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2010年06月11日

Crusade/JOHN MAYALL & The BLUESBREAKERS (ジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズ/ミック・テイラー)

B000RHKARYCrusade
John Mayall & the Bluesbreakers
UMVD 2007-08-07

 John Mayall & The Bluesbreakers(ジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズ)が1967年に発表した、後にTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)のギタリストとなるMick Taylor(G.ミック・テイラー)在籍中のアルバム。The Bluesbreakersの1960年代の作品というとEric Clapton(G.エリック・クラプトン)参加の『Bluesbreakers with Eric Clapton』(1966)やPeter Green(G.ピーター・グリーン)が参加した『A Hard Road』(1967)の方が話題になることが多いのですが、Peter Greenの後任としてMick Taylorが参加した本作『Crusade』(1967)もかなりの名盤です。


1. Oh Pretty Woman
2. Stand Back Baby
3. My Time After a While
4. Snowy Wood
5. Man of Stone
6. Tears in My Eyes
7. Driving Sideways
8. Death of J.B. Lenoir
9. I Can't Quit You Baby
10. Streamline
11. Me and My Woman
12. Checkin' Up on My Baby

 個人的には当時若干18歳のMick Taylor(G.ミック・テイラー)が弾く、粘りのあるEric Clapton(G.エリック・クラプトン)直系のブルーズ・フィーリング溢れるギターとJohn McVie(B.ジョン・マクヴィー)、Keef Hartley(Ds.キーフ・ハートレィ)等の好プレイ、そして新たに加えられたホーン・セクション、Chris Mercer(b.sax)、Rip Kant(t.sax)によって重厚なサウンドとなった本作は、John Mayall & The Bluesbreakersの傑作のひとつではないかと思います。また、Eric Clapton在籍中のThe Bluesbreakersが好きな人は本作も必ず気に入る筈ですので、『The Bluesbreakers with Eric Clapton』だけ聴いて本作『Crusade』を未聴という方がいたら、かなり勿体無い話。機会があったら是非聴いて頂きたいアルバムです。
(ジャズの要素を取り入れ、後のジャズ・ロックへの橋渡し的なサウンドを持った次作『Bare Wires』(1968)も、一般的には中途半端という評価はあるものの、個人的には好きなアルバムです。)

 しかし現在日本ではEric Clapton、Peter Green在籍中のアルバムに比べてMick Taylor在籍中のJohn Mayall & The Bluesbreakersのアルバム、またTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)脱退後のMick Taylorの音楽活動への注目度は低く、Mick Taylor在籍時に来日公演が無かった為のMick Taylor期のTHE ROLLING STONESの日本での認識の低さ(THE ROLLING STONESがライヴ・バンドとして一番優れていた時期はMick Taylor在籍期だと思います。)、及びそれ故の日本でのMick Taylorの知名度の低さ、過小評価に繋がっているのが非常に残念です。



B000RHKARYCrusade
John Mayall & the Bluesbreakers
UMVD 2007-08-07


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comments

イエスの後がジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズとは、なかなか渋いですね。

>Mick Taylor在籍時に来日公演が無かった為のMick Taylor期のTHE ROLLING STONESの日本での認識の低さ
確か1973年にジャパン・ツアーが組まれてチケットも発売されていたのに中止になったんでしたよね。ま、僕の場合、年齢的に来日していても見に行ってなかったでしょうけど。(多分小学校高学年ぐらいだったし、ロックもまだ聞き始めていなかったと思います、)
でもその頃来日していたらaxis_009さんが「Get Yer Ya Ya's Out」の記事に書かれているように「日本のロック・ミュージックの熟成も早まっていたのではないか」と思いますし、日本でのミック・テイラーの知名度、評価もかなり違ったものになったでしょうね。

  • Bert
  • 2010年06月11日 23:09

こんばんは。
「Bluesbreakers with Eric Clapton」は発売から10年後ぐらいに聞いたんですが、こちらの音楽を聞く耳がまだ育っていなかったせいか古臭く感じるだけで馴染めませんでした。それでもクラプトンがレスポールをマーシャルにぶち込んで弾きまくるインストの「ハイダウェイ」なんかは気に入ってよく聞いてました。ギターでコピーもしたし。^^
 このミック・テイラーの居たブルースブレイカーズのアルバムは「これ聞け、絶対いい」と先輩に無理やり聞かされました。(笑)
「Driving Sideways」はかなり気に入ったし(これもギターでコピーしました)、アルバム自体もクラプトンの時より少しモダンな感じがして聞きやすかったですね。

  • hajime
  • 2010年06月11日 23:55

クラプトンの頃のはよく名盤紹介等で紹介されてたので押さえてますが、ミック・テイラーのは未聴です。
でも、YouTubeでDriving Sidewaysを聞くとなかなか良いですねぇ。

>ジャズ・ロックへの橋渡し的なサウンドを持った次作『Bare Wires』(1968)
こちらもなかなか興味が出てきました。ちょっとこっちの方から試してみるかな?

