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2005年07月02日

Robert Plant solo works 1980-1984 (ロバート・プラント)

Pictures at Eleven (1982)

B000002I7RPictures at Eleven
Robert Plant


 LED ZEPPELINレッド・ツェッペリン)解散後のRobert Plant(ロバート・プラント)の初ソロ・アルバムは、Jimmy Page(G.ジミー・ペイジ/ ex.LED ZEPPELIN)の初ソロ作『Death Wish II』の発表から4ヵ月後に発売されました。参加メンバーは当時Robert Plantが親しくしていたセッション・ミュージシャンを中心にCozy Powell(Dr.コージー・パウエル)、後の1985年のライブ・エイドでのLED ZEPPELIN再結成ステージにも参加したPhil Collins(Dr.フィル・コリンズ)がゲスト参加しています。

 アルバムの内容は基本的にRobert Plant(ロバート・プラント)の好みのタイプの楽曲が多かったと思われるLED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)の実質上のラスト・アルバム『In Through The Out Door』(1979)の路線からの延長線上にあるものですが、Jimmy Page(G.ジミー・ペイジ/ex.LED ZEPPELIN)独特のギター・サウンドやフレーズ、John Bonham(Dr.ジョン・ボーナム/LED ZEPPELIN)の重たいながらも跳ねるドラム、John Paul Jones(B,Key.ジョン・ポール・ジョーンズ/LED ZEPPELIN)のベース、ストリングス・アレンジ等が無いとこれだけ印象が違ってくるものか、と改めてLED ZEPPELINのサウンドにおける各メンバー間のバランスの良さを認識できるアルバムでした。
 しかし、上記はRobert Plantのアルバムに「LED ZEPPELIN」を求める眼で見た場合で、単に一人のヴォーカリストのアルバムとして聴いた場合、Robert Plantの趣味が良く反映されていて、収録曲も歴史に残る名曲とまではいかないものの、佳作が多くトータル的に見てかなり良質のアルバムに仕上がっています。ゲスト参加のCozy Powell(Dr.コージー・パウエル)、Phil Collins(Dr.フィル・コリンズ)もなかなか良いドラムを叩いており、アルバムの出来に貢献しています。
 セールスも好調で全米5位、全英2位を記録。シングル・カットされた"Burning Down"、"Pledge Pin"他収録。(ドラマティックな"Slow Dancer"は名曲です。)

The Principle Of Moments (1983)

B000002JK4The Principle of Moments
Robert Plant


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 1stアルバムに参加したミュージシャンがそのままRobert Plant(ロバート・プラント)のバック・バンドとなり、2ndアルバムの制作にも引き続き参加。ドラムにはPhil Collins(フィル・コリンズ)、元JETHRO TULL(ジェスロ・タル)のBarriemore Barlow(バリーモア・バーロウ)。前作も同様ですが、ギタリストのRobbie Blunt(ロビー・ブラント)はヴォーカルを引き立てるバックに徹しており、Jimmy Page(ジミー・ペイジ)とは正反対ともいえるぐらい地味で渋いギターを弾いているため、Robert Plantのヴォーカルがより前面に出ています。また、曲作りの面でもLED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)後のRobert Plantのパートナーとして多大な貢献をしています。
 LED ZEPPELIN解散から時を経て、ファンからは一生"元LED ZEPPELIN"の肩書きは外してもらえないものの、Robert Plant自身は既に肩書きを下ろし、自分の好きな音楽をリラックスして作ったアルバムではないかと思います。アルバムも前作以上のセールスを記録、翌年の1984年には来日公演を行っています。
 シングルヒットした"In The Mood"、プログレッシブな"Big Log"他収録。

■The Honeydrippers "Volume One" (1984)

B000002JKNThe Honeydrippers, Vol. 1
The Honeydrippers


 LED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)解散後、Robert Plant(ロバート・プラント)自身が影響を受けた音楽を自ら再現して演奏すべく、ライブ・ハウス等で幾度か演奏を行ったRobert Plantの趣味性の強いバンド"The Honeydrippers"(ハニードリッパーズ)。このアルバムは1984年になって企画物のミニ・アルバムとして製作されました。参加メンバーはJimmy Page(G.ジミー・ペイジ)、Jeff Beck(G.ジェフ・ベック)、Nile Rodgers(ナイル・ロジャース)他。
 Robert Plantのヴォーカルの色艶、セクシーさはこれまでのLED ZEPPELIN、ソロのアルバムの中でも比類すべき物が無いほどです。古きよき時代のR&B、バラードをRobert Plantの名唱で堪能できます。惜しむらくはミニ・アルバムのため5曲のみの収録であることと、やはり"Volume Two"が製作されなかったことでしょう。
 シングル・ヒットした"Sea Of Love"、"Rockin' At Midnight"他収録。

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comments

本人は後悔していたようですが


こんにちは。
ZEPのイメージを払拭したかった本人にとっては、ハニードリッパーズは失敗だったとの記事を読んだ覚えがあります。
「俺は懐メロ歌手じゃないんだ!
過去の遺産で食ってるんじゃないんだ!」
と言うプライドがあったようですが。
あと私の耳には"Sea Of Love"のギターはペイジで、"Rockin' At Midnight"のギターがベックだと思うんですが・・・。
どうなんでしょう?
バラード=ベックと言う論調が多かったのですが、"Sea Of Love"には(バラードとはいえ)"Steel"と言われたベックらしさが無いような気がするんですが、実際はどうなんでしょうか。
私の勘違いですか?

結構好きなアルバムです


こんばんは
PageとBeckの名前に惹かれて買ってしまったHoneydrippersのアルバムですが、結構楽しめました。個人的に5曲という内容は腹八分目的な多すぎず少なすぎずだったのでそれでよかったかなと思っています。
そうえいえばPlant御大は最近ソロを出しましたね。
ところで連絡が遅くなりましたが、勝手ながらblogにリンクを貼らせてもらっています。

  • e5150
  • 2005年07月02日 19:25


こんにちは。
ロバート・プラントのソロアルバム"Pictures at Eleven" "The Principle Of Moments "共に好きなアルバムです。
axis_009さんのおっしゃるように「スロー・ダンサー」「ビッグ・ログ」等は名曲ですね。

こんな歳の取り方は素敵


個人的にJ・ペイジより信頼しています(笑)
こちらで紹介されているアルバムはすべて好きですが、ZEPファンには
見切りを付けられたと当時叩かれた
Manic Nirvanaは意欲作。大好きです!ジャケ買いしても不思議ではないほどのカッコ良さ!
すみません、興奮して!が多くなってしまいました。

  • bakune
  • 2005年07月04日 03:15

Pictures at Eleven

好きでしたよ〜、当時私はZEPPをよく知らないまま聞いていたのですが格好いいおっちゃん(^_^;だなーって聞いていました。
1990年作Now & Zenも良かったですけどね(^o^)

 正直にいうとプラントの1st、2ndあたりは私自身もツェッペリンの音を求めていて、「元ツェッペリンの」ではなく、ロバート・プラントのアルバムとしに聴ける様になったのは発売から数年後でした。(^^;
 でも、Honeydrippersは最初から結構好きなアルバムでしたね。そういえばこのアルバム、確か発売前はペイジとかベックの参加を隠していたような記憶があるんですけど、参加曲については分かりやすい曲もあれば、???という曲もあり、きっと参加したミュージシャンたちも楽曲に合わせて、楽しみながら当時のミュージシャンになりきって演奏してたのかもしれませんね。



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