May 21, 2005
The Dark Side of the Moon/PINK FLOYD (ピンク・フロイド)
![]() | The Dark Side of the Moon Pink Floyd Toshiba EMI 1991-07-20 |
[試聴]iTunes Music Store "Pink Floyd"
驚異的なロング・セールスを誇る、ロック史上最大のベスト・セラー・アルバム『The Dark Side of the Moon』。Roger Waters(ロジャー・ウォータース)のストイックで繊細な感性、緊張感と緻密な楽曲の構成によって作り出されたPINK FLOYD(ピンク・フロイド)の最高傑作。(1973年)
1.Speak To Me/Breathe
2.On The Run
3.Time
4.The Great Gig In The Sky
5.Money
6.Us And Them
7.Any Colour You Like
8.Brain Damage
9.Eclipse
Roger Waters B,Vo (ロジャー・ウォータース)
Richard Wright Kbd (リック・ライト)
Nick Mason Ds (ニック・メイスン)
David Dilmour G,Vo (デビッド・ギルモア)
PINK FLOYD(ピンク・フロイド)は1965年にRichard Wright(Key.リック・ライト)、Roger Waters(B.ロジャー・ウォータース)、Nick Mason(Dr.ニック・メイソン)、Syd Barrett(G.シド・バレット)により結成。ロンドンのサイケデリック・ブームの中、アンダーグラウンド・シーンで人気を得て、1967年に(Syd Barrettの精神世界の具現化ともいわれる)『Piper At The Gates Of Dawn』でデビュー。"I See Emily Play"のシングル・ヒットなどから一躍人気バンドへと成長します。
しかし、主要ソングライターであるSyd Barrettは持病の躁鬱、ドラッグの影響、プレッシャーなどから、ステージでの演奏も困難なほど精神を蝕まれていき、バンドはライブ用のギタリストとしてDavid Dilmour(G.デイブ・ギルモア)を招くも、Syd Barrettは2ndアルバムの製作中にPINK FLOYDを脱退(解雇?)。
その後バンドは徐々にRoger Waters(ロジャー・ウォータース)主導に移行し、インストゥルメンタルを中心とした大作志向のアルバム作りへと変化していきます。PINK FLOYD(ピンク・フロイド)の特徴ともなったRoger Watersのストイックで繊細な感性、緊張感と緻密な楽曲の構成によって作り出されたPINK FLOYD独特の音世界は『Atom Heart Mother』『Meddle』などの名作アルバムを生み出し、遂には最高傑作と呼ばれるロック史上最大のベスト・セラー『Dark Side Of The Moon』(1973)(全米チャートに570週連続ランクイン)で実を結ぶことになります。
その後も『Wish You Were Here』(Syd Barrettに捧げられたアルバム)、『Animals』『The Wall』と順調に傑作アルバムを発表しますが、(これまでのPINK FLOYDのアルバムの質に比べると)ちょっと疑問符の残る『The Final Cut』発表後、Roger Watersがメンバー間の確執などから脱退してしまいます。
Nick Mason(D)、David Gilmour(G.デイブ・ギルモア)、Richard Wright(Key.リック・ライト)はRoger Waters(ロジャー・ウォータース)抜きでPINK FLOYD(ピンク・フロイド)を存続させますが、これまでの様な特筆すべきアルバムを残すことなく、派手な演出によるライブ・パフォーマンスのみ話題になるバンドになっていきました。(とはいえ、ライブ映像などを見るとそのライブはやはり素晴らしく、そのパフォーマンスはロック・ショーとしては当時のロック・シーンにおいて最高峰ではなかったかと思います。個人的にはDavid Gilmourのギター・トーン!相変わらず良い音してました。)
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*Roger Waters(ロジャー・ウォータース)脱退時の経緯についてはRoger WatersサイドとDavid Gilmour(デイヴィッド・ギルモア)&Nick Mason(ニック・メイスン)サイドでの立場により色々な話があり、正確なことは分かりません。確か要約すると「これまでの作品のコンセプトを打ち出し、多くのソングライティングを務めてきた主要メンバーのRoger WatersがいないPINK FLOYDはPINK FLOYDではない。PINK FLOYDは解散した。」「Roger WatersはPINK FLOYDを脱退した。PINK FLOYD(ピンク・フロイド)のバンド名の使用権はDavid Gilmour&Nick Masonサイドにある。」といったような話だったと思います。
