. Under My Thumb
3. Let's Spend the Night Together
4. Shattered
5. Twenty Flight Rock
6. Going to a Go-Go
7. Let Me Go
8. Time Is on My Side
9. Just My Imagination (Running Away With Me)
10. Start Me Up
11. (I Can't Get No) Satisfaction
12. Outro: Star Spangled Banner

Mick Jagger :Vo (ミック・ジャガー)
Keith Richards :G (キース・リチャーズ)
Bill Wyman :B (ビル・ワイマン)
Charlie Watts :Dr (チャーリー・ワッツ)
Ron Wood :G (ロン・ウッド)

B00008CHDHレッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー
ザ・ローリング・ストーンズ 監督: ハル・アシュビー
ビデオメーカー 2003-03-07

 アルバム『Still Life(スティル・ライフ)』と同じ1981年の北米ツアーの模様を収録した劇場用映画。まだ来日公演が実現していないこの時期、日本で多くの人がTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)のコンサートの全貌を垣間見ることの出来る唯一の映像であり、劇場公開当時に何度も劇場に足を運んだストーンズ・ファンも多かったのではないでしょうか。

tattoo you tour_1981 映像作品ということもあり、演奏面での編集に限界があったためか、1つの作品として仕上げるためにヴォーカル、ギターの差し替えなどの編集作業が行われた『Still Life』での演奏に較べるとラフな面も多く、特にMick Jagger(Vo.ミック・ジャガー)のヴォーカルは辛いところが多く、アルバムに較べると全体的に演奏の質は落ちるのですが、反対に素のTHE ROLLING STONESが感じられること、(収録日は違うものの)当時のTHE ROLLING STONESのコンサートを完全に近い状態で観る事が出来ること、そしてなんと言ってもMTV以前でロック・バンドの映像がテレビで流れることが殆どなかったこの時期に、動くMick Jagger(ミック・ジャガー)、Keith Richards(キース・リチャーズ)、Bill Wyman(ビル・ワイマン)、Charlie Watts(チャーリー・ワッツ)、Ron Wood(ロン・ウッド)を観ることが出来ること、それに加えて20台のカメラを使用して撮影、編集されたコンサート映像は映像作品としても優れていたことなどから、演奏の質といった部分を超越したTHE ROLLING STONESの魅力溢れる傑作映画になっています。また、そのスケールが大きく衝撃的なコンサート映像は日本のロック・コンサートに与えた影響も大きいのではないかと思われます。
(この作品以前にNHKの音楽番組「ヤング・ミュージック・ショー」で1976年のTHE ROLLING STONESのパリ公演が放映されたことがありますが(1977年頃)、この時期は現在ほど一般的にビデオ・デッキが普及していなかった為、再放送も含め、放映時に見た人以外は観ることが出来なかったため、映画という媒体を使用したこの作品『Let's Spend the Night Together/レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー』でTHE ROLLING STONESのコンサートを擬似初体験した人が圧倒的に多かったのではないかと思います。)

 個人的には『Still Life』が既発のライブ盤と楽曲の重複を避けた選曲であった上に収録曲数も10曲と少ないため、本作品がビデオ発売されてからは、まだまだ高価だったビデオを購入して繰り返し視聴するのはもちろん、ビデオの音源をカセット・テープに落としたものを良く聴いていました。その為、どちらかと言えば『Still Life』より、私にとっては映画『Let's Spend the Night Together』の音源の方が愛聴盤と言ったほうが良いほどの映画でした。


B0024RID60Some Girls
The Rolling Stones
Virgin 2009-06-09

The Rolling Stones [試聴]iTunes Music Store - The Rolling Stones


 パンク・ロック旋風の真っ只中で"オールド・ウェーブ"の代表として攻撃の対象となっていたThe Rolling Stones(ザ・ローリング・ストーンズ)が1978年に発表したパワーあふれる渾身の会心作。『Goats Head Soup(山羊の頭のスープ)』(1973年)あたりから音楽的には低迷期にあったTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)がバンドの原点に戻りつつも上手く流行を取り入れることに成功した、THE ROLLING STONESのロック・シーンでの再評価にもつながった名盤です。
 "Shattered"などのスピード感のある楽曲、Keith Richards(キース・リチャーズ)の"Before They Make Me Run"、ストーンズならでは味のある名曲"Beast Of Burden"、ディスコビートを取り入れたヒット曲"Miss You"(現時点ではストーンズ最後のビルボード1位獲得シングル)など、バラエティに富んだ内容ながら前作『Black and Blue』(1976年)のような散漫さを微塵も感じさせない傑作に仕上がっています。また、リズムを重視したためか、珍しくBill Wyman(ビル・ワイマン)のベースが、きちんと聴こえるアルバムになっています。
 ちなみに本作からKeith Richard(キース・リチャード)のクレジットが本名のKeith Richards(キース・リチャーズ)に戻されています。
(1978年発表)


