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2007年02月10日

AMERICAN GRAFFITI (アメリカン・グラフィティ)

B000E6GB7Qアメリカン・グラフィティ
ジョージ・ルーカス リチャード・ドレイファス ロン・ハワード
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2006-04-01

■米、1973年製作
■監督 George Lucas(ジョージ・ルーカス)
■出演 Richard Dreyfuss(リチャード・ドレイファス)、Ron Howard(ロン・ハワード)、Paul Le Mat(ポール・ル・マット)、Charlie Martin Smith(チャーリー・マーチン・スミス)、Cindy Williams(シンディー・ウィリアムス)

 1962年・夏のカリフォルニアを舞台に"一瞬のうちに過ぎ去ってしまって2度と戻らない"ほろ苦くも美しい青春の1ページをスピード感のある映像、当時の人気DJ・Wolfman Jack(ウルフマン・ジャック)の濁声、そして"Rock Around The Clock/ロック・アラウンド・ザ・クロック)"(Bill Haley & His Comets/ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ)を始めとするオールディーズの名曲の数々にのせて描いた、当時若手監督の一人にしか過ぎなかったGeorge Lucas(監督&脚本・ジョージ・ルーカス)を一躍ハリウッドの中心に押し上げたノスタルジー溢れる青春映画の名作。
 プロディースは『THE GODFATHER/ゴッドファーザー』(1972年)の成功によってメジャー監督の仲間入りを果たしたばかりのFrancis Ford Coppola(フランシス・F・コッポラ) 。


 年代的に監督・George Lucasと製作・Francis Ford Coppolaにとっても自叙伝的な性格を持つ映画でもあり、それだけに1960年代初頭のアメリカが生き生きと描かれています。
 物語はアメリカの片田舎の小さな街に住む、それぞれが新たな旅立ちを翌日に控えた4人の若者の輝きに満ちた一夜の出来事を追いながら、大人になることによって失われてしまう何かを浮かび上がらせる、1960年代のアメリカで青春時代を過ごした者だけでなく、あらゆる世代にアピールする不偏の青春ドラマに仕上がっています。
 しかし、友情、ユーモア、スリル、そして女の子。アメリカの青春映画のエッセンスを詰め込んだ王道的な作りながら、最後に4人のその後をクレジットして映画を締め、単なるノスタルジックな青春群像物語に終わらせないのは、時代設定の1962年から映画が製作された1973年までにアメリカが経てきた"ベトナム戦争"(アメリカの介入は1963年から行われ1974年に目的を果たせぬまま撤兵。)を通して、1960年代初頭のアメリカとその後を対比させ、"無邪気で夢に満ちていたアメリカの良き時代"をより鮮明に描きたかったのではないでしょうか。

 "Runaway/悲しき街角"(Del Shannon/デル・シャノン)、"Johnny B. Goode/ジョニー・ビー・グッド"(Chuck Berry/チャック・ベリー)などの数々の名曲が効果的に使われており、音楽映画としても秀逸。特にラストの"All Summer Long /オール・サマー・ロング"(The Beach Boys/ビーチ・ボーイズ)は胸に迫る物があります。


[アメリカン・グラフィティ - ストーリー]
 1962年・夏。人気DJ・ウルフマン・ジャック(Wolfman Jack・本人)の流すロックン・ロール・ミュージックに乗せてカスタム・カーが町を疾走し、華やかなダンス・パーティーが開催されるカリフォルニアのある町。ハイ・スクールを卒業して翌日に東部の大学に旅立つカート(Richard Dreyfuss/リチャード・ドレイファス)とスティーブン(Ronny Howard/ロン・ハワード)、町に残る予定のテリー(Charlie Martin Smith/チャーリー・マーティン・スミス)とジョン・ミルナー(Paul Le Mat/ポール・ル・マット)の4人はいつものように町に繰り出す。ダンス・パーティーに熱狂してガールハント、DJ・ウルフマン・ジャックとの幸運な出会い、そしてジョンとある若者(Harrison Ford/ハリソン・フォード)が行った夜明けのドラッグ・レース。それぞれ性格も違い、青春時代ならではの悩みを抱えた4人の若者が経験した一夜の物語。。。。

[George Lucas(ジョージ・ルーカス)監督 作品リスト]
[Richard Dreyfuss(リチャード・ドレイファス) 出演作品リスト]
[Ron Howard(ロン・ハワード) 監督&出演作品リスト]

B000002O8141 Original Hits From The Soundtrack Of American Graffiti
Original Soundtrack
Teldec 1993-06-22

 映画『American Graffiti(アメリカン・グラフィティ)』のサウンドトラックであるとともに、オールディーズ入門編兼ベスト選曲のオムニバス版としても楽しめる名盤。日本でも映画が大ヒットしたため、日本でオールディーズというと、このサウンド・トラック・アルバムに収録された楽曲の幾つかを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。


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1973年制作のアメリカ映画。「スターウォーズ」シリーズでお馴染みのジョージ・ルーカス監督の2作目で、弱冠29歳の時の作品です。1962年8月、北カリフォ...

映画評「アメリカン・グラフィティ」 from プロフェッサー・オカピーの部屋[別館]

☆☆☆☆(8点/10点満点中) 1973年アメリカ映画 監督ジョージ・ルーカス ネタバレあり

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comments

これ、いいですよね!
映画もいいけど、やっぱり
音楽が最高です(^^)!

あんな青春時代を送りたかった。日本の田舎町の中学生には別世界の話でした。(笑)

>無邪気で夢に満ちていたアメリカの良き時代
 いつ見ても良い映画です。60年代に日本で放映されたアメリカのドラマもそうなんですが、ああいう60年代のアメリカって憧れてました。大きな冷蔵庫とか広い家とか車とか。

  • TOM
  • 2007年02月16日 23:39

>波野井露楠さん
>>音楽が最高です(^^)!
現在オールディーズを聴いたことの無い人には、この映画のサントラをお勧めすればOKだと思ってます。^^♪

>TOMさん
>>大きな冷蔵庫とか広い家とか車とか
そうそう、同感です。
 当時のアメリカのドラマを見ていると、アメリカの大きな冷蔵庫には何でも入ってるんだなぁ、なんて思ってました。子供達が家に帰るなり、勝手に開けて中のものを好きに飲んだり食べたり。^^♪

  • axis_009@管理人
  • 2007年02月27日 20:23


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