Search


since 2005.03.13

Recent Entries

  1. Captured Live!/JOHNNY WINTER (ジョニー・ウインター)
  2. Minute by Minute/THE DOOBIE BROTHERS (ドゥービー・ブラザーズ)
  3. The Captain and Me/THE DOOBIE BROTHERS (ドゥービー・ブラザーズ)
  4. Hotel California/THE EAGLES (イーグルス)
  5. Live Johnny Winter And/JOHNNY WINTER AND (ジョニー・ウインター・アンド)
  6. Van Halen/VAN HALEN (ヴァン・ヘイレン)
  7. Cheap Trick At Budokan/CHEAP TRICK (チープ・トリック)
  8. Kiss Alive II/KISS (キッス)
  9. Live Bootleg/AEROSMITH (エアロスミス)
  10. Moonflower/SANTANA (サンタナ)
  11. Waiting for Columbus/LITTLE FEAT (リトル・フィート)
  12. Eat a Peach/THE ALLMAN BROTHERS BAND (ザ・オールマン・ブラザース・バンド)
  13. Caught In The Act/GRAND FUNK RAILROAD (グランド・ファンク・レイルロード)

クレジットカード




クレジット・カードはメインとサブの2枚を持つのが基本。それ以上の枚数を持っていても、年会費だけ払って使う機会がなかったり、各カードのポイントも分散されて無駄になってしまうだけです。
現在、個人的にオススメの組合せは、プライベート、そしてビジネスに、あらゆる場面で使える"三井住友VISAカード"と永久年会費無料の"楽天カード"の組合せです。VISAとJCBの両方が持てるように楽天KCカードはJCBを選んでおくのがベスト!!

2010年08月07日

Captured Live!/JOHNNY WINTER (ジョニー・ウインター)

B0012GMWNYCaptured Live
Johnny Winter
Sbme Special Mkts. 2008-02-01

 約2年のドラッグ中毒からのリハビリ期間を経て『Still Alive And Well』(1973)でロック・シーンに復帰したJohnny Winter(ジョニー・ウインター)が1976年に発表したライヴ・アルバム。トレード・マークのギブソン・ファイヤーバードのフロント・ピックアップにアンプのトレブルを10まで上げたJohnny Winter独特のギター・トーンで奏でる豪快な火の玉プレイ!


1. Bony Moronie
2. Roll with Me
3. Rock & Roll People
4. It's All Over Now
5. Highway 61 Revisited
6. Sweet Papa John

Johnny Winter :Vo,G (ジョニー・ウインター)
Floyd Radford :G (フロイト・ラッドフォード)
Randy Hobbs :B (ランディ・ジョー・ボブス)
Richard Hughes :Dr (リチャード・ヒューズ)

 メンバーはRandy Jo Hobbs(B.ランディ・ジョー・ボブス)、Richard Hughes(Dr.リチャード・ヒューズ)、そしてギタリストのFloyd Radford(G.フロイト・ラッドフォード)を加えた4人編成。Floyd Radfordのポジションは"And"時代のRick Derringer(G.リック・デリンジャー)と同様にサイド・ギターというよりJohnny Winterとのツイン・ギター。『Live Johnny Winter And』でのRick Derringerほどハード・ロック色(アルバム自体、こちらの方がブルーズ色が強くなっています。)は強くないもののJohnny Winterに負けることなく弾きまくっており、この時期のJohnny Winterの豪快でストレートなライヴの完成度を高める好プレイを聴かせています。

 「Johnny Winterを初めて聴く」という方には、"ハード・ロック"寄りの『Live Johnny Winter And』、"ブルース"寄りの『Captured Live!(狂乱のライヴ)』というように分けて、好みの方を先に聴かれると良いと思います。
 Johnny Winterのライブでの代表的な定番ナンバーであるBob Dylan(ボブ・ディラン)のカヴァー"Highway 61 Revisited(追憶のハイウェイ)"他収録。