B000000W5JEmotional Rescue
The Rolling Stones
Virgin Records Us 2000-01-01

The Rolling Stones [試聴]iTunes Music Store - The Rolling Stones


 ヒット作『Some Girls(女たち)』(1978年)に続いてTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)が1980年に発表した、前作の延長線上にあるサウンドに加えて新たにレゲエ・ミュージック等にも接近した意欲作。Mick Jagger(ミック・ジャガー)がファルセットで歌う"Emotional Rescue"などのヒット曲を生み、アルバムも全米1位を7週連続で獲得するなど商業的には成功しましたが、作品の質としては実験作の域を出ず、後にライヴで定番となるような代表曲も収録されていないことからTHE ROLLING STONESのキャリアにおいても印象の薄い作品です。


B0024RID6UTattoo You
The Rolling Stones
Universal 2009-06-09

The Rolling Stones [試聴]iTunes Music Store - The Rolling Stones


 THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)が1981年に発表した最後の名盤。しかし、実情はツアーに出るために『Goats Head Soup(山羊の頭のスープ)』(1973年)から『Emotional Rescue(エモーショナル・レスキュー)』(1980年)にかけてのアウトテイクやボツ曲、楽曲のアイディアなどを急遽掻き集めて製作された編集盤。本作の為に新たに作られた新曲は"Neighbours"、"Heaven"の2曲のみでした。
 大ヒット・シングル"Start Me Up"、"Hang Fire"、"Little T & A"、"Black Limousine"、"No Use In Crying"は『Emotional Rescue』未収録曲。"Worried About You"、"Slave"は『Black And Blue(ブラック・アンド・ブルー)』(1976年)。そして"Tops"、"Waiting On A Friend"はMick Taylor(G.ミック・テイラー)が在籍した『Goats Head Soup』制作時に録音された楽曲。現在はCDの為、A面、B面という区分けはありませんが、レコード発売当時はA面が「ロックン・ロール・サイド」、B面が「バラード・サイド」に分けられ、それぞれの面が統一感を持った作りになっていました。
 急遽集められた楽曲群とは言え、"Start Me Up"がボツ曲としてストックされていたことからも分かるように「何故この曲がアルバム収録から洩れていたのか」と不思議な楽曲も多く、合わせてエンジニアの"音の魔術師"Bob Clearmountain(ボブ・クリアマウンテン)によって収録曲が1980年代型のサウンドに生まれ変わったことで、商業的にも9週連続全米1位を獲得するほどの成功を収め、単なる寄せ集めの筈だった編集盤が完成度の高い充実した名盤に仕上がったのではないかと思われます。


THE ROLLING STONES_1980

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2007年06月24日

Flashpoint/THE ROLLING STONES (ザ・ローリング・ストーンズ)

B002OT7314Flashpoint
The Rolling Stones
Virgin Ben 2009-11-10

The Rolling Stones - Flashpoint [試聴]iTunes Music Store


 東京ドームに組み上げられた巨大なステージ・セット。激しく点滅する照明。単調なリズムを繰り返す混沌としたSE曲"Continental Drift"によって興奮の坩堝と化すアリーナ。突然のSE曲の停止による一瞬の静寂と暗闇の中、大きな火花の爆発音と共に切り裂くようなギター・カッティングを決めてスポット・ライトに浮かび上がるKeith Richards(G.キース・リチャーズ)。
 本作『Flashpoint』(1991年.フラッシュ・ポイント/発火点)は、日本のストーンズ・ファンが待望したTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)の初来日公演を含む、1989年から1990年にかけて行われた8年ぶりのワールド・ツアー"Steel Wheels Tour"(スティール・ホイールズ・ツアー)、"Urban Jungle Tour"(アーバン・ジャングル・ツアー)の模様を収録したライブ・アルバムです。(1991年発表)


1. Continental Drift
2. Start Me Up
3. Sad Sad Sad
4. Miss You
5. Rock And A Hard Place
6. Ruby Tuesday
7. You Can't Always Get What You Want
8. Factory Girl
9. Can't Be Seen
10. Little Red Rooster
11. Paint It Black
12. Sympathy For The Devil
13. Brown Suga
14. Jumpin' Jack Flash
15. (I Can't Get No) Satisfaction

16. Highwire *studio
17. Sex Drive *studio

Mick Jagger :Vo (ミック・ジャガー)
Keith Richards :G (キース・リチャーズ)
Bill Wyman :B (ビル・ワイマン)
Charlie Watts :Dr (チャーリー・ワッツ)
Ron Wood :G (ロン・ウッド)

Steel Wheels Tour 1990 1990年2月14日~27日まで東京ドームで行われた10回の初来日公演と同じツアーから抜粋された楽曲が収録されているため曲順、各曲のアレンジなど、日本公演の内容と近く、(海賊盤を除くと)THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)の初来日に東京ドームで涙したストーンズ・ファンにとっては必須のアルバムと言えるかもしれません。
*"Ruby Tuesday"(ルビー・チューズデイ)、"Sympathy For The Devil"(悪魔を憐れむ歌)、"Jumpin' Jack Flash"(ジャンピン・ジャック・フラッシュ)は日本公演での演奏を収録。

