February 10, 2008
Foghat Live/FOGHAT (フォガット)
![]() | Foghat Live Foghat JVC Victor 1990-10-25 |
[ジャケット写真をクリックするとリンク先のAmazonで試聴できます。]
[試聴]iTunes Music Store - FOGHAT
イギリスのブルース・ロック・バンドSAVOY BROWN(サヴォイ・ブラウン)の元メンバー、Lonsome Dave Peverett(Vo,G.ロンサム・デイヴ・ペヴァレット)、Tony Stevens(B.トニー・スティーヴンズ)、Roger Earl(Dr.ロジャー・アール)に元THE BLACK CAT BONES(ブラック・キャット・ボーンズ)のRod Price(G.ロッド・プライス)を加えて結成された、STATUS QUO(ステイタス・クォー)と並ぶイギリスの2大ハード・ブギー・バンドの一方の雄、"FOGHAT"(フォガット)が1977年に発表した名作ライブ・アルバム。
人気がピークに達した当時のベスト選曲で、エネルギッシュ、且つハードに、アルバムの冒頭からラストまで怒涛の勢いで疾走するブギー・スタイルのハード・ロックは、ロック・ファンにとって一聴の価値のあるアルバムに仕上がっており、FOGHATの入門編、且つ完結編的内容ともなっています。
1. Fool for the City
2. Home in My Hand
3. I Just Want to Make Love to You
4. Road Fever
5. Honey Hush
6. Slow Ride
Lonsome Dave Peverett :Vo,G (ロンサム・デイヴ・ペヴァレット)
Rod Price :G (ロッド・プライス)
Roger Earl :Dr (ロジャー・アール)
Craig Macgregor :B (クレイグ・マクレガー)
金太郎飴的なハード・ブギーを聴かせるFOGHAT(フォガット)の、悪く言えば一本調子でB級バンド感いっぱいなサウンド。しかし、そこには嵌れと止められない魅力があり、イギリスのバンドながら、ツイン・ギターをメインにしたサザン・ロック的な泥臭さを持ったアメリカン・ロック・バンドと言っても良いほどの開放的でスケールの大きいロック・サウンドで、70年代中盤にアメリカで短いながらも人気のピークを迎えます。イギリスの2大ハード・ブギー・バンドとして並び称された、同じブルース・ロックを根に持ちながら、あくまでもブリティッシュ・ロックを基調とし、イギリスの国民的バンドにまで上り詰めたSTATUS QUO(ステイタス・クォー)とは対照的なアメリカ志向のバンドです。
こうしたライブ盤を聴く事によってFOGHATのコンサートの高揚感と楽しさが幾らかでも伝わってはきますが、生のライブを体感して畳み掛けるような大音響のブギのリズムを体に叩き込まれて初めて本当の良さが分かる肉体派のサウンドであり、サウンド的には日本人が好みそうなハード・ロックにも拘らず、全盛期に来日公演が無かったためか、日本では殆ど知名度も人気がないというのは残念。是非ハード・ロック・ファンには一度耳を通しておいて欲しいバンドです。
「これしかない」とでも言わんばかりのハード・ブギー(実際にコレばっかり)、ポップなメロディーと爽快感の塊のようなサウンドは、正にB級バンドの極みでもあり、一般のロック・ファンにとっては、スタジオ盤の代表作『Fool for the City』(1975年発表)か本作『Foghat Live』(1977年発表)を聴いておけばFOGHATに関してはOK、と言っても過言でもありませんが、そこはやはり奥の深いブリティッシュ・ロックの流れを汲むバンド。このFOGHATも聴き込めば、豪快でシンプルな演奏の根底には、ノリ一発のB級アメリカン・バンドとは一癖も二癖も違う王道ブリティッシュ・ロック・サウンド、そして一流のホワイト・ブルース・バンド出身という確かなテクニックが秘めらた、偉大なるワン・パターン、"one of them"ではないFOGHATならではのオリジナリティとポリシーを持った"only one"の世界を創り上げています。
代表曲"Fool for the City"、"Slow Ride"。THE YARDBIRDS(ヤードバーズ)が演奏した"Train Kept a rollin'"のリフを中途半端に発展させて最大級にブーストさせたかのような"Honey Hush"(この辺にもB級バンドらしさが漂う)他全6曲。怒涛のハード・ブギーが詰まったストレス発散用、ドライブ中には注意が必要な一家に一枚的アルバムです。
![]() | The Best of Foghat Foghat Rhino 1990-10-25 |
![]() | Live Status Quo Vertigo 2005-04-19 |
FOGHAT(フォガット)が『Foghat Live』なら、STATUS QUO(ステイタス・クォー)は『Live』(1977年発表)。『Foghat Live』同様にベスト選曲で、こちらも名盤の誉れ高いライブ・アルバムです。50歩100歩ではあるものの、FOGHATのサウンドに較べると飽きの来ない、ブリティッシュ寄りのハード・ブギー・サウンドが楽しめます。
但、どうせハード・ブギーを聴くなら個人的には外連味の無い爆走サウンドのFOGHATの方が好みではありますが…。
![]() | Status Quo Story Status Quo Umvd Import 2006-04-04 |
- by axis_009
- at 14:54
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comments
foghat良いですねー。あのB級ぽさが堪りません。たまに無性に聞きたくなって引っ張り出すけど、「格好いいー」って聞いてるうちに、すぐ飽きちゃうところがB級らしさかも。でも、そこが好きなんですよ。
「ライヴ」はハード・ロック・ギターの格好よさがいっぱい詰まった良いアルバムですね。こういうギターの使い方をパクッてるバンドも多いしね。まぁ、Foghat自体「Honey Hush」を筆頭にパクッてるんじゃないの、っていう曲多いけど。
>taroさん
>>「格好いいー」って聞いてるうちに、すぐ飽きちゃうところが
私もそんな感じですねぇ、フォガットは。でも、taroさんもコメントされているように、ハード・ロック・ギターの美味しい所がいっぱいですし、バンドでやったら楽しそうというか。
>>Foghat自体「Honey Hush」を筆頭に
代表曲の"Fool for the City"なんかもステッペンウルフの"ワイルドで行こう"っぽいですしね。
懐かしいですね、Foghat。
若い頃にバンドで何曲かコピーしてやってました。
>ハード・ロック・ギターの美味しい所がいっぱいですし
演奏していて楽しい曲が多く、この手のロックのギターの豪快な鳴らし方の勉強にもなりました。
管理人さんも記事で書かれてますが、僕もクォーよりフォガット派です。^^
こんにちは。
試聴して初めてフォガットを聞きました。これ、なかなか好みです。豪快なロックン・ロール。癖になるブギのリズム。早速全篇聞きたくてCD買ってきました。爆音でヘヴィー・ローテーション中です。
超ご無沙汰しています。
久々に覗かせていただきましたら、僕の大好きな
FOGHATではありませんか!
残念なことに、ロンサム・デイヴとロッド・プライス
の2人は亡くなってしまいました。
でも、残されたロジャー・アールとクレイグ・マクレガー
(この人は一時期バンドを離れていました)の2人は、
新メンバーを入れてFOGHATを続けているようです。
すごいですね~
>イマ さん
>>超ご無沙汰しています。
こちらこそご無沙汰です。リンク先の方のブログは相変わらず良く読ませていただいているんですが、私自身のブログは最近は月1更新程度の超のんびりペースです。^^;
>>新メンバーを入れてFOGHATを続けているようです。
なんとなく伝統芸能に近い感覚がありますね。^^♪