関連記事 - Live Johnny Winter And/JOHNNY WINTER AND


B0012GMWNYCaptured Live
Johnny Winter
Sbme Special Mkts. 2008-02-01


関連記事 - Live Johnny Winter And/JOHNNY WINTER AND


| HOME |

2010年07月03日

Minute by Minute/THE DOOBIE BROTHERS (ドゥービー・ブラザーズ)

B000002KINMinute by Minute
The Doobie Brothers
Wea Japan 1994-12-02

The Doobie Brothers [試聴]iTunes Music Store - The Doobie Brothers


 1975年に病気のために休養したTom Johnston(vo,g.トム・ジョンストン)の代役としてTHE DOOBIE BROTHERS(ドゥービー・ブラザーズ)に参加し、そのまま正式メンバーとして加入したMichael McDonald(vo,key.マイケル・マクドナルド)を中心としたポップ&ソウル路線で第二期黄金時代を築いた1978年発表のTHE DOOBIE BROTHERSの大ヒット作。(グラミー賞4部門獲得)


1. Here to Love You
2. What a Fool Believes
3. Minute by Minute
4. Dependin' on You
5. Don't Stop to Watch the Wheels
6. Open Your Eyes
7. Sweet Feelin'
8. Steamer Lane Breakdown [Instrumental]
9. You Never Change
10. How Do the Fools Survive?

Michael McDonald :vo,key.マイケル・マクドナルド
Patrick Simmons :g,vo.パトリック・シモンズ
Jeff Baxter :g.ジェフ・バクスター
Tiran Porter :b.タイラン・ポーター
John Heartman :dr.ジョン・ハートマン
Keith Knudsen :dr.キース・ヌードセン

 Tom Johnstonの豪快なヴォーカルを売り物にしていた初期THE DOOBIE BROTHERSに較べると明らかにMichael McDonald(vo,key.マイケル・マクドナルド)のヴォーカル・スタイル、そして音楽性は異なっており、本作『Munute By Minute(ミニット・バイ・ミニット)』ではMichael McDonaldのソフトで繊細、且つソウルフルな歌声を生かしたAORよりのロックが展開されています。Tom Johnston在籍時の初期THE DOOBIE BROTHERSに較べるとギター中心で楽曲を創り上げてきたそれまでのサウンドから一転して、キーボードとホーン・セクションが目立つアレンジのソフトなサウンドは発売当初はファンにとっても違和感のあるサウンドでもあり賛否両論を呼びますが、あの高度な音楽性を持つSTEELY DANのツアー・メンバーにも採用されていたことからも分かるようにMichael McDonaldは演奏能力、表現力だけでなく作曲能力、音楽性なども非常に高いものを持っており、アルバム自体の完成度もこれまでの作品に決して劣るものではなく、熟成期を迎えていたバンドの演奏とMichael McDonald主導による楽曲制作でTom Johnston脱退後のニュー・ドゥービーズの音楽を完成させた名盤です。
 また、確かにMichael McDonaldの加入によりサウンドが一転した、という風にも聴けますし、明らかにMichael McDonaldの楽曲といった部分もありますが、本作収録曲の基本的な根の部分は多彩な才能を持ったメンバーの集合体であるTHE DOOBIE BROTHERS(ドゥービー・ブラザーズ)が元々持っていた要素のひとつであり、Michael McDonaldの加入(及び同じくSTEELY DAN人脈のJeff Baxter/g.ジェフ・バクスター)によって、バンドが前面に押し出す部分が変化した、という風にも捉える事が出来るのではないかと思います。

 本来激しいロックン・ロールが好みで自らも歌いたいといういう願望を持っていたにも拘らず、自分の声質がロックに向かないことを認識してAOR寄りのソフトな音楽を追求していったMichael McDonaldが、THE DOOBIE BROTHERSというロック・バンドに参加して、バンドをグラミー受賞まで押し上げるという大きな役割を果たしたというのは面白くもあり、興味深いところでもあります。