 Mick Jagger(Vo.ミック・ジャガー)とKeith Richards(G.キース・リチャーズ)の不仲などから1980年代後半には解散も噂されたTHE ROLLING STONESが久々の快作『Steel Wheels』(1989年)を発表し、それに伴い行われたTHE ROLLING STONESがロック・シーンへの本格的な復帰を告げる事になった本ツアーは、1980年代末からの音楽シーンに合わせてアレンジされつくした楽曲、Chuck Leabvell(Key.チャック・リーベル)を始めとする大編成のサポート・メンバー、そして最新のテクノロジーを駆使したTHE ROLLING STONESの近代ロック化の完成形ともいえる内容で、THE ROLLING STONESのルーズなロックン・ロールの魅力を知り尽くした古くからのファンにとっては初来日の興奮が醒めた後で「時代に融合した」等の寂しい思いがあったかもしれませんが(個人的には、遅すぎたTHE WHO/ザ・フーの初来日に較べるとTHE ROLLING STONESは「何とか間に合った」という感覚があります。)、テンポ・アップされた楽曲群とショウ・アップされたステージ、そして数々のヒット・ナンバーで構成されたコンサートは新たな若いストーンズ・ファンを掴むには充分な内容で、本作『Flashpoint』もヒット曲満載。特に11曲目から続く"Paint It Black"、"Sympathy For The Devil"、"Brown Sugar"、"Jumpin' Jack Flash"、"(I Can't Get No) Satisfaction"という流れは圧巻。その演奏スタイル、"Jumpin' Jack Flash"、"(I Can't Get No) Satisfaction"が同時に収録された唯一のライブ・アルバムということもあり、ストーンズ入門編としてもお勧めできるアルバムになっています。

MUSIC MAN Silhouette 演奏面に関して特筆なのは、お馴染みの"Fender Telecaster"(フェンダー テレキャスター)などの使用ギターに加え、当時Keith Richards(G.キース・リチャーズ)がお気に入りのギターとしてインタビューなどでも「次代のスタンダード・ギター」と絶賛し、"Keith Richards & the X-pensive Winos"(キース・リチャーズ &ザ・エクスペンシブ・ウィノス)でもメイン・ギターの一本として使用していた白い"MUSIC MAN Silhouette"(ミュージックマン シルエット)の多用。H-S-Hという近代的なピックアップ・レイアウトでルックス的にもKeith Richardsのイメージとは合わない感じではありましたが、レギュラー・チューニングの楽曲の多くで使用され、黒を基調としたファッションに身を包んだKeith Richardsが真っ白なSilhouetteで大編成のバンドのサウンドに埋もれることの無い、抜けた太いトーンでフレーズを決めまくる姿が印象的なツアーでした。

 このアルバム以降、Bill Wyman(B.ビル・ワイマン)も脱退し、バンドの動きもアルバムを出しては大規模なワールド・ツアー、そしてライブ盤、及びビデオ、DVD発売という流れのストーンズ・ビジネスがシステム化されてしまった感がありますが、現在のこのバンドに関しては現役でいてくれることが全て。1960年代から1970年代のトラブル・メーカーだった頃のKeith Richards(キース・リチャーズ)が60歳を超えたロック・ミュージシャンに対して、どのような発言をしただろうかという興味もありますが、中高年向けのロック雑誌が流行している昨今、ロック年齢を引き上げてくれる最大の牽引者であり、「幾つになってもロックを聴いていて良いんだな」と確信させてくれるバンドでもあり、そうしたロック・ファンの想いに応えてくれるバンドがTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)ではないかと思います。

Steel Wheels Tour 来日公演パンフレット 個人的に本アルバムについては、Keith Richards(キース・リチャーズ)がアクションを決めて弾き出すシャープなリフに絶妙なタイミングで入るCharlie Watts/Dr.チャーリー・ワッツのドラムが格好良い"Midnight Rambler"、Keith Richardsのヴォーカル・ナンバー"Happy"、更に欲を言えば"Gimme Shelter"、"It's Only Rock'n Roll"等も収録して欲しかった、というのがあります。(音質の良い物を探して海賊盤を漁らなくて良かったのに。。。。)
 また、日本公演は大塚製薬「ポカリスエット」をスポンサーに行われ、CMに起用される共に、2月14日の公演がFM東京系でラジオ放送、2月26日の公演が日本テレビ系列でテレビ放映されていますが、2月26日は正に私が初めて生のストーンズを観ることが出来た記念すべき日。録画したビデオテープは我が家の家宝となっています。^^♪
 テレビ放映で公演のクライマックスに延々と映し出されるのが来場していたジャニーズ事務所"男闘呼組"のメンバーというのが時代を感じさせます。というか、ちゃんとストーンズ見せろよ、というのがテレビ放映時からの感想です。まぁ、ロック・ファンにとっては歴史的なイベントだとしても、テレビも商売だからテレビ的な発想で対応するのは仕方が無いか。。。


