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2005年09月10日

Come Taste the Band/DEEP PURPLE (ディープ・パープル)

B000005RTGCome Taste the Band
Deep Purple


【日本盤】 カム・テイスト・ザ・バンド ディープ・パープル

 Ritchie Blackmore(G,リッチー・ブラックモア)脱退により解散の危機を迎えたDEEP PURPLEディープ・パープル)が、新たにアメリカ人ギタリストのTommy Bolin(G.トミー・ボーリン)を加えて活動を再開。"ファンキーになって帰ってきた"第4期DEEP PURPLE唯一のスタジオ録音盤。Ritchie Blackmore在籍中とはあまりにもかけ離れた新生DEEP PURPLEのサウンドは、発表当時こそファンからは不評を買い、セールス的にも成功しませんでしたが、発表から年月を経るごとに再評価され、その評価を年々高めていく非常に完成度の高い傑作アルバムです。(1975年発表)


1.Comin' Home
2.Lady Luck
3.Gettin' Tighter
4.Dealer
5.I Need Love
6.Drifter
7.Love Child
8.A) This Time Around/B) Owed To 'G' (Instrumental)
9.You Keep On Moving

David Coverdale :Vo (デイビッド・カヴァーデイル)
Glenn Hughes :B,Vo (グレン・ヒューズ)
Jon Lord :Key (ジョン・ロード)
Ian Paice :Dr (イアン・ペイス)
Tommy Bolin :G (トミー・ボーリン)

Tommy Bolin - Deep Purple.jpg ファンク、ジャズの分野で活動していたTommy Bolin(G.トミー・ボーリン)を加え、David Coverdale(Vo.デイヴィッド・カヴァーデイル)、そして特にGlenn Hughes(B,Vo.グレン・ヒューズ)の趣向を強く反映した音作りになっており、全体的に黒人音楽から影響を受けたエモーショナル且つ攻撃的なTommy Bolinのギター・プレイはDavid Coverdale、Glenn Hughesが目指す方向性に見事にマッチし、2人の活躍とTommy Bolinの優れたアイディア、ギター・テクニック、そして才能を感じることが出来るアルバムです。しかしこのアルバム発表後、DEEP PURPLE(ディープ・パープル)は解散。David Coverdale、Glenn Hughes、Tommy Bolinはソロ活動へ、Jon Lord(Key.ジョン・ロード)とIan Paice(Dr.イアン・ペイス)は新たなバンド結成へと向かうことになります。
*その後1984年に第2期DEEP PURPLEのメンバーで再結成。

 後にJon Lord(Key.ジョン・ロード)が語ったように - DEEP PURPLE(ディープ・パープル)の名前で発表すべきではなかった - アルバムで、年々再評価されつつはありますが、Ritchie Blackmore(G.リッチー・ブラックモア)のDEEP PURPLEにおけるカリスマ性が消えて久しく、音楽シーンが当時より成熟し、音楽の多様化がみられる現在こそ、正当な評価を与えられるアルバムなのかもしれません。

Live in Califonia 1976: On the Wings of a Russian Foxbat →関連記事

B000006Y3ZLive in Califonia 1976: On the Wings of a Russian Foxbat
Deep Purple
Connoisseur 1995-05-18


Deep Purple "This Time Around: Live in Tokyo '75 "

B00005MNKQThis Time Around: Live in Tokyo '75
Deep Purple
Purple 2001-09-11


Clear Air Turbulence (1977)

B00000J7OWClear Air Turbulence
Ian Gillan Band


 DEEP PURPLE(ディープ・パープル)を脱退したIan Gillan(イアン・ギラン)が結成したIAN GILLAN BAND(イアン・ギラン・バンド)がテナー・サックスなどのホーン・セクションを導入してファンキー・タッチなフュージョン風のアルバムを発表していたり、Jon Lord(Key.ジョン・ロード)とIan Paice(Dr.イアン・ペイス)がDEEP PURPLE解散後、Tony Ashton(Vo,Key.トニー・アシェトン)と共にPaice,Asheton & Lord(ペイス、アシェトン、ロード)を結成して渋めのファンク・ロック・アルバムを発表したりと、Ritchie Blackmore(G,リッチー・ブラックモア)以外のメンバーが当時の自分たちに貼られたハード・ロックのイメージからの脱却を試みていたことが窺えるのは興味深いところです。