 メロディー、サウンド共にMichael McDonald節全開の名曲"What a Fool Believes(ある愚か者の場合)"(バンドにとって2曲目の全米1位を獲得)、都会的なアレンジで透明感あふれるサウンドを聴かせるヒット曲"Minute by Minute"、Jeff Baxterによる素晴らしいアコースティック・ギター・ソロが聴きモノの"How Do the Fools Survive?"他収録。


■関連記事→ The Captain and Me/THE DOOBIE BROTHERS



B00005OOHCグレイテスト・ヒッツ
ドゥービー・ブラザーズ
ワーナーミュージック・ジャパン 2001-10-24

B00000JZAY1970-2000/Long Train Runnin'
The Doobie Brothers
Rhino 1999-09-28

B000002KINMinute by Minute
The Doobie Brothers
Wea Japan 1994-12-02

The Doobie Brothers [試聴]iTunes Music Store - The Doobie Brothers


| HOME |

2006年10月23日

The Captain and Me/THE DOOBIE BROTHERS (ドゥービー・ブラザーズ)

B000002KERThe Captain and Me
The Doobie Brothers
Wea Japan 1990-10-25

The Doobie Brothers [試聴]iTunes Music Store - The Doobie Brothers


 LAのEAGLESイーグルス)と並んで1970年代のウエストコースト・サウンドを代表するサンフランシスコのロック・バンド"THE DOOBIE BROTHERS"(ドゥービー・ブラザーズ)が1973年に発表した3rdアルバム。
 約13年間の活動期間中(1989年の再結成後は除く)に幾度かのメンバー・チェンジを行いながら、その都度多彩な才能を持つ新加入メンバーの個性を名プロデューサー、Ted Templeman(テッド・テンプルマン)の元で上手くバンドの音楽性に反映させ、数々の名盤、ヒット曲を産み出してきたTHE DOOBIE BROTHERS。本作『The Captain and Me(キャプテン・アンド・ミー)』はTom Johnston(vo,g.トム・ジョンストン)の豪快なヴォーカルとドライブ感溢れる演奏、そしてウエストコーストらしい軽快なメロディーとハーモニーで人気を博した、ギターのリズム・カッティングが印象的な"Long Train Runnin'"、"China Grove"などの人気曲を含む初期THE DOOBIE BROTHERSの代表作です。


1. Natural Thing
2. Long Train Runnin'
3. China Grove
4. Dark Eyed Cajun Woman
5. Clear as the Driven Snow
6. Without You
7. South City Midnight Lady
8. Evil Woman
9. Busted Down Around O'Connelly Corners
10. Ukiah
11. Captain and Me

Tom Johnston :vo,g.トム・ジョンストン
Patrick Simmons :g,vo.パトリック・シモンズ
Tiran Porter :b.タイラン・ポーター
John Heartman :dr.ジョン・ハートマン
Michael Hossack :dr.マイケル・ホザック

guest
Jeff Baxter :g.ジェフ・バクスター

 ゲスト・ミュージシャンとしてSTEELY DAN(スティーリー・ダン)のJeff Baxter(g.ジェフ・バクスター)を迎え、トリプル・ギター、ツイン・ドラムでの豪快な演奏でアメリカン・ロックを代表するバンドになったTHE DOOBIE BROTHERS(ドゥービー・ブラザーズ)は次作『What Were Once Vices Are Now Habits(ドゥービー天国)』(1974年)からのシングルカット曲"Black Water"で初の全米1位を獲得し、遂にアメリカン・ロックの頂点まで上り詰めます。