B000000W68Undercover
The Rolling Stones
Virgin Records Us 1994-07-26

The Rolling Stones [試聴]iTunes Music Store - The Rolling Stones


B000000W66Dirty Work
The Rolling Stones
Virgin Ben 2000-01-01

The Rolling Stones [試聴]iTunes Music Store - The Rolling Stones


B000000W64Steel Wheels
The Rolling Stones
Virgin Ben 2000-01-01

The Rolling Stones [試聴]iTunes Music Store - The Rolling Stones


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2007年05月30日

Love You Live/THE ROLLING STONES (ザ・ローリング・ストーンズ)

B002OT730KLove You Live
The Rolling Stones
Virgin Ben 2009-11-10

The Rolling Stones - Love You Live [試聴]iTunes Music Store


 脱退したMick Taylor(G.ミック・テイラー)の後任としてFACES(フェイセズ)のRon Wood(G.ロン・ウッド)がサポート・メンバーとして参加した1975年北米ツアー、1976年ヨーロッパ・ツアー、1977年トロント公演の模様を収録した、THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)の2作目の公式ライブ・アルバム『Love You Live(感激! 偉大なるライヴ)』。
 ロックン・ロール・バンドとして、Rod Stewart(Vo.ロッド・スチュワート)のソロも含めて数々の名盤を発表し、1970年代初頭に間違いなくTHE ROLLING STONES以上に勢いのあったFACESから主要メンバーの一人Ron Woodを得て、新生ストーンズとして生まれ変わったTHE ROLLING STONESが吹っ切れたかのようなスケールアップした威勢の良い演奏を聴かせる名盤です。


Disc 1
1. Intro: Excerpt from "Fanfare for the Common Man"
2. Honky Tonk Women
3. If You Can't Rock Me/Get off My Cloud
4. Happy
5. Hot Stuff
6. Star Star
7. Tumbling Dice
8. Fingerprint File
9. You Gotta Move
10. You Can't Always Get What You Want

Disc 2
1. Mannish Boy
2. Crackin' Up
3. Little Red Rooster
4. Around and Around
5. It's Only Rock 'N Roll (But I Like It)
6. Brown Sugar
7. Jumpin' Jack Flash
8. Sympathy for the Devil

Mick Jagger :Vo (ミック・ジャガー)
Keith Richards :G (キース・リチャーズ)
Bill Wyman :B (ビル・ワイマン)
Charlie Watts :Dr (チャーリー・ワッツ)
Ron Wood :G (ロン・ウッド)

The Rolling Stones 1975 Mick Taylor(G.ミック・テイラー)在籍後期、作品としては良質なアルバムを発表するものの低迷、試行錯誤期にあったといえるTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)がFACES(フェイセズ)のギタリストRon Wood(G.ロン・ウッド)との交流の中からインスピレーションを得て制作した『It's Only Rock'n Roll』(1974年、Mick Taylorが参加した最後の作品。Ron Woodはゲスト参加。)という、新たなバンドの方向性を掴み、1978年『Some Girls(女たち)』での完全復活に到る足がかりを築いたとも言える佳作を発表し、勢いそのままにRon Wood(当時はまだFACES在籍中)をサポート・メンバーとして伴って行った1975年の"NORTH AMERICAN TOUR 1975"。Ron Woodが正式に参加して制作された『Black And Blue(ブラック・アンド・ブルー)』(1976年)発表後に行われた"TOUR OF EUROPE '76"、及び翌1977年に500人程度収容のトロントのライブ・ハウス"エル・モカンボ・クラブ"で行われたコンサート。本作『Love You Live(感激! 偉大なるライヴ)』は急激に巨大化するロック・ビジネス、音響設備の向上もあって大物アーティストの公演がスタジアム・クラスの会場で行われることが珍しくなくなった1970年代後半、THE ROLLING STONESがビジネス的にこれまで以上のモンスター・バンドへ生まれ変わり、またRon Woodを得て1980年代以降続いて行くショウ・アップされたスタジアム・ロックを確立していく過程が克明に収録されています。

