2005年09月08日
Stormbringer/DEEP PURPLE (ディープ・パープル)
![]() | Stormbringer Deep Purple |
【日本盤】 嵐の使者 ディープ・パープル
1974年に発表された第3期DEEP PURPLE(ディープ・パープル)2枚目のアルバム。前作では自分たちのスタイルをDEEP PURPLEをいう枠の中で表現しようと務めていたDavid Coverdale(Vo.デイヴィッド・カヴァーデイル)、Glenn Hughes(B,Vo.グレン・ヒューズ)が、今作では参加2作目ということもあって自らの個性を強くアピールし、バンドのサウンドもファンキーな路線を強め、ヴォーカルのアンサンブルと主とするサウンドに変化。そのためRitchie Blackmore(G.リッチー・ブラックモア)のギターも抑え気味となり、バンド内での確執、ファンからの不評、そしてセールスの不振という結果を招いたアルバムです。
1.Stormbringer
2.Love Don't Mean A Thing
3.Holy Man
4.Hold On
5.Lady Double Dealer
6.You Can't Do It Right
7.High Ball Shooter
8.The Gypsy
9.Soldier Of Fortune
Ritchie Blackmore :G (リッチー・ブラックモア)
David Coverdale :Vo (デイヴィッド・カヴァーデイル)
Glenn Hughes :B,Vo (グレン・ヒューズ)
Jon Lord :Key (ジョン・ロード)
Ian Paice :Dr (イアン・ペイス)
前作『Burn』(紫の炎、1974年)に比べると今作『Stormbringer』(嵐の使者)はDavid Coverdale(Vo.デイヴィッド・カヴァーデイル)、Glenn Hughes(B,Vo.グレン・ヒューズ)の志向とRitchie Blackmore(G.リッチー・ブラックモア)の志向がぶつかり合った為か、詰めが甘く思える曲などもあり、全体的に散漫な印象を与える内容になっています。またDavid Coverdale、Glenn Hughes対Ritchie Blackmoreという構図だけでなく、David Coverdale対Glenn Hughesのヴォーカリストの座を巡る争い、メンバー間の不和など、バンド内での感情的な問題が噴出した時期でもあり、これまでのようなバンド一丸となったパワフルな推進力は聴く事は出来ません。
しかし、発売当時のようなDEEP PURPLE(ディープ・パープル)への思い入れを捨てて一つ一つの曲を聴くと、それまでのDEEP PURPLEの路線上にある"Stormbringer"、David Coverdale(Vo.デイヴィッド・カヴァーデイル)がソリッドな演奏に乗ってワイルドに歌う"Lady Double Dealer"、第3期DEEP PURPLEのファンキーな路線を推進した"You Can't Do It Right"、David Coverdale、Glenn Hughes(B,Vo.グレン・ヒューズ)のツイン・ヴォーカルの絡みが見事に嵌った"High Ball Shooter"、そしてDavid Coverdaleが歌う名バラード"Soldier Of Fortune"など、名曲、佳曲も意外と多く収録されたアルバムではあります。
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- by axis_009
- at 19:39
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comments
ディープ・パープルの記事が続きますね(^^)
実はこのアルバムは聴いた事が無いんです。と、いってもベスト盤と「マシン・ヘッド」「ライヴ・イン・ジャパン」しか持ってないんですけどね。(笑)
こうやって順番にアルバム紹介の記事を読ませていただくと全部聴いてみたくなります。axis_009さんのブログは試聴サンプルへのリンクが貼ってあって、その点便利でいつも重宝させて貰ってます。(^^)
そろそろディープ・パープルも終わりが近づいていると思いますが、次の記事も楽しみにしてます。よろしくお願いします。(再結成後も続けるのかな?)
「Soldier Of Fortune」は名曲ですね。カヴァーディルも確かホワイトスネイク時代にライヴで演奏してたはずです。思い入れがあるんだろうなぁ。
第4期ディープ・パープルのアルバムを聞くと、このアルバムではまだまだグレン・ヒューズにしてもデビッド・カヴァーディルにしても、リッチー・ブラックモアへの遠慮が感じられます。リッチーも「思う通りにいかない」というジレンマがあって、その辺がこのアルバムを中途半端なものにしているのかもしれませんね。