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2006年09月11日

Physical Graffiti/LED ZEPPELIN (レッド・ツェッペリン)

B000002JSNPhysical Graffiti
Led Zeppelin
WEA International 1994-08-16

Led Zeppelin[試聴]iTunes Music Store "Led Zeppelin"


 Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)が設立したSwan Song Records(スワン・ソング・レコード)から1975年に発表された2枚組アルバム『Physical Graffiti(フィジカル・グラフィティ)』。新録音8曲に『Led Zeppelin III』から『Houses Of The Holy(聖なる館)』の間に録音された未発表曲7曲で構成。様々なジャンルの音楽を吸収し、ツェッペリン・スタイルにアレンジした多彩な楽曲が収録されています。また、全体的にシンプルに作られているのも特徴で、そのためブルース、ハード・ロックに回帰したかのようなサウンドに仕上がっており、『Led Zeppelin IV』と並んでLed Zeppelinの最高傑作に挙げる人も多いアルバムです。


Disc 1
(Side A)
1.Custard Pie
2.The Rover (Album『Houses Of The Holy』未収録曲)
3.In My Time Of Dying
(Side B)
4.Houses Of The Holy (Album『Houses Of The Holy』未収録曲)
5.Trampled Under Foot
6.Kashmir

Disc 2
(Side C)
1.In The Light
2.Bron-Yr-Aur (Album『Led Zeppelin III』未収録曲)
3.Down By The Seaside (Album『Led Zeppelin IV』未収録曲)
4.Ten Years Gone
(Side D)
5.Night Flight (Album『Led Zeppelin IV』未収録曲)
6.The Wanton Song
7.Boogie With Stu (Album『Led Zeppelin IV』未収録曲)
8.Black Country Woman (Album『Houses Of The Holy』未収録曲)
9.Sick Again

Jimmy Page.....g.ジミー・ペイジ
Robert Plant.....vo.ロバート・プラント
John Paul Jones.....b,key.ジョン・ポール・ジョーンズ
John 'Bonzo' Bonham.....ds.ジョン・ボーナム

 デビュー以来、長らく多くの音楽評論家から酷評をされ続けてきたLed Zeppelin(レッド・ツェッペリン)ですが、このアルバムの収録曲の音楽性の多彩さとアルバム全体の完成度の高さからその評価が一転。「ロックそのものがここにある」(メロディー・メイカー)と言われるまでになり、以降発表済みのアルバムへの再評価も含め、正当な評価を得られるようになりました。
 最初に聴いた時には、あまりにも音楽的な幅が広すぎるため散漫な印象も受けかねない所もありますが、聴けば聴くほど染み渡るようにアルバムの良さが聴く側に伝わり、当初は気にも留めなかった楽曲の良さが分かってきたり、Led Zeppelinの音楽的な深さに気付かせられたりと聴くたびに新たな発見がある、正にLed Zeppelinの創作活動でのピークに制作されたアルバムであり、ロック、及びハード・ロックという音楽がひとつの大きな到達点に達成したアルバムではないかと思います。

 シンプルなリフの繰り返しながらドラマティック、且つ壮大な様相を見せる代表曲"Kashmir"。楽曲の出来も良く、アルバム・タイトル・ナンバーであったのにも拘らず何故前作に収録されなかったのかが不思議な"Houses Of The Holy"。ハード・ロック・ナンバー"Custard Pie"、"The Rover"、"The Wanton Song"。ヘヴィなブルーズ大作"In My Time Of Dying"。Jimmy Page(ジミー・ペイジ)のギター、John Paul Jones(ジョン・ポール・ジョーンズ)のキーボード、John Bonham(ジョン・ボーナム)のドラムが見事に絡み合い、ファンキーなグルーブを聴かせる"Trampled Under Foot"。製作途中ではツェッペリンの新レーベル名と同じ"Swan Song"という仮タイトルが付けられていた幻想的なバラード"Ten Years Gone"。インド風の幻想的なイントロで始まりルーズなヴォーカルとヘヴィ・リフへ繋げるなどドラマティックな構成で聴かせる"In The Light"他収録。