Mick Jagger & Ron Wood Keith Richard(G.キース・リチャード)とMick Taylor(G.ミック・テイラー)というタイプの違うギタリストのプレイが上手く絡み合い、ライブ・バンドとしても高度な演奏を聴かせる『Get Yer Ya Ya's Outゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト)』(1970年)に較べると、ある意味Keith Richardsと同タイプのRon Wood(G.ロン・ウッド)の参加はバンドの演奏技術的な発展は少ないと思われますし(流行には敏感なバンドなので新たな要素を取り入れることには貪欲でしたが)、Mick Taylorで成功していたのに何故Ron Wood?、また好調なFACES(フェイセズ)の活動を止めてまで何故Ron Woodが参加したのか(実際にはRod Stewart/Vo.ロッド・スチュワートのソロ志向の問題があった)、という疑問もありました。しかし、Ron Woodのバンド内での調整能力(音楽的にも人間関係的にも)は非常に高く、FACESでも定評のあったルーズながらノリの良いギターワークは、時代に合わせて変化しつつあったバンドの演奏スタイルにマッチして効果的であっただけでなく、ドラッグの影響で演奏に支障をきたすことの多かったKeith Richardsをも上手くサポート。また、スタジオ制作においても1970年代後半以降のTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)が何処へ向かうのか、という手探り状態のバンドが明確な回答を得る上で多大な貢献をしており、THE ROLLING STONESに現在まで続く延命処置を施したとも言え、Ron WoodがTHE ROLLING STONESを並ぶ優れたロック・バンドFACES(最終的にはRod Stewartの脱退が解散の原因となっていますが)を離れてまでTHE ROLLING STONESのサポートに回った意義は充分にあったのではないかと思います。
 テンポ・アップしてより強調された、ロックという音楽をデフォルメしたかのような演奏スタイルは、前記した通り、ショウ・アップされたスタジアム、アリーナ・クラスの会場でのコンサートでより観衆を熱狂させる為に充分な効果を上げており、『Get Yer Ya Ya's Out』と『Love You Live(感激! 偉大なるライヴ)』の両方に収録された明らかに演奏スタイルの違う"Honky Tonk Women"、"Jumpin' Jack Flash"、"Sympathy for the Devil"などを比較しても、何れが巨大な会場で映える演奏であるかは歴然です。

*アメリカのみで発売されたBrian Jones(G.ブライアン・ジョーンズ)在籍中の偽似ライブ盤『Got Live If You Want It!』(1966年)を含めると3作目のライブ盤となります。


B001WCN21YIt's Only Rock 'N Roll
The Rolling Stones
Universal 2009-05-05

The Rolling Stones [試聴]iTunes Music Store - The Rolling Stones


 Mick Taylor(G.ミック・テイラー)参加最終作。"If You Can't Rock Me"、"It's Only Rock 'N Roll"他収録。後に正式メンバーとなるRon Wood(G.ロン・ウッド)がゲストとして参加。THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)のライブでの定番ナンバーであり、バンドを象徴するタイトル曲"It's Only Rock 'N Roll"を産み出す上で多大な貢献をしています。(1974年)


B001WCN23MBlack and Blue
The Rolling Stones
Virgin Ben 2009-05-05

The Rolling Stones [試聴]iTunes Music Store - The Rolling Stones


 Ron Wood(G.ロン・ウッド)正式参加後の1作目。レゲエ、ファンキーなリズムを取り入れた"Hot Stuff"、"Hand Of Fate"、"Cherry Oh Baby"、ジャズ風味の"Melody"など、流行をストーンズ風に消化して取り入れた新生ストーンズとして意欲的な部分もあり(特にリズム面)、楽曲単位では佳曲も多いが、まだまだ試行錯誤といった感が強く、悪く言えば散漫な印象を残すアルバムです。(1976年)


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2007年05月23日

Get Yer Ya Ya's Out/THE ROLLING STONES (ザ・ローリング・ストーンズ)

B00006AW2KGet Yer Ya-Ya's Out!
The Rolling Stones
Universal Brasil 2002-08-27

Get Yer Ya-Ya's Out! (Live) [試聴]iTunes Music Store


 1969年11月27日、28日にニューヨーク、マジソン・スクウェア・ガーデンで行った公演の模様を収録したTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)のロック史上に残る名作ライブ・アルバム。(1970年発表)
 Keith Richards(G.キース・リチャーズ)のラフでルーズなギター、6弦を外したオープンGチューニングでの奏法も熟練の域に達し、Brian Jones(G.ブライアン・ジョーンズ)の後任として加入したMick Taylor(G.ミック・テイラー)により音楽的な幅も広がりバンドの演奏技術にも更に磨きがかけられたTHE ROLLING STONES。本作『Get Yer Ya-Ya's Out!(ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト)』はKeith RichardsとMick Taylorの対照的なギターが上手く絡み合うギター・バンドとしてのアンサンブルの素晴らしさとともに、本当の意味での"最強のライブ・バンド"だった頃のTHE ROLLING STONESの魅力を余す事無く詰め込んだ傑作です。


1. Jumpin' Jack Flash
2. Carol
3. Stray Cat Blues
4. Love in Vain
5. Midnight Rambler
6. Sympathy for the Devil
7. Live With Me
8. Little Queenie
9. Honky Tonk Women
10. Street Fighting Man

Mick Jagger :Vo (ミック・ジャガー)
Keith Richards :G (キース・リチャーズ)
Mick Taylor :G (ミック・テイラー)
Bill Wyman :B (ビル・ワイマン)
Charlie Watts :Dr (チャーリー・ワッツ)

