August 9, 2005
Deep Purple In Rock/DEEP PURPLE (ディープ・パープル)
![]() | In Rock: 25th Anniversary (UK) Deep Purple |
【日本盤】 イン・ロック /ディープ・パープル
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アメリカのマイナー・レーベル、テトラグラマトンからワーナー・ブラザースに移籍したDEEP PURPLE(ディープ・パープル)が1970年に発表したハード・ロック路線第一弾にして1970年代ハード・ロックを代表する名盤。
これまでのJon Lord(Key.ジョン・ロード)主導の音楽から一転、徐々にハード・ロック志向を強めつつあったRitchie Blackmore(G.リッチー・ブラックモア)主導で制作されています。このアルバムの成功以降、バンドはRitchie Blackmore主導のハード・ロック・バンドへと変貌を遂げ、DEEP PURPLEは一躍ビッグ・ネームのロック・バンドへと上り詰めることになります。
1.Speed King
2.Bloodsucker
3.Child in Time
4.Flight of the Rat
5.Into the Fire
6.Living Wreck
7.Hard Lovin' Man
『Deep Purple In Rock 25th Anniversary Edition』Bonus Tracks
8.Black Night [Original Single Version]
9.Studio Chat
10.Speed King [Piano Version]
11.Studio Chat
12.Cry Free [Roger Glover Remix]
13.Studio Chat
14.Jam Stew [Unreleased Instrumental]
15.Studio Chat
16.Flight of the Rat [Roger Glover Remix]
17.Studio Chat
18.Speed King [Roger Glover Remix]
19.Studio Chat
20.Black Night [Unedited Roger Glover Remix]
Ritchie Blackmore :G (リッチー・ブラックモア)
Ian Gillan :Vo (イアン・ギラン)
Roger Glover :B (ロジャー・グローヴァー)
Jon Lord :Key (ジョン・ロード)
Ian Paice :Dr (イアン・ペイス)
一般的に代表作といわれる『Machine Head(マシン・ヘッド)』に比べると荒削りで有名曲も少ないのですが、個人的にはこの『Deep Purple In Rock(ディープ・パープル・イン・ロック)』が第2期DEEP PURPLE(ディープ・パープル)の最高傑作ではないかと思っています。
スタジオ・ライブとも思えるようなパワフルで荒々しく衝動的なサウンド、そしてどのアルバムよりも激しく、暴力的なRitchie Blackmore(G.リッチー・ブラックモア)のギター・サウンド、これぞまさしくハード・ロック!この『Deep Purple In Rock』とBLACK SABBATH(ブラック・サバス)の1stアルバムによってハード・ロックというジャンルが確立されたと言っても過言ではありません。
ポップ・バンド、エピソード・シックスからDEEP PURPLEに参加したIan Gillan(Vo.イアン・ギラン)のヴォーカルは前任者Rod Evans(ロッド・エヴァンス)と対照的にニュアンスよりもパワーとハイトーンで押し切るタイプ。Ritchie Blackmore(G)のハード・ロック志向にもマッチしており、Ian Gillanの参加によって初めてRitchie Blackmoreの望むスタイルが完成したと言えます。また、同じくこのアルバムから参加したRoger Glover(B.ロジャー・グローヴァー)もベーシストとして評価されることは少ないのですが、後にプロデューサーとして名を馳せる事からも分かるようにバンドのアンサンブル面では重要なベース・プレイを聴かせていますし(特にフィルイン部分などでのプレイはかなり印象に残る、しかも効果的なフレーズが多いです)、作曲面でも多大な貢献をしています。
シンプルなリフとIan Gillanの迫力あるハイトーン・ヴォーカル、そしてRitchie BlackmoreのギターとJon Lord(Key.ジョン・ロード)のオルガンの掛け合いがスリリングな"Speed King"、Ian Gillanの強力なハイ・トーン・シャウトと凄まじい演奏でライブでのハイライト・ナンバーにもなった大作"Child In Time"、ヘヴィなリフで正にヘヴィ・メタルな"Into The Fire"他収録。
Deep Purple In Rock [通常盤]
| Deep Purple in Rock Deep Purple |
■Scandinavian Nights
![]() | Scandinavian Nights DEEP PURPLE |
『In Rock(イン・ロック)』発表直後の1970年11月にストックホルムで行われたDEEP PURPLE(ディープ・パープル)のコンサートを収録したライブ・アルバム。(発売は1988年)バンドのメンバーが一丸となって疾走する激しくパワー全開の演奏、凄まじいまでのDEEP PURPLEのパフォーマンスを聴くことが出来ます。
■Concerto for Group and Orchestra (1969)
![]() | Concerto for Group and Orchestra Deep Purple & the Royal Philharmonic Orchestra |
1969年にJon Lord(Key.ジョン・ロード)主導で行われたロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラとの共演コンサートを収録したライブ盤。
Jon Lordの試みに他のメンバーが協力した程度のもので、DEEP PURPLE(ディープ・パープル)ファンといえども必聴というアルバムではありません。内容的にもJon Lordの試みが成功しているとはいえません。
しかし、ロック・バンドとオーケストラの共演という話題性は充分。ヒット曲("Hush")はあるもののアメリカのマイナー・レーベル「テトラグラマトン」所属でプロモーションが弱く知名度が低かったDEEP PURPLEの名前を広く知らしめる、という意味では重要なアルバムだったかもしれません。
このアルバム発表後、Jon Lord(Key)はクラシック的な要素をDEEP PURPLEに取り入れようとしますが、他のメンバー、特にハード・ロック志向を強めるRitchie Blackmore(G.リッチー・ブラックモア)と対立。結局次作をRitchie Blackmore主導で制作し、成功するかどうかで今後のバンドの方向性(Jon LordとRitchie Blackmoreの主導権争いの決着)を決める事になります。
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- by axis_009
- at 08:32
- Comments (3)
- Trackbacks (8)




comments
こんばんわ。トラックバックありがとうございます。
DEEP PURPLEは時期によって「このバンドらしさ」が様々に変わりますが、ライヴのパワーや迫力では、この「IN ROCK」時代が文句無く一番だと思います。
人によっては「LIVE IN JAPANくらいのライヴを毎日やっていた」とまで評価されていますし。
私は本作中では「Living Wreck」や「Hard Lovin' Man」が好きですね。
バンドメンバー全員が一丸になって、各メンバーの個性が「目立ちながらまとまった」奇跡のアルバムだと思います。
ディープ・パープル
最近初めてディープ・パープルを聴きました。サマソニに出てて評判が良かったので興味を持ったんです。あまり詳しくなかったので友人に聞くとリッチー・ブラックモアのいる頃のが良い、との事。その友人の勧めで買ったのが「イン・ロック」です。1曲目の「スピード・キング」からあまりのパワフルさにビックリしました。30年以上も前にディープ・パープルは凄いことをやっていた、って感じです。(^^)
(で、ディープ・パープルに興味が出てきたので、いろいろ検索して読んで回ってるうちにこちらにもたどり着きました。)
またお邪魔します。よろしくお願いします。
マシン・ヘッドよりイン・ロック!
僕もそう思います。ライブ・イン・ジャパンの収録曲がマシン・ヘッドからの曲が多かったからじゃないのかなぁ。マシン・ヘッドが良いっていわれる原因は。(あとスモーク・オン・ザ・ウォーターとハイウェイ・スターの2大有名曲が入ってるからでしょうね。
僕もイン・ロックがディープ・パープルの最高傑作だと思ってます。
それでは。