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2005年09月24日

Goodnight Vienna/RINGO STARR (リンゴ・スター)

B000009CBYGoodnight Vienna
Ringo Starr
Capitol 1993-03-23

THE BEATLESザ・ビートルズ)のRingo Starr(リンゴ・スター)が最高傑作と呼ばれる大ヒット作『Ringo(リンゴ)』(1973年)の翌年に発表したRingo Starrのソロ4作目『Goodnight Vienna(グッドナイト・ウィーン)』はRingo Starrのキャラクターが見事に音楽に昇華され、ほのぼのムード漂う最高のポップ・アルバムです。
 John Lennon(ジョン・レノン)のバック・アップの元、前作『Ringo』の路線を踏襲しつつも更にポップに、そしてニュー・オーリンズ風な要素も取り入れながら、リンゴ独特のヴォーカルとそのサウンドで聴く者を思わず和ませてしまうようなアルバムに仕上げています。

 THE PLATTERS(ザ・プラターズ)のカヴァー"Only You (And You Alone)"。ニューオーリンズR&B風味の"Occapella"、"Oo-Wee"、"All by Myself"。John Lennonが楽曲提供してスマッシュ・ヒットを記録した"Goodnight Vienna"他収録。
*全英30位、全米8位を記録


1.(It's All da-Da-Down to) Goodnight Vienna
2.Occapella
3.Oo-Wee
4.Husbands and Wives
5.Snookeroo
6.All by Myself
7.Call Me
8.No-No Song
9.Only You (And You Alone)
10.Easy for Me
11.(It's All da-Da-Down to) Goodnight Vienna (Reprise)
12.Back off Boogaloo [Extended Version]
13.Blindman [Extended Version]
14.Six O'Clock [Extended Version]

 前作『Ringo(リンゴ)』(1973年)に比べるとPaul McCartney(ポール・マッカートニー)、George Harrison(ジョージ・ハリスン)は参加していませんが、当時ヨーコと別居中で「失われた週末」の時期にあったJohn Lennon(ジョン・レノン)のバック・アップを筆頭に参加ミュージシャンは今作も豪華。
 タイトル曲"Goodnight Vienna"を提供しピアノを弾いたほか、"All By Myself"でギター、THE PLATTERS(ザ・プラターズ)のカヴァー"Only You (And You Alone)"ではアレンジとギターを担当したJohn Lennon(ジョン・レノン)。Dr. John(ドクター・ジョン)がピアノを弾く"Occapella"、"Oo-Wee"。Elton John(エルトン・ジョン)が楽曲提供してピアノも担当した"Snookeroo"にはTHE BAND(ザ・バンド)のRobbie Robertson(ロビー・ロバートソン)も参加。オーケストラをバックに歌われるNilsson(ニルソン)作"Easy For Me"他、Billy Preston(ビリー・プレストン)、Klaus Voorman(クラウス・ヴアマン)、Jim Keltner(ジム・ケルトナー)、Nicky Hopkins(ニッキー・ホプキンス)、Steve Cropper(スティーヴ・クロッパー)、Jesse Ed Davis(ジェシ・エド・デイヴィス)、David Foster(デヴィッド・フォスター)等、Ringo Starr(リンゴ・スター)のキャラクターと人柄、幅広い交遊関係を表わすかのような豪華メンバーをゲストに迎えて制作されています。
*同時期に制作されたJohn Lennon(ジョン・レノン)の『Walls And Bridges(心の壁、愛の橋)』と参加メンバーがリンクしているにもかかわらず、アルバムを聴き比べると受ける印象がまったく違い、John LennonとRingo Starr(リンゴ・スター)のキャラクターの違いが良く表わされているのは興味深いところです。

 『Goodnight Vienna(グッドナイト・ウィーン)』全体的にアメリカ南部を感じさせるサウンドで。Dr. John、Steve Cropper、Robbie Robertson等が南部の雰囲気を醸し出すのに貢献。また、多くのピアニストが制作に参加していることもありピアノ・サウンドが特に印象に残ります。日頃から仲の良いミュージシャンが和気藹々と作ったことが聴く側にまで伝わってくる、リラックスした雰囲気が心地よいアルバムです。個人的には前作『Ringo』より『Goodnight Vienna』の方が好み。一押しはTHE PLATTERS(ザ・プラターズ)のカヴァーでJohn Lennon(ジョン・レノン)のアレンジのアイディアとNilsson(ニルソン)のコーラス・ワークが光る"Only You (And You Alone)"です。


Ringo (1973)

B00000DRC2Ringo
Ringo Starr
Capitol 1991-04-23

 Ringo Starr(リンゴ・スター)のソロ最高傑作と呼び声の高い1973年発表の大ヒット作『Ringo(リンゴ)』。John Lennon(ジョン・レノン)、Paul McCartney(ポール・マッカートニー)、George Harrison(ジョージ・ハリスン)がそれぞれ楽曲を提供し演奏にも参加。その他Marc Bolan(マーク・ボラン/T.REX)、THE BAND(ザ・バンド)のメンバー等、多彩なゲストが参加した明るく華やいだ雰囲気が感じられる豪華なポップ・アルバムです。

No.1ヒットを記録した"Photograph"、"You're Sixteen"他を収録。


Blast From Your Past [Best of]

B000006MV0Blast From Your Past
Ringo Starr
Capitol 1990-10-25

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comments

こんにちは
リンゴ・スターの「オンリー・ユー」は良いですね。僕も大好きです。ああいう風にアレンジしちゃうジョン・レノンのセンスにも脱帽です。
このアルバムのジャケットはSF映画のパロディだったんですよね。

  • area 99
  • 2005年09月25日 10:34

「リンゴ」は良く聴いていましたが、「グッドナイト・ウィーン」は聴いた事がありません。でも、なかなか良さそうですね。今度聴いてみます。
ビートルズ時代のものからソロに到るまで、リンゴのヴォーカルって、ほのぼのしてて好きなんですよ。他のメンバーに比べて地味だけど、良いですよね。

  • rototo
  • 2005年09月25日 11:57

ウレシイ!

リンゴ(スター)を取り上げてくれるなんて、大変ウレイシです!
自分でさえもまだブログで書いてないんです。(スイマセン)そのうち書こう書こうと思っていたのですが、、、。新譜も勿論入手しましたが、いつもマイペースなカンジのリンゴがイイな〜と思いマス。
最近のアルバム?では1998年の「Vertical Man」(What in the ,,,WorldでMacCartneyがBass & Chorusで参加)も良かったです。ライブアルバムは出過ぎでだと思いますが、3枚組みのAll his Band「The Anthology ...So Far」も聴き応えがありましたネ。まとめて聴くにはオススメかもですネ〜

  • Paul
  • 2005年09月26日 00:52

続き、、、

せっかくなのでブマイ\ログで書いてトラバさせていただきました〜よろしくどうぞ!^^

  • Paul
  • 2005年09月26日 01:53

リンゴって、ミュージシャンとしてもっと評価されていい人物だと思うんですよ。
何だか地味な印象を受けますが、彼はカッコイイです!
私は好きですよ。

  • キングあおぽん
  • 2005年09月27日 10:43


TBしました〜(´∇`)

  • やぎ
  • 2006年10月30日 18:57


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