The Rolling Stones_1969 1967年4月以降ライブ・ツアーを行っていなかったTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)が2年半振りに1969年11月からスタートさせた、アルバム『Let It Bleed(レット・イット・ブリード)』発表(1969年12月5日)に伴うプロモーションとして、またJohn Mayall & The Bluesbreakers(ジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズ)で前任者のEric Clapton(エリック・クラプトン)に(知名度的には劣るものの)一歩もひけを取らない驚異的なギターを聴かせていたMick Taylor(G.ミック・テイラー)参加後のお披露目ツアーという意味合いを持った北米ツアー。1968年の"Jumpin' Jack Flash"のシングルヒット、同年12月には名盤『Beggars Banquet(ベガーズ・バンケット)』を発表していながら、TVプログラム『Rock & Roll Circus(ロックン・ロール・サーカス)』(収録したものの演奏の出来、不満の残る内容等の理由から放映はされなかった)を行ったのみでBrian Jones(G.ブライアン・ジョーンズ)の状態の悪さなどからツアーを行うことが出来なかったTHE ROLLING STONESが名手Mick Taylorを得たことにより、それまでの鬱憤を晴らすが如く、かつて無いほどレベルアップした充実した演奏をTHE ROLLING STONESのライヴを待望していたアメリカのファンの前で披露したツアーです。
 1969年7月にハイドパークで行われたイギリスでのMick Taylorお披露目コンサートとなったフリーコンサート(Brian Jonesのバンド脱退直後の死により追悼コンサートとなった)では、まだ参加直後でバンドに馴染みきらないMick Taylorの手探り状態の演奏と、殆どライブを行っていなかったTHE ROLLING STONESもライブ勘が戻らない状態のまま行われたためか、メリハリの無いレベルの低い演奏になってしまっていますが、その後Mick Taylorがアルバム制作への参加(『Let It Bleed』制作中にバンドに加入)によりバンドに徐々に馴染んでいったことや北米ツアーに向けたリハーサルにより、楽曲のアレンジも煮詰められ、演奏技術、そしてバンドの演奏スタイルの方向性も定まり、まるで同じバンドとは思えないほどスケール・アップした70年代型新生THE ROLLING STONESといえる優れた演奏になっています。
 但し、演奏の出来やKeith RichardsとMick Taylorのコンビネーションなど、この北米ツアーで更に一層練り上げられたことにより、残念ながら海賊盤でしか聴く事が出来ませんが、以降の1970年のEuropean Tour、1971年のUK Tourなどでは本作『Get Yer Ya-Ya's Out!(ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト)』以上に優れた演奏が聴けるものが多くあります。
*ちなみに本作収録の公演から約1週間後、12月6日のAltamont Speedway(オルタモント・スピードウェイ)でのフリー・コンサート中に警備を担当したヘルズ・エンジェルスが黒人青年を刺殺するという、フラワー・ムーブメントの終焉を告げたとも言われる所謂"オルタモントの悲劇"が起こっています。

Keith Richards & Mick Taylor Mick Taylor(G.ミック・テイラー)期のTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)というと、現在では初期リーダーBrian Jones(G.ブライアン・ジョーンズ)、Mick Taylorの後任として参加して現在もメンバーであるRon Wood(G.ロン・ウッド)に較べると、熱心なファンを除いてはMick Taylorについては語られることは少なく、知名度的にもTHE ROLLING STONESに対する貢献度的にも過小評価されていると言わざるを得ません。しかし実際には、もちろんKeith Richards(G.キース・リチャーズ)を始めとするメンバーの創作能力が最も開花した時期と重なったこともありますが、THE ROLLING STONESの名盤といわれるアルバムの多くがMick Taylor在籍時のものであり(『Sticky Fingers/スティッキー・フィンガーズ』、『Exile on Main Street/メインストリートのならず者』他)、その中で数々の名演奏を残すだけでなく、1968年に名盤『Beggars Banquet/ベガーズ・バンケット』を発表していたとは言え、ツアーから遠ざかっていたことにより過去のバンドへと葬りかけられていたTHE ROLLING STONESを再び表舞台に引き戻し、ライヴ・バンドとして高い評価を得ることにも多大な貢献をしています。
 1973年の来日公演がメンバーの逮捕歴の為に入国許可が下りなかったことによって中止にならなければ、日本でもMick Taylorの評価、知名度も全く違ったものとなり、またライブ・バンドとして全盛期のTHE ROLLING STONESの演奏スタイル、パフォーマンスにより日本のロック・ミュージックの熟成も早まっていたのではないかと思われるほど、当時のTHE ROLLING STONESのライブ・パフォーマンスは優れています。

 「世界最高のロックン・ロール・バンド、ザ・ローリング・ストーンズ!」というMCに導かれて貫禄たっぷりに演奏される代表曲"Jumpin' Jack Flash"。Mick Taylor(G.ミック・テイラー)のブルースギターとKeith Richards(G.キース・リチャーズ)のルーズなカッティングが絶妙のコンビネーションを聴かせる"Stray Cat Blues"。Mick Taylorのボトルネックがむせび泣く、スタジオ版の出来を遥かに超えた"Love In Vain"。Mick Jagger(Vo.ミック・ジャガー)のブルースハープとKeith Richardsの格好良すぎるギター・リフ、そして目まぐるしく展開する楽曲構成で当時のライブでのハイライト・ナンバーであった"Midnight Rambler"。Keith Richardsの研ぎ澄まされた切り裂くようなギター・ソロとMick Taylorの流暢なブルーズ・ギターの対照的な二人のギターの絡みが見事にマッチしたスリリングな演奏を聴かせる"Sympathy For The Devil"。当時の最新ヒット・ナンバーであり、その後The Rolling stonesの定番ナンバーとなる"Honky Tonk Women"。Mick Taylor在籍中のコンサートでラスト、もしくはアンコール曲として頻繁に演奏された"Street Fighting Man"他、全10曲の名演奏を収録。