*現在はCD2枚組で聴くのが一般的ではないかと思いますが、(Led Zeppelinの全アルバムに対して言えることですが)楽曲の収録順にも気を配っていたLed Zeppelin(レッド・ツェッペリン)の意図を正しく読み取るには、レコードでのA面、B面といった間を考えて聴くほうがアルバムをより楽しめるのではないかと思われます。CDで聴く際にも面ごとの間隔を感覚的に意識して聴いてみられてはいかがでしょうか。

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comments

zepの最高傑作!!
 間違いなくツェッペリンの最高傑作だと思います。(曲も沢山入ってるし)
と、言い切ってはみたものの、人それぞれに違った一番があるのがツェッペリンの凄いところなんですよねぇ。

  • kid
  • 2006年09月13日 01:21

バラエティー豊かなアルバムだけど、ジョン・ボーナムが叩くと全てツェッペリン風になってしまうのが凄いところです。ジョン・ポール・ジョーンズのマルチ・プレイヤーぶりも凄いし。アレンジャーとしても最高の仕事をしてるんじゃ無いでしょうか?
「IV」以降のアルバムはジミー・ペイジだけでは造れなかったアルバムではないでしょうか?

  • Lark
  • 2006年09月13日 01:29

このアルバムでのジョン・ボーナムは特に素晴らしいですね。カシミールなんかは、ちょっと未消化っていう感じもしますが。
ジョン・ポール・ジョーンズは『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』の紹介記事でいろいろ書いてみようと思ってるんですが、ツェッペリンを聴き込めば聴き込むほどその凄さが分かる、というミュージシャンだと思います。(解散後のソロ・アルバムもかなり良いです。)
この4人の才能が揃ってこそツェッペリンだ、というのが良く分かるアルバムです。ビートルズの4人のメンバー同様、メンバー一人一人の誰が欠けてもこの音が出てこなかったといえる、才能あるミュージシャンが、尚且つ最もベストな組み合わせで奇跡的に揃ったバンドではないでしょうか。

  • axis_009@管理人
  • 2006年09月14日 13:47

ご存知ですか?
↓こんなサイトがあります。
http://www.chrisepting.com/rockRoll.htm
ロック・アルバムが描かれた場所の現在の姿、このアルバムの建物も紹介されています。

このアルバムの発売当時、2枚組を買える余裕がなく、トランプルド・アンダーフットのシングルを買いました。今も持っていますが、それが今となっては手に入らない宝物ですから不思議です。

  • 山品
  • 2006年09月14日 15:41

>山品さん

早速見てみました。殆ど知らないものばかりだったので楽しませてもらいました。ピンク・フロイドのアニマルズって元になった建物があるんですね。あの工場の写真が特に印象的でした。

情報、ありがとうございます。^^♪

  • axis_009@管理人
  • 2006年09月14日 21:49

>山品さん [追伸]

私はこのアルバムは当時テープで持ってました。あの頃はレンタルも無かったし、一人で何枚も購入するのは無理だし、ということで実は友人たち何名かと購入希望アルバムを割り振って買ってたんです。ちなみにその時の私の購入担当アルバムは『Wings at the Speed of Sound』でした。

  • axis_009@管理人
  • 2006年09月14日 21:56

このPhysical Graffiti、
ZEPPのなかでも個人的に最高傑作だと思っています。
特にディランのカバー、
「In My Time Of Dying」がムチャクチャ好きです。
ZEPPの歴史に残る名演だと思います。

  • Bono
  • 2006年10月08日 22:56

>Bonoさん
 バラエティ豊かでいろんなタイプの曲が入っているだけに人によって違った好きな曲がある懐の深いアルバムですね。
 ちなみに私は"Ten Years Gone"が一押しです。でも、明日になったら違ったことを言ってるかもしれません。^^;

  • axis_009@管理人
  • 2006年10月10日 13:19


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