 しかし、このまま黄金時代が続くかと思われたTHE DOOBIE BROTHERSでしたが、予約だけでミリオン・セラーを達成した『Stampede』(1975年)発表後にメイン・ソングライターでもあったTom Johnston(vo,g.トム・ジョンストン)が病気の為に休養、その後に控えたツアーためにSTEELY DANを脱退して既にTHE DOOBIE BROTHERSの正式メンバーとなっていたJeff Baxter(g.ジェフ・バクスター)が同じく元STEELY DANのツアー・メンバーだったMichael McDonald(vo,key.マイケル・マクドナルド)をTom Johnstonの代役として呼び寄せてツアーを再開することになります。
 ヴォーカリストとソング・ライターを失い、復帰の目処も立たないTHE DOOBIE BROTHERSは、Tom Johnstonとは声質も音楽性も違いながらTom Johnston休養後のツアーを成功させ、ソング・ライティングにも優れたMichael McDonaldを正式メンバーとして迎え『Takin' To The Streets(ドゥービー・ストリート)』(1976)を発表。二人の元STEELY DANのメンバーを加え、メインのソング・ライティングもMichael McDonaldに委ねたTHE DOOBIE BROTHERSの音楽性は一気に様変わりし、ドライブ感溢れる豪快なロック・サウンドは失われてしまいますが、反対にMichael McDonald、Jeff Baxterのジャズ寄りの音楽性を反映した、そしてなによりMichael McDonaldのソウルフルな歌声を生かした新しいサウンドはロック・ファンだけに止まらず一般的な音楽ファンにも好評でセールス的にも成功。徐々にMichael McDonald主導のバンドへと変貌していきます。1977年に病気療養中だったTom Johnstonがバンドに復帰するものの、既にバンド内に居場所は無く、『Livin' On The Fault Line(運命の掟)』(1977)発表後に自ら身を引いて正式に脱退、以後バンドは徐々にMichael McDonaldのワンマン・バンド化して行く事になります。

 Michael McDonald(マイケル・マクドナルド)サウンドの後期THE DOOBIE BROTHERS(ドゥービー・ブラザーズ)はその後もヒット曲を連発していきますが、最後のオリジナル・メンバーであったPatrick Simmons(g,vo.パトリック・シモンズ)の脱退を切っ掛けに、1982年の"Farewell Tour"を最後に解散の道を選びます。
 しかし、上記のようなバンドの経緯をたどるとメンバー間の確執等、解散後も影響を残しそうに思われますが、前記"Farewell Tour"にはTom Johnstonが参加、その後1989年にTom Johnstonを中心にした初期サウンドで再結成されて以降も大きなイベント等の際にはMichael McDonaldや他の元メンバーがゲストで参加するなど、メンバー・チェンジが活発で、音楽性もMichael McDonaldの加入を分岐点に大きく変わったバンドにしては、ファンの賛否両論とは裏腹にメンバー間の確執という物が全く無いという珍しいバンドで、メンバー各自の音楽的個性を尊重し、音楽活動の自由度も高かった、THE DOOBIE BROTHERSは正に"ブラザー"といえるミュージシャンの集合体だったのではないでしょうか。
*1989年の再結成についても1987年に行われたベトナム帰還兵救済チャリティー・コンサートにおいて、かつて在籍した12人のメンバーが一堂に会した再結成ライブが切っ掛けになっています。


■関連記事→ Minute by Minute/THE DOOBIE BROTHERS


B00005OOHCグレイテスト・ヒッツ
ドゥービー・ブラザーズ
ワーナーミュージック・ジャパン 2001-10-24

B00000JZAY1970-2000/Long Train Runnin'
The Doobie Brothers
Rhino 1999-09-28

The Doobie Brothers [試聴]iTunes Music Store - The Doobie Brothers


| HOME |

2006年10月14日

Hotel California/THE EAGLES (イーグルス)