■Atom Heart Mother
| Atom Heart Mother PINK FLOYD |
■Meddle
| Meddle PINK FLOYD |
■Wish You Were Here
| Wish You Were Here (Rmst) Pink Floyd |
■Animals
| Animals (Rmst) Pink Floyd |
■The Wall
| The Wall Pink Floyd |
[PINK FLOYD DISCOGRAPHY]
The Piper at the Gates of Dawn 1967
A Saucerful of Secrets 1968
Soundtrack from the Film "More" 1969
Ummagumma 1969
Atom Heart Mother 1970
Meddle 1971
Obuscured by Clouds 1972
The Dark Side of the Moon 1973
Wish You Were Here 1975
Animals 1977
The Wall 1979
A Collection of Great Dance Songs 1981
The Final Cut 1983
A Momentary Lapse of Reason 1987
Delicate Sound of Thunder 1988
The Division Bell 1994
Pulse 1995
Is There Anybody Out There
The Wall Live Pink Floyd 1980 - 81 2000
*ベスト盤除く
- by axis_009
- at 19:40
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comments
ロジャーのソロの記事をTBさせて頂きました。
このSACDハイブリット盤の5.1マルチを聴いた時は仰天モノでした。
この調子で他の作品も出されたら・・・、と思いつつも出たら買っちゃうんだろうなぁ〜。
>SACDハイブリット盤の5.1マルチ
私はSACDで聴ける環境が無いんですが、なかなか良さそうですね。以前、私がお邪魔させていただいている「THE SACD REVIEW」さんでもこのアルバムのSACD盤のことを伺ったんですが、なんとも羨ましい限りです。(SACD盤専門のブログをやられてる方です。私のブログのトップページのリンクにありますので、もし良かったら行って見てください。)
>この調子で他の作品も出されたら
最近は「紙ジャケ」なんてものもありますしね。買い始めるとキリが無いので、私は全てスルー状態です。(でも、ボーナス・トラックが付いてると、迷っちゃうんですけどね。)
このアルバム、10数年前に当時のボーイフレンドから借りたまま、まだ返してないんです(笑)
どうしましょ・・・
本当に、驚異的なロングセラーアルバムですね。誰もが聞いてるんじゃないかと思っちゃいます。SACDの音って聴いたこと無いので聴いてみたいですね。でも、値段高そう・・・(汗)
axis_009さん、おはようございます。
「狂気」は初めて買った(もらった)CDなんです。CDプレイヤーを買った時に好きなのを1枚選ばせてくれました。1時期「タイム」をめざましに使っていた時もあります(笑)最近はまっている「スクール・オブ・ロック」の中で、女生徒にこのCDを渡しながら女性スキャットを勉強するように言う場面があります。今聴いても飽きない新鮮な音ですよね(^.^)b
このアルバムはかなり前ですが聴いたことがあります。ご紹介のSACDはジャケットが少し青いんですね?元の盤はたしかバックは真っ黒ではなかったかと記憶しています。
フロイドは他のプログレに比べて(わずかですが)聴いているので、今度は「おせっかい」「Wish You Were Here」に挑戦しようかと考えています。
>akkoさん
1.まぁ、いいか。と忘れる。
2.もう時効だ、と一人で居直る
3.意味深な手紙を添えて、そっとポストへ
>エディさん
ヘッドフォンで聴いてみるのも良いかも。当時、ピンク・フロイドはヘッドフォンで聴く事も想定して音作り(音の定位など)とかをしている、というような話も聞いた事がありますよ。(ちょっとうろ覚えですが)
>イマさん
スクール・オブ・ロック、私も見ました。何度も繰り返して見るような映画でもなかったんですが、ついつい勢いでDVDまで買ってしまいました。スクール・オブ・ロックの演奏する主題曲も結構良かったですよね。
>SYUNJIさん
>今度は「おせっかい」「Wish You Were Here」に挑戦しようかと
是非、お願いします。TB、お待ちしています。(^^♪
SYUNJIさんのブログは「聴いてない」と言いながら、結構面白い事を書かれてるのでいつも楽しませてもらってます。また、寄って見てください。
TBありがとうございました。
この間「鬱」を買いましてロジャー抜きのアルバムもありなんだなと思ったりしました。
ギルモアのギターっていいですよね!
