2005年03月13日
Live January 1973/URIAH HEEP (ユーライア・ヒープ)
![]() | Live '73 Uriah Heep Sanctuary 2004-10-18 |
1973年発表のURIAH HEEP(ユーライア・ヒープ)通算6枚目にして初のライヴ・アルバム。収録曲もほぼベストアルバム的な選曲です。
1.Introduction
2.Sunrise
3.Sweet Lorraine
4.Traveller in Time
5.Easy Livin'
6.July Morning
7.Tears in My Eyes
8.Gypsy
9.Circle of Hands
10.Look at Yourself
11.Magician's Birthday
12.Love Machine
13.Rock'n Roll Medley : Roll Over Beethoven-Blue Suede Shoes-Mean Woman Blues-Hound Dog-At The Hop-Whole Lotta Shakin' Goin' On-Blue Suede Shoes
David Byron (lead vocals) - デヴィッド・バイロン
Mick Box (lead guitar & vocals) - ミック・ボックス
Ken Hensley (organ, slide & vocals) - ケン・ヘンズレー
Gary Thain (bass & vocals) - ゲイリー・セイン
Lee Kerslake (drums & vocals) - リー・カースレイク
URIAH HEEP(ユーライア・ヒープ)人気絶頂時のライブのため演奏も絶好調。ただ、緻密なコーラスワークを誇るスタジオ録音のアルバムと比べるとどうしてもあらが目立ちますが、それを差し引いても余りある勢いのあるステージで(かなりダビング等の編集は施されていると思いますが)、スタジオ録音のアルバムとはまた違ったURIAH HEEPの魅力を発見できます。当時はLP2枚組みで発売されていましたが、現在はCD1枚で13.Rock'n Roll Medleyがカットされているものや、1.Introductionのクレジットが入って無いもの、2枚組みの完全版など国内盤、外盤で何種類か出ているようです。
URIAH HEEP(ユーライア・ヒープ)はMick Box(G.ミック・ボックス)とDavid Byron(Vo.デビッド・バイロン)がいたSPICEにKen Hensley(Key.ケン・ヘンズレー)が参加する形で1969年から1970年にかけて結成。代表曲である"Look At Yourself"、"July Morning"を含む3thアルバム『LOOK AT YOURSELF』でその人気を確実なものとします。
URIAH HEEPのバンド・サウンドの特徴は、華麗な旋律と荒れ狂うハモンドオルガンのKen Hensley(ケン・ヘンズレー)、迫力あるハイトーン・ヴォーカルのDavid Byron(デヴィッド・バイロン、個人的にはIan Gillan/イアン・ギラン/DEEP PURPLE/ディープ・パープル)に負けずとも劣らない、否、David Byronのほうが艶といった意味では上か、と思ってるんですが...。)、特徴あるギターサウンド(Michael Schenker/マイケル・シェンカーでおなじみのクライベイビーを使った中音域を強調した独特なサウンド)で印象的なフレーズを弾くMick Box(ミック・ボックス)、そして聴く者をURIAH HEEPの世界にいざなう緻密なコーラス・ワークだと思います。また、この当時在籍したGary Thain(B.ゲイリー・セイン)の歌うようなベースラインも特筆もの。緻密に計算されたサウンドとエキサイティングなサウンド、激しさが同居した、(ギターヒーローのいないバンドなので、日本ではあまり人気の出にくいスタイルなのですが)ブルースの影響下にある他のバンドとは違い、独特なヨーロッパ的なハード・ロックを展開するバンドです。
このアルバムはライブ盤ということもあり、そのURIAH HEEPのハード・ロック・バンドとしてのハードな部分が強調されたアルバムです。
*Mick Box(ミック・ボックス)のギタープレイについては、派手さがなく前述したようにギター・ヒーロー的なイメージも皆無だったので、私も初めてURIAH HEEP(ユーライア・ヒープ)を聴いた時はギタリストとしてのMick Boxという意味ではあまり華も無く興味をもてませんでした。しかし、URIAH HEEPを聴きこんでいくと、これはこれでバンドに合った、楽曲を惹き立てる効果的なギター・フレーズを沢山弾いていて、それまでギタリストというと華麗な早弾き等ばかりに注目していた私に「こういうギターの弾き方もあるんだなぁ」と気付かせてくれたギタリストでもあります。
![]() | Look At Yourself [Deluxe Edition] Uriah Heep |
| ジプシー ライブ・アット・ロンドンズ・カムデン・パレス 1985 ユーライア・ヒープ |
[URIAH HEEP DISCOGRAPHY]
STUDIO:
VERY 'EAVY ... VERY 'UMBLE 1970
SALISBURY 1971
LOOK AT YOURSELF 1971
DEMONS AND WIZARDS 1972
THE MAGICIAN'S BIRTHDAY 1972
SWEET FREEDOM 1973
WONDERWORLD 1974
RETURN TO FANTASY 1975
HIGH AND MIGHTY 1976
FIREFLY 1977
INNOCENT VICTIM 1977
FALLEN ANGEL 1978
CONQUEST 1980
ABOMINOG 1982
HEAD FIRST 1983
EQUATOR 1985
RAGING SILENCE 1989
DIFFERENT WORLD 1991
SEA OF LIGHT 1995
SONIC ORIGAMI 1998
LIVE:
URIAH HEEP LIVE 1973
LIVE ON THE KING BISCUIT FLOWER HOUR 1974
LIVE AT SHEPPERTON '74 1974
LIVE IN EUROPE 1979 1979
LIVE IN MOSCOW 1988
SPELLBINDER LIVE 1996
FUTURE ECHOES OF THE PAST 2000
ACOUSTICALLY DRIVEN 2001
ELECTRICALLY DRIVEN 2001
THE MAGICIAN'S BIRTHDAY PARTY 2002
LIVE IN THE USA 2003
MAGIC NIGHT 2004
- by axis_009
- at 22:55
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comments
こんばんは。
お詳しいですねー。
このライブは知りませんでした。恥ずかしながら...。
早速聴いてみます。
ユーライア・ヒープ、懐かしいですね。私も好きでした。特にデヴィッド・バイロンのヴォーカルは良かったですね。axis_009さんに同感で、イアン・ギランよりデヴィッド・バイロンの方が色気があったと思います。上手いヴォーカリストだったのに消えてしまったのは残念でした。
ユーライア・ヒープってロックしてますねぇ。
ユーライア・ヒープは「7月の朝」「対自核」ぐらいしか聴いた事が無くて、いい曲だけど(特に「7月の朝」)自分の好みではないなぁ、と思っていました。でも、こちらのブログからリンクされているアマゾンの試聴サンプルで「Live January 1973」を聞くとイメージが一転しました。ロックン・ロールしてるバンドなんですね。ちょっとこれは気に入ってしまいました。これまで聴いていなかったのが悔やまれるほどです。