B00005FHHHギミー・シェルター
ザ・ローリング・ストーンズ
ユニバーサルインターナショナル 1998-05-02

 THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)が1969年11月から行った北米ツアーのドキュメンタリー映画。ライブ・バンドとして最も優れていたミック・テイラー在籍時の貴重な映像であると共に、同年8月に行われた愛と平和の『Woodstock Music and Art Festival(ウッドストック・フェスティヴァル)』と明暗を分け、フラワー・ムーブメントの終焉を告げることとなったAltamont Speedway(オルタモント・スピードウェイ)でのフリー・コンサートの模様も収録しています。


B000FNNN3Iハイド・パーク・コンサート リマスター版
ザ・ローリング・ストーンズ
エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ 2006-07-05

B000PDZOCQロックン・ロール・サーカス
ローリング・ストーンズ
ユニバーサルインターナショナル 2007-06-13

 1968年、アルバム『Beggars Banquet(ベガーズ・バンケット)』のプロモーションを兼ねてBBCのクリスマス・スペシャル番組として収録されたが、Mick Jagger(Vo.ミック・ジャガー)反対により放映中止となっていた幻のTVプログラムのDVD化。
 The Who(ザ・フー)、John Lennon(ジョン・レノン)、Jethro Tull(ジェスロ・タル)他が参加。


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2005年06月18日

Let It Bleed/THE ROLLING STONES (ザ・ローリング・ストーンズ)

B00006AW2GLet It Bleed
THE ROLLING STONES

Let It Bleed [試聴]iTunes Music Store


 『Beggars Banquet(ベガーズ・バンケット)』(1968年)以降、名盤を立て続けに発表したTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)。1969年に発表された『Let It Bleed(レット・イット・ブリード)』は前作『Beggars Banquet』でのアメリカ南部の音楽への傾倒を更に昇華させた非常に完成度の高い、60年代のTHE ROLLING STONESを代表する傑作アルバムです。
 Brian Jones(G.ブライアン・ジョーンズ)からMick Taylor(G.ミック・テイラー)への過度期に作られたこのアルバムは、正にKeith Richards(G.キース・リチャーズ)の独壇場。Keith Richardsのアルバムと言っても良いほどです。Nicky Hopkins(ニッキー・ホプキンス)、Al Kooper(アル・クーパー)、Ry Cooder(ライ・クーダー)などのゲスト参加も各曲に多彩な彩り加えています。
 タイトルの『Let It Bleed』はTHE BEATLESザ・ビートルズ)が、1969年初頭にレコーディングを開始したものの、メンバーの不和等の理由により未完成のままになっていたアルバム『Get Back』の収録曲"Let It Be"を意識してつけられたと言われています。(その後、録音された素材はプロデューサーPhillip Spector(フィル・スペクター)に預けられ、実質的な最終作『Abbey Road』(1969年)発表後の1970年にアルバム『Let It Be』として発表されています。)


1.Gimme Shelter
2.Love In Vain
3.Country Honk
4.Live With Me
5.Let It Bleed
6.Midnight Rambler
7.You Got The Silver
8.Monkey Man
9.You Can't Always Get What You Want

Mick Jagger :Vo (ミック・ジャガー)
Keith Richards :G (キース・リチャーズ)
Mick Taylor :G (ミック・テイラー)
Bill Wyman :B (ビル・ワイマン)
Charlie Watts :Dr (チャーリー・ワッツ)

rolling stones_1.jpg 2003年のTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)来日時に9曲の収録曲のうち7曲が演奏された事から分かるように、このアルバムにはTHE ROLLING STONESを代表する曲を数多く収録。アルバム製作当時、ドラッグの影響からBrian Jones(ブライアン・ジョーンズ)は殆ど楽器が演奏できない状態になっていたため("Midnight Rambler"でパーカッションを演奏)、Keith Richards(キース・リチャーズ)のギターが全面的にフューチャーされています。(ここでのKeith Richardsのギター・スタイルは、レコーディングに参加したRy Cooder/ライ・クーダーの影響が大きい、とも言われます。)
 また、アルバム製作中の1969年7月、Brian JonesのTHE ROLLING STONES脱退直後の死(アルバム発表前に自宅プールで水死体で発見され、未だに"謎の死"と言われています)。1969年の北米ツアーの最後を飾ることになるはずだった同年12月6日のオルタモントでのフリー・コンサート中には警備を担当したヘルズ・エンジェルスが黒人青年を刺殺(フラワー・ムーブメントの終焉を告げたとも言われる所謂"オルタモントの悲劇")、そうした状況下の中で発表されたアルバムでもあります。(アルバム『Let It Bleed』は1969年12月5日発売。)