>シナモンさん
>ロジャー抜きのアルバムもありなんだなと
その通りなんですよ。先入観無しで聴くと良いアルバムだと思います。
でも、ピンク・フロイドの名前だとついついロジャー・ウォータース時代と比べてしまって.....。(^^;
>ギルモアのギターっていいですよね
ギルモアのギターは私も大好きです。(^^♪
axis_009さん、こんにちは
ピンクフロイドといえばすぐにヒプノシスを連想してしまいます。検索してみるとDef Leppard の High'n'Dryなどもそうみたいですね。もちろんZeppelinも有名ですね。YESのロジャー・ディーン同様アーティストと一緒にビッグネームになっていった感じですね。The Final Cutのようにセールス的にいまいちだったものはジャケットも記憶に残りにくいような(いや、残ってるか(^_^;)。作品的には私もThe Dark Side of the Moonが最高傑作だと思いますが、ジャケットはやっぱりAtom Heart Motherが印象的ではないですか?(^o^)関係ない話ですみません。
>kawamukaiさん
確かにピンク・フロイドのジャケットって印象的な物が多いですよね。そういえば、どこかで読んだんですが、The Dark Side of the Moonのジャケット・デザイン、何案かのデザインの中からメンバーが3分ぐらいであっさりと決めちゃったらしいです。メンバー自身もこのアルバムがこんなに有名なアルバムになるとは思ってなかったんでしょうね。
はじめまして、TBありがとうございました、こちらからもTBさせてもらいました。
この作品、もちろんフロイドの代表作でもあるんですが、この時期のロックを代表する作品と言ってもおかしくないですよね。
この写真はSACD版ですね、私も買ったのですが個人的にはジャケは変えない方がよかったと思うんですけどね。
フロイドはブートレッグで聴く事も多く、この作品の発売前、プロトタイプの狂気をメインにした72年頃の演奏は、発売後の演奏と違い、デイブのギターの自由度もより強く、アクティブで面白く気に入ってます。
ではまた!
>TKさん、こんばんは。
>ジャケは変えない方がよかったと思うんですけどね
確かにちょっと違和感がありますよね。でも、この決定には誰かメンバーが絡んでいるんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょう?メンバー自身、あんまり気にしてなくて、メーカー側で勝手に決めたのかなぁ?
(この記事でこのジャケットを選んでいるのは、Amazonで試聴できるページがSACDだけだったからなんですよ。)
>デイブのギターの自由度もより強く、アクティブで
レコーディングの際にロジャー・ウォータースから、メンバーに対してかなり細かい指示が出たのかもしれませんね。私はピンク・フロイドに関してはブートはほとんど聴いていないんですけど、これは一度聴いてみたいなぁ。
ピンク・フロイド音楽性もそうですがジャケットが印象的なモノが多いですよね。THE WALLでフロイドワールドに足を踏み入れて以来、聴いてますが気楽に聴けない奥深さがありますよね。ロジャー脱退以降のギルモア主導のフロイドも好きだったりします。
>Big Voiceさん
>気楽に聴けない奥深さがありますよね
さらっとBGM代わりに流していても、いつの間にか手を止めて聴き込んでいるようなことが多いですね。
>ギルモア主導のフロイドも好きだったりします
私もギルモアのギターは好きなので、発売当初は良く聴いてたんですよ。でも、いつの間にか聴くのはウォータース時代のものばかりになっちゃいました。でも、決して嫌いなアルバムではないですよ。(^^♪
どうも「狂気」といっちゃったほうがしっくりくる世代なんですがw
フロイドは最初に聞いたのが「原子心母」だったんですよ。
プログレってけっこう好きでアコースティック持つと「And you and I」
とか「Wish You Were Here」とか・・・その時々に流行った代表曲は
手が覚えてて出てきますね(^^)
(サスガにスタジオでやると皆に嫌がられますんでw)
ギルモアも好きですがバレットのイカレた感も好きです♪
あ、すいません、けっこう覗いてたんで・・・
初めましてだったかもしれませんね(^^)
以前にトラバしてもらったことはあったんですがw
そのときコメントしたかどうか記憶が曖昧で・・・
>奈良の鹿さん
>遅コメントすいませんm(_ _)m