  • taro
  • 2010年06月12日 07:35

ブルース系は殆ど聞いてないんですよねぇ、実は。^^;
>THE ROLLING STONESがライヴ・バンドとして一番優れていた時期はMick Taylor在籍期だと思います。
 僕にとってはローリング・ストーンズといえばロン・ウッドの印象が強すぎてピンとこないんだけど、確かに代表作といわれるアルバムの殆どはミック・テイラー在籍中に発表されたもののようですね。僕の音楽体験は80年代以降なので、ストーンズの思い入れのあるアルバムと言うとロン・ウッドが加入してからの「Still Life」や「Tattoo You」あたりになっちゃうんですよね。

  • Coo
  • 2010年06月12日 10:39

>Bertさん
 1970~1971年あたりのブート盤を聴くと凄い演奏をしてるんですよね、この頃のストーンズって。生で見てみたかったなぁ。


>Hajimeさん
>>「ハイダウェイ」なんかは気に入ってよく聞いてました。ギターでコピーもしたし。^^
 私もコピーしましたよ。アドリブのネタに使えるフレーズが沢山あって重宝しました。^^♪

>>「これ聞け、絶対いい」と先輩に無理やり聞かされました。(笑)
 よい先輩を持ってよかったですね。(笑)
私がこのアルバムを聴いたのは、やっぱりストーンズの名作群を聴いてミック・テイラーに興味を持ったからです。^^


>taroさん
>>クラプトンの頃のはよく名盤紹介等で紹介されてたので
 必ず載ってましたね。あのクラプトンが在籍したブルースブレイカーズ!みたいな感じで。

>>ジャズ・ロックへの橋渡し的なサウンドを持った次作『Bare Wires』(1968)
>こちらもなかなか興味が出てきました。ちょっとこっちの方から試してみるかな?
 私はなかなか良いと思ってるんですが、あんまり周りで聴いてる人いないんですよね。


>Cooさん
>>僕にとってはローリング・ストーンズといえばロン・ウッドの印象が強すぎて
 私はフェイセズも大好きなので、もちろんロン・ウッドのギターも好きなのですが、ミック・テイラーの頃とロン・ウッド期ではライブでの楽曲アプローチがかなり違ってきてるんですよね。スタジアム等でのライブが当たり前になってきた1970年代後半以降の演奏スタイルとしてはロン・ウッド期の方があってると思うし、その時代にあったサウンドということもあるので、ロン・ウッドを加入させたというのは良い選択だったと言えるのですが、ミック・テイラー期のキース・リチャードのギターにミック・テイラーのギターが絡みつくような、実にエキサイティングなアンサンブルから較べると、ロン・ウッドの加入というのはキース・リチャード・タイプのギタリストが2人になった、というか、良い意味でロック感溢れるラフな演奏になったという印象ですね。

  • axis_009@管理人
  • 2010年06月12日 11:59

>アドリブのネタに使えるフレーズが沢山あって重宝しました。
 axis_009さんもですか!僕も「ハイダウェイ」に出てくるフレーズは手癖になるくらい応用して使ってました。クリームの「クロスロード」なんかもかなりお世話になりました。^^

>Eric Clapton(G.エリック・クラプトン)直系のブルーズ・フィーリング溢れるギター
 確かにミック・テイラーってそんな感じですよね。三大キングから直じゃなくて、1回クラプトンを経由してるギターですね。

  • hajime
  • 2010年06月12日 19:14

Hajimeさん

>クリームの「クロスロード」なんかもかなりお世話になりました。^^
 これは定番ですねぇ。もちろん私も散々コピーしました。^^♪

*ミック・テイラーでこんなにコメント頂けるとは思っていなかったので、嬉しい限りです。^^

  • axis_009@管理人
  • 2010年06月14日 20:02


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