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2005年08月01日

Hughes Thrall/HUGHES THRALL (ヒューズ/スロール)

B0000025RMHughes/Thrall
Hughes Thrall


 元TRAPEZEトラピーズ)〜DEEP PURPLEディープ・パープル)のGlenn Hughes(Vo,Bグレン・ヒューズ)と当時Pat Travers(G.パット・トラヴァース(G)のバンドにいたPat Thrall(G.パット・スロール)が結成したプロジェクト『HUGHES/THRALL(ヒューズ/スロール)』が1982年に発表した80年代ロックの隠れた名盤です。珠玉の名曲の数々、捨て曲無しのハード・ポップ・アルバム。

1.I Got Your Number
2.Look in Your Eyes
3.Beg, Borrow or Steal
4.Where Did the Time Go
5.Muscle and Blood
6.Hold Out Your Life
7.Who Will You Run To
8.Coast to Coast
9.First Step of Love

 全体的にGlenn Hughes(グレン・ヒューズ)の音楽の特徴であるファンキー色は少し抑えられており、メロディアス&キャッチーなサウンドはまさしくアメリカン・ハード・ロック。収録曲全てが楽曲、演奏ともに完成度が高く、基本的にギターのPat Thrall(パット・スロール)もヴォーカルのサポートに徹していているためソウルフルでファンキーなGlenn Hughesのヴォーカルが際立ちます。オープニングの2曲"I Got Your Number"、"The Look In Your Eye"を聴いただけで名盤と感じさせる程の出来で、その期待を最後まで裏切りません。Glenn Hughesのヴォーカル・スタイルとPat Thrallのギター・プレイ、センスの良さをアメリカン・ハード・ロックというスタイルの上で融合し、奇跡的な素晴らしいコンビネーションを生み出しているアルバムです。個人的にはGlenn HughesのキャリアにおいてGlenn Hughesのヴォーカルが一番堪能できるアルバムではないかと思っています。

 疾走感溢れるアメリカン・ハード・ロック・ナンバー"I Got Your Number"、GENESIS(ジェネシス)やASIA(エイジア)にも通ずる80年代ならではのシンセサイザーとPat Thrall(パット・スロール)のギター・サウンドで爽やかな清涼感すら感じさせる"Look in Your Eyes"、Glenn Hughesのファンキーで唸るベースが聴ける"Who Will You Run To"、TRAPEZEトラピーズ)時代の名曲のセルフ・カヴァー"Coast To Coast"、ダイナミックでファンキーなGlenn Hughes(グレン・ヒューズ)のヴォーカルが見事な"First Step Of Love"、他収録。

 Glenn Hughesというとドラッグの問題が常に付いて廻るのですが、DEEP PURPLEディープ・パープル)解散後に発表されたソロ・アルバム『PLAY ME OUT』(1977年)から5年の沈黙というのもドラッグの影響が大きかったようですし、このプロジェクト『HUGHES/THRALL(ヒューズ/スロール)』が長続きしなかったのも(2ndアルバムのデモまで制作していたにもかかわらず1983年に解散)その辺の事情があるようです。所属レーベルがこのアルバムのプロモーションに積極的でなかった等の事情もあり、内容に見合うセールスも上げることが出来ませんでしたが、さすがにこの内容で売れないとGlenn Hughesも自棄にもなるだろうなぁ。
*ジャケットのセンスと邦題「仮面の都市」も良くなかったかな?

You Are the Music...We're Just the Band/TRAPEZE

Hughes/Thrall [Original recording remastered] - 2006/09/25

B000G2YC2OHughes/Thrall
Hughes Thrall
Rock Candy 2006-09-25

 幻に終わった2ndアルバム収録予定曲2曲をボーナストラックとして追加収録したリマスター盤。

10.Still The Night (Bonus Track)
11.Love Don't Come Easy (Bonus Track)

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comments

待ってました!
このアルバムを聴くと本当に癒されます。もう何回聴いたことやら・・。この時代に育ちたかったなぁ。


私はこのアルバム、リアルタイムで(笑)友人に聴かされました。
今でもオープニングで鳥肌立つほど、スリリング。アルバム1枚の発表だけで終わってしまったのが本当に残念でした。

  • akko
  • 2005年08月03日 00:57

おお!懐かしい!
本当にこれは名盤ですね。1・2曲目は連続で一塊でいつも聞きました。Look in Your Eyes は名曲に認定してもいいんじゃないでしょうか。パット・スロールこの後どうしたんでしょうね。勿体ない...

こんにちは


ジョー・リン・ターナーとのHTPでグレン・ヒューズを初めて聴いて以来のファンです。で、それから色々とさかのぼってグレン・ヒューズのCDをいろいろ聞きました。このアルバムはaxisさんも書かれていますが、捨て曲無しで凄いです。周りの友達にもヒューズ/スロールをお勧めしまくってたんですよ。何でこんな良いバンドが続かなかったのかなぁ?

  • kyoko
  • 2005年09月01日 17:12

オープニングの2曲は特にすばらしい!
当時、ベストヒットUSAで「I Got Your Number」(曲の出だしの2秒がまたいい!)を見て即買いしたことを思い出した。
今でもこの2曲を聴くと気持ちがいい。

  • DreamGlenn
  • 2007年10月20日 02:37


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