rolling stones_2.jpg THE ROLLING STONESのアメリカ公演(上記したオルタモント公演を含む)を収録した映画のタイトルにもなった"Gimme Shelter"は、不穏なこの世の中から逃げ込むシェルターが欲しい、というヘヴィーな歌詞をMick Jagger(ミック・ジャガー)がソウルフルに歌い上げます。後半に聴かれるMerry Clayton(メリー・クレイトン)のヴォーカル・ソロも特筆もの。演奏全体を引っ張るKeith Richardsの格好良過ぎるギター・リフにMick Jaggerのヴォーカルとハーブが絡む、真夜中に彷徨う反抗者を歌うライブでのハイライトナンバー"Midnight Rambler"。Robert Johnson(ロバート・ジョンソン)の名曲をTHE ROLLING STONES風に消化し、Mick Jaggerの哀しくも切ない素晴らしい名唱が聴ける"Love In Vain"。Keith Richardsがヴォーカルを担当したカントリー風味のバラード"You Got The Silver"。アルバムの最後を締めくくる後半の盛り上がりが素晴らしい名曲"You Can't Always Get What You Want"。(Al Kooper/アル・クーパーがキーボードで参加。)

rolling stones_3.jpg THE BEATLES 当時発表予定だった(ザ・ビートルズ)の『Let It Be』(1970年)に対抗?してつけられたアルバム・タイトルを始め、THE ROLLING STONES風カントリーの解釈"Country Honk"、セクシーな歌詞を持ちKeith RichardsのスライドとNicky Hopkins(ニッキー・ホプキンス)のローリング・ピアノが聴きものの"Let It Bleed"、スラングでホモの意である"Monkey Man"、ジャケット写真のメンバーのミニチュア人形が乗ったケーキと裏ジャケットの食い散らかされたケーキ、などTHE ROLLING STONESの遊び心も更に磨きがかかっています。
*後に正式加入することになる元John Mayall & The Bluesbreakers(ジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズ)のMick Taylor(G.ミック・テイラー)は"Country Honk"、"Live With Me"の2曲に参加。


Beggars Banquet(1968)

B00006AW2JBeggars Banquet
THE ROLLING STONES
2002-08-27

Beggars Banquet [試聴]iTunes Music Store


 Brian Jones(ブライアン・ジョーンズ)が参加した事実上最後のTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)のアルバム。代表曲"Sympathy For The Devil"、"Street Fighting Man"他収録。


Sticky Fingers (1971)

B000000W5NSticky Fingers
The Rolling Stones
Emd/Virgin 1994-07-26

Sticky Fingers [試聴]iTunes Music Store


 Mick Taylor(G)加入後初のスタジオ録音盤。Keith Richards(キース・リチャーズ)のルーズなギターとMick Taylor(ミック・テイラー)の流暢なギターの絡みが素晴らしい。Keith RichardsのオープンGチューニング・ギターのカッティングが光る"Brown Sugar"。Mick Taylorの素晴らしいソロが聴ける"Sway"、"Can't You Hear Me Knocking"。ロックンロール・ナンバー"Bitch"他収録。(スティッキー・フィンガーズ)


Exile on Main Street (1972)

B000000W5LExile on Main Street
THE ROLLING STONES
Emd/Virgin 1994-07-26

Exile On Main St. [試聴]iTunes Music Store


 アメリカ音楽のルーツへのTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)風アプローチ。ルーズでテンションの高いブルーズ・ロックが繰り広げられる2枚組(CDでは1枚)の傑作アルバム。"Tumbling Dice"、Keith Richards(キース・リチャーズ)の定番ヴォーカル・ナンバー"Happy"他収録。(メインストリートのならず者)


Goats Head Soup (1973)

B000000W5BGoats Head Soup
The Rolling Stones
Virgin 2002-01-28

The Rolling Stones [試聴]iTunes Music Store - The Rolling Stones


 Mick Taylor(ミック・テイラー)の円熟味を増したギター・プレイが光る『Goats Head Soup(山羊の頭のスープ)』ですが、The Rolling Stones(ザ・ローリング・ストーンズ)にとっては、名盤『Exile on Main St.(メインストリートのならず者)』後のアルバムとしては、全編通して感じさせられる気だるい雰囲気もあり、地味な印象を与えられざるを得ない作品。
 しかし、各楽曲のクオリティは高く、パワフルなロックン・ロール・ナンバー"Doo Doo Doo Doo Doo"、Star Star、名バラード"Angie"等の代表曲も収録されており、一般的な評価は低いのですが決して駄作ではありません。(1973年発表。)


Forty Licks (2003)

B0007LPSAOForty Licks
THE ROLLING STONES



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 レーベルの枠を超えたオール・タイム・ベスト。THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)入門編としてはこれ以上のものはありません。


B000PDZOCQロックン・ロール・サーカス
ザ・ローリング・ストーンズ ジョン・レノン オノ・ヨーコ
ユニバーサル インターナショナル 2007-06-13

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