Malice in Wonderland (1976)

B0000072R6Malice in Wonderland
Paice Ashton & Lord



Tommy Bolin "Whips and Roses"

Whips and RosesWhips and Roses
Tommy Bolin

Whips and Roses II Private Eyes スペクトラム

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comments

最初聞いた時はそれまでハード・ロックばかり聞いていて、この手の音楽はあまり聴いていなかったので馴染まなかったんだけど、結局ディープ・パープルのアルバムの中で飽きずに聞けるのがこのアルバムでした。自分の耳が肥えた、というのもあるかもしれません。
今でもよくレコード棚から引っ張り出してきてちょくちょく聴いています。

  • JET
  • 2005年09月10日 09:53

ディープ・パープルの名盤の1つですね。


僕も最初は「なんだこれ」と思った方です。(^^;
でも、聴き続けているとこれがなかなか良いんですよね。(馴染むのに何年もかかりましたけど)
このアルバムも「イン・ロック」「バーン」と並ぶディープ・パープルの名盤だと思います。

  • kogoroh
  • 2005年09月10日 14:19


ディープ・パープルの中では第1期と第4期は聞いた事がありません。記事を読むと、なかなか第4期も良さそうなので機会があったら聴いてみますね。

  • らいあん
  • 2005年09月10日 18:02

おおっ、トミー・ボーリン


トミー・ボーリン好きなんですよ。というわけでこの第4期ディープ・パープルのアルバムも好きです。日本では特に第4期はイメージが悪いからなぁ。いつまで経ってもボーリンは正当に評価してもらえないのは悲しいです。知ってる人はトミー・ボーリンの良さを良く知ってるんですけどね。
第4期のライヴ盤の記事も読ませていただきましたが、axis_009さんも結構トミー・ボーリンがお好きな様ですね。(^^)

  • take
  • 2005年09月10日 22:25

イアン・ギラン・バンド


イアン・ギラン、ディープ・パープル辞めてから面白いことやってんだけど、もたなくなって結局ハード・ロックに戻っちゃって残念でした。バンド名が「ギラン」になってからはギタリストにバーニー・トーメが入って、それはそれでハード・ロック・バンドとしては良いバンドだったんですが、イアン・ギラン・バンド時代の路線で続けて欲しかった、という気もします。チャイルド・イン・タイムのアレンジなんかはかない面白かったですし。

  • かんた
  • 2005年09月10日 23:18

今度聞いて見よう。


第4期ディープ・パープルは聞いたことがないです。あまり良い評判も聞かないので、聞かず嫌い、になってるのかも知れません。機会があったら先入観無しで聞いて見ます。
axis_009さんのブログからリンクされているAmazonの試聴サンプルを聞いた限りでは、なかなか良い感じでした。

  • take
  • 2005年09月12日 17:02

第4期ディープ・パープル
結構好きでした。最近はディープ・パープル自体聞かなくなってますが、上のコメントでJETさんも書かれているとおり、飽きが来ないアルバムだと思います。
このメンバーで(内部での確執はあったとはいえ)解散せずに続けてくれていれば、次のアルバムあたり、どんなサウンドになっていたのかなぁ、なんて考えると是非聴いてみたかったと思います。

  • sato
  • 2005年09月13日 17:57

なるほど。僕もちょっと第4期ディープ・パープルは聴かず嫌いになっていたかもしれません。今度アルバム通して聴いて見よっと。

  • takizawa
  • 2005年09月13日 21:01

トミー・ボーリンは私の永遠のヒーロー、彼との出会いがこのアルバムでした。確かに当時評価が低く、ボロボロの来日公演でさらに評判落としましたね。でもパープル云々はべつとして非常に曲も演奏も優れた名盤だと思います。

  • トンキチ
  • 2005年09月17日 06:57


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