April 3, 2005
Kind of Blue/MILES DAVIS (マイルス・デイヴィス)
![]() | Kind of Blue Miles Davis |
ハード・バップ・スタイルで頂点を極めたMiles Davis(マイルス・デイヴィス)がアドリブの新たな道をモード奏法に求め、遂にはモード・ジャズを完成させた『Kind of Blue(カインド・オブ・ブルー)』(1959年録音)。代名詞である"シーツ・オブ・サウンド"を確立させたJohn Coltrane(ts.ジョン・コルトレーン)、ブルージーなJulian"Cannonball"Adderley(as.キャノンボール・アダレイ)、ハーモニーに斬新な彩を加えるBill Evans(p.ビル・エヴァンス)等の演奏も素晴らしい歴史的名盤です。
1.So What
2.Freddie Freeloader
3.Blue in Green
4.All Blues
5.Flamenco Sketches
Miles Davis :tp (マイルス・デイヴィス)
John Coltrane :ts (ジョン・コルトレーン)
Julian"Cannonball"Adderley :as 1,2,4,5 (キャノンボール・アダレイ)
Bill Evans :p 1,3,4,5 (ビル・エヴァンス)
Wynton Kelly :p 2 (ウイントン・ケリー)
Psul Chambers :b (ポール・チェンバース)
Jimmy Cobb :d (ジミー・コブ)
Miles Davis(マイルス・デイヴィス)のアルバムの中で一番が売れているアルバムです。代表作的な紹介をされることが多いので、Miles Davisを聴いてみようと思った人が先ず購入するアルバムなのだと思います。しかし、このアルバムだけ聴いて「Miles Davisを聴いた」と思われるのも困るなぁ、というアルバムでもあります。せっかく興味を持ってMiles Davisのアルバムを手に取ったのなら、この後も進化を続けていきジャズでもロックでもないMils Davisが創り上げていった独自の音楽、『Kind of Blue』以前のハードバップ時代の名盤の数々など、聴いておきたいアルバムが幾つもあるのです。
■SOMETHIN' ELSE
![]() | サムシン・エルス キャノンボール・アダレイ マイルス・デイヴィス ハンク・ジョーンズ サム・ジョーンズ |
『Kind of Blue(カインド・オブ・ブルー)』と同時期に録音されており、実質上Miles Davis(マイルス・デイヴィス)のアルバムと思われますが、契約上の問題からかJulian"Cannonball"Adderley(as.キャノンボール・アダレイ)のリーダー作という形になっています。"枯葉"、"サムシン・エルス"他収録。
■CANNONBALL ADDERLEY Quintet in chicago
![]() | キャノンボール・アダレイ・クインテット・イン・シカゴ キャノンボール・アダレイ ジョン・コルトレーン ウィントン・ケリー ポール・チェンバース |
Miles Davis Sextet(マイルス・デイヴィス・セクステット)のMiles Davis以外のメンバー(ピアノはWynton Kelly/ウイントン・ケリー)で録音されたアルバム。内容的には『Kind of Blue(カインド・オブ・ブルー)』のモード・ジャズではなく、以前のハード・バップ時代に戻ったかのような演奏で、Julian"Cannonball"Adderley(as.キャノンボール・アダレイ)やJphn Coltrane(ts.ジョン・コルトレーン)の伸び伸びとした名演奏が聴けます。
関連記事 - Miles Davis 記事一覧
- by axis_009
- at 10:29
- Comments (16)
- Trackbacks (6)






comments
はじめまして。
ジャズ関連のブログを探してたら、たどり着きました。
ブログのカッコよさに驚きです。
本当にすごいですね〜。プロの仕事だ〜。
私もジャズアルバムでは、マイルスのアルバムが一番多いです。
また、ジャズを取り上げてくだせ〜。
竹坊さん、こんばんは。
マイルスは時期によってスタイルが違うので、マイルスだけ聴いてても色んなタイプの音楽が聴けるという「お得な」人だと思ってます。というか、マイルスが切り開いていったんですけどね。
ジャズは良いですよね。私が好きなのばかりです。
ビルエバンス「ワルツフォ−デビュ−」なんかは青春の思い出のアルバムですし、コルトレ−ンからJaZZは聞き出してます。
Smokyさん、こんばんは。
私も「ワルツ・フォー・デビィ」も好きなアルバムです。でも、青春の思い出のアルバムとは・・・。うーん、ちょっとエピソードを聞いてみたいような気もします。
ジャズは私の友人が学生時代、ジャズ喫茶でバイトしていたのでそこからです。
「ワルツフォ−デビュ−」の思い出は、まあ20代前半に夢を追いかけても上手くいかず、(音楽系じゃないです^^;)恋愛もからまわりで上手くいかず(泣き系)モンモンとした青春時代に聞いてひたってた曲です。今はりっぱな子持ちのおやじになっちゃしましたが。
Smokyさん、おはようございます。
なんか良い話ですね。私も色々思い出したり、自分にとっての「青春の思い出のアルバム」ってなんだろう、なんて考えてしまいました。でも、実際若い頃はハード・ロックばっかり聴いてたんですけどね。ハード・ロックのアルバムじゃあ、ちょっと(笑)。
axis_009さん、私のブログへのリンク作って頂いてありがとうございます。
マイルスは「カインド・オブ・ブルー」も好きですが、「イン・ア・サイレント・ウェイ」「オン・ザ・コーナー」も好きです。確かに「カインド・オブ・ブルー」だけがマイルスじゃないですよね。
お世話になります。
先日より当方ブログへのコメントありがとうございます。
こちらも「常連様ご紹介」を兼ねて、当ブログのリンクを貼らせて頂きました。
お互いCDレビューブログで盛り上がっていきましょう!