確か10日ぐらい前に、奈良の鹿さんがお持ちのギター(59年のレスポールとか)を紹介した記事に私がコメントを書いて、その時既に奈良の鹿さんから私のコメントへのお返事と私のブログへコメントを頂いてますよ。ご心配なく。(^^♪
Meddleの写真は何の写真なんですか?なんか変な写真ですねー。
読んでもらって判ると思いますが、いわゆる「つまみぐいリスナー」なのでこのブログは結構頻繁に見ています。そうすると、音楽を聞いていた頃の思い出が蘇りますね。
私のブログはリンクを貼るほどの内容とは、、ちょっと今は自信がありませんが、どうか今後ともよろしくお願いします。
ちなみに、私は未だに実家にLDプレーヤーが、、。DVDも次世代の話が出ているとなると、、、。全くのユーザー無視という感じですね。私は、どうせ買うなら次世代と割り切ってます。(笑)
>kikiさん
人間の耳のクローズアップと波紋を合わせたものらしいです。
このアルバムの1曲目「吹けよ風,呼べよ嵐」はブッチャーの入場曲としても有名ですよ。(^^♪
>だいまつ さん
私は音楽系のブログを見て廻るのが好きなんですが、ブログに書かれてる内容は人それぞれで、書かれた人の視点・解釈、思い出・思い入れなど、重たい内容のものから軽い内容のものまで、色々な話が読めて楽しいんですよ。
また、ちょくちょくお邪魔しますので、よろしくお願いします。(^^♪
>DVDも次世代の話が出ているとなると
そうですよね。世代交代してもソフト再生の互換性があれば良いんですが....。
はじめまして。
「音楽酒場」というブログをダラダラとやっているカナというものです。
感心しながら記事拝見させていただきました。
わたしの方はくだらない内容ですが、共通して取り上げてるアーティストの記事にいろいろ勝手にTBさせていただきました。
またお邪魔させていただくと思いますので、よろしくお願いします。
>カナ さん
TBありがとうございます。扱ってるアーティスト、確かに共通する部分が多いですね。(^^♪早速TBも返させていただきますね。
>またお邪魔させていただくと思いますので
こちらこそよろしくお願いします。私も音楽ブログ巡回ルートが増えるのは楽しいんですよ。(^^♪
プログレバンドにいろいろあれど、やはりフロイドの存在感は頭ひとつ抜け出ていますね。
特に「原始新母」や「吹けよ風、呼べよ嵐」などの長尺の曲はとてもドラマティックで、何度聴いても新しい発見があります。
これからもずっと聴き続けていくと思います。
また拝見させていただきます。どうぞ、よろしくお願いします。
>velvet さん
ピンク・フロイドってプログレ系では聴きやすいほうだと思うし、その割には深いし、飽きが来難いんですよね。
いやー、各ブログがフロイドのロジャー再加入の話題で盛り上がってますね。
これは私もきちんと聴かなくては(笑)。私も驚く物凄いニュース。期待してしまいますね。
> だいまつ さん
>フロイドのロジャー再加入の話題で盛り上がってますね
そうみたいですね〜。私もいくつかのブログやサイトで記事を見ました。ライブ・エイドの時は日本でも中継したけど今回のライブ8はどうなるんですかね?中継あるのかなぁ
ライブ・エイドの時は演奏の良いところで、アナウンサーに画面が移ってコメントが入ったり、CMが入ったりとか、色々ありましたね。
ロジャー再加入には、驚きました。
そういえば、去年だったかモントルーのフェスティバルに、ロジャーが出演していた時の映像をNHK-BSで放送していました。“Money”をやっていたと思います。
今度は、ピンク・フロイドとして演奏する“Money”が聴けるわけですね。
>いい音さん
心配なのは、ああいうイベントですからピンク・フロイド本来のステージングが再現できるのかどうかですね。
でも、なんだかんだ言っても楽しみです。
こんにちは。
ピンク・フロイド、良いですよね。でも、僕はやっぱりロジャー・ウォータースあってのピンク・フロイドだと思っているので、ロジャー・ウォータースが抜けてからのピンク・フロイドのアルバムはちょっと受け付けなかったです。気持ちの問題が大きいかな。
しかし記事にも書かれている事にも同感で、ロジャー・ウォーターズ脱退後の一大スペクタクル、みたいなピンク・フロイドのステージも、あれはあれでよかったとは思います。ロジャー時代から一転して何も考えずに見て、聴いて楽しめるステージだったと思います。
自体敵な背景を理解すると彼らの活動にも意味があったのかと・・
再結成で話題ですが、70年代とはべつの意味で社会に影響を与える作品を願います。