マイルス渋いですね!
この頃の凍てついたマイルスのペットは絶品です。
ロック上がりの私は、その後の電子化マイルスも好きですが。。。
ちなみに私はモダン・ジャズもZEPもCHARもパープルもプログレも大好きですが、組んでるバンドはなぜかガレージ系です(笑)。
KMCにしむらさん、こんにちは。
リンク、ありがとうございます。"電子化マイルス"のころだと「ビッチェズ・ブリュー」なんかはすごく好きなアルバムです。(あまりにも有名すぎますね)
Jazzは24.5歳ぐらいから聞き始めたんですが、Jazzは名盤といわれるものだけでも数があまりにも膨大で...。色々聞いてみた結果、マイルスを聴いていればいろいろなタイプの音楽に出会えるので、マイルスをキーにして聴くようになりました。キース・ジャレットなんかも好きなんですが、これもマイルスからの流れで聴くようになったミュージシャンの一人です。
初めまして、grandtrick920といいます。
「カインド・オブ・ブルー」は、凄いアルバムですよね。
“このアルバムだけ聴いて「マイルスを聴いた」と思われるのも困るなぁ、というアルバムでもあります。”というのは、まさにその通りだと思うんですけど、それでも何か特別なムードを持った名盤ですよね〜。
>grandtrick920さん
grandtrick920さんがブログに書かれている「オン・ザ・コーナー」もマイルスのアルバムですし、50年代のハード・バップ、60年代の「カインド・オブ・ブルー」に代表されるモード、「ビッチェズ・ブリュー」に向かって進んで行く時期、そして70年代のエレクトリック・マイルスなど、時期によって色々な音楽を作ってる人なので、「カインド・オブ・ブルー」だけ聴いてマイルスを聴いた気になってしまうのは、あまりにも勿体無い、と思ってしまうんですよね。(要らない世話かもしれませんが(笑)
また、寄って見てくださいね。宜しくお願いします。
マイルスの数あるアルバムの中で、「Kind of Blue」は一番です!
「Blue in Green 」の緊張感は何回聴いてもゾクゾクしてしまいます。
ビル・エヴァンス(p)はこのアルバムしか参加してなかったと思いましたが、彼の演奏がこのアルバムを名盤にしたのだと確信しております。
TBありがとうございます。おっしゃるとおり、マイルス、ずっと聴いた事なかったんで、聴いてみたいなぁ…と思って、とりあえずこれにしてみたんです。自分の中でジャズ耳が育ってないので、まだとまどっていますが、他のも聴いてみますね!
>キングあおぽん さん
確かにこのアルバムでのビル・エヴァンスの功績は大きいですよね。当時白人のミュージシャンをメンバーに選んだマイルスも凄いですけど、マイルスのメンバーを選ぶ感性って本当に良いですよね。後の有名ミュージシャン沢山輩出してるし。
>yujiさん
マイルスは嵌って聴き始めると時期によって音楽が進化してるから、聴き応えがありますよね。「カインド・オブ・ブルー」と「ビッチェズ・ブリュ−」を同じ人が作るなんて凄いですよね。
弊ブログ マイルス・デイヴィスのアルバム『ライヴ・アラウンド・ザ・ワールド』記事へのコメント&トラックバック、ありがとうございました。
マイルス・デイヴィスさんの活動時期は長くそれぞれに魅力的ですが、僕はアコースティック時代の作品は余り所有しておらず、これから聴き込む感じです。
どの時代の音でもマイルス・デイヴィスさんの美しいトランペットの演奏を含めて、音楽全体に一本筋が通っていて素晴らしいと思っております。
また遊びに来させて頂きます。
ではまた。
キャノンボール・アダレイの『Quintet in chicago 』、大好きなんですよ。(^^)
マイルスのアルバムよりコルトレーン、キャノンボールが伸び伸びと吹いているところが良いですね。ついつい手が伸びてしまうアルバムです。