B000002GVOHotel California
Eagles
WEA International 1990-10-25

 カントリー・ロックからの影響とハード・ロック的なサウンドが共存したアメリカン・ロックを演奏するウエストコーストを代表するバンド、EAGLES(イーグルス)がロック界の大物ギタリストであるJoe Walsh(ジョー・ウォルシュ/THE JAMES GANG 〜 solo)を加えて1976年に突如発表した5thアルバム『Hotel California(ホテル・カリフォルニア)』。
 "度数の高い蒸溜酒"の意であるスピリッツと"精神"をかけて「1969年以来スピリットはない」と歌われるタイトル・ナンバー"Hotel California(ホテル・カリフォルニア)"で、アメリカ、そして60年代末から続いてきたロックへの幻想に終止符を打ち、徐々に商業主義に融合せざるを得なかったバンドの敗北宣言ともいえる内容を持つ本作は、皮肉にもEAGLESを世界的なロック・バンドに押し上げると共に現在までに全世界で1600万枚以上のセールスを上げたモンスター・アルバムです。


1. Hotel California
2. New Kid in Town
3. Life in the Fast Lane
4. Wasted Time
5. Wasted Time (Reprise)
6. Victim of Love
7. Pretty Maids All in a Row
8. Try and Love Again
9. Last Resort

Glenn Frey :vo,cho,g,key.グレン・フライ
Don Henley :vo,cho,ds.ドン・ヘンリー
Randy Meisner :b,vo,cho.ランディー・マイズナー
Don Felder :g,cho.ドン・フェルダー
Joe Walsh :g,vo,cho,key.ジョー・ウォルシュ


 EAGLES(イーグルス)は1971年にLinda Ronstadt(リンダ・ロンシュタット)のバック・バンドとして集められたGlenn Frey(グレン・フライ)、Don Henley(ドン・ヘンリー)、Bernie Leadon(vo,cho,g,banjo,steel guitar,mandolin.バーニー・リードン)、Randy Meisner(ランディー・マイズナー)によって結成され、1972年に『Eagles(イーグルス・ファースト)』でデビュー、シングル"Take it Easy"のヒットにより一躍ウエストコーストを代表するバンドとなります。

 Bernie Leadonの弾くバンジョー、スティール・ギター、マンドリンが印象的なカントリー・ロックとハード・ロック的な要素を持った楽曲を共存させたアルバム作りで以後、西部のアウトローとロック・ミュージシャンを重ね合わせたトータル・アルバム『Desperado(ならず者)』(1973年)、『On The Border(オン・ザ・ボーダー)』(1974年)と次々と良作アルバムを発表。
 しかし、セールス面を意識してのレーベル側の意向からか、バンドの主導権を握りつつあったGlenn FreyとDon Henleyのソング・ライティングの方向性からか、徐々に強まっていたバンドのハード・ロック色は1975年にリード・ギタリストとして参加したDon Felder(g,cho.ドン・フェルダー)により更に強化され、同年に発表した『One Of These Nights(呪われた夜)』(1975年)で遂に全米1位を獲得、同時期に発売されて後に2600万枚以上のセールスを上げることになる『Eagles - Their Greatest Hits 1971-1975(グレイテスト・ヒッツ)』のヒットとあわせてバンドは一気にトップ・グループへと駆け上がります。
 『One Of These Nights』は各楽曲の出来も良く、完成度の高い傑作アルバムに仕上がりセールス的には成功したものの、若干カントリー・ロック色は残しながらもデビュー当初のEAGLESとはかけ離れたサウンドとなり、初期EAGLESのサウンドとカントリー・ロック色を決定付けていたBernie Leadonが脱退。残ったバンドのメンバー自身もカントリー・ロック色を薄めてハード・ロック色やその他の要素を取り入れることによってヒット曲が生まれる事に苦悩しますが、結局Bernie Leadonの後任にはTHE JAMES GANG(ジェイムス・ギャング) 〜 soloでの活動で当時EAGLES以上の大物ミュージシャンであったJoe Walsh(g,vo,cho.ジョー・ウォルシュ)が参加、バンドのカントリー・ロック色の更なる排除とハードなサウンド面の強化が決定付けられることになります。(日本ではEAGLESへの加入、そして『Hotel California』の大ヒットによって良く知られるようになったJoe Walshですが、欧米では人気、認知度はEaglesよりJoe Walshの方が高く、バンド加入以前からソロ・ミュージシャンとしてEagles以上の人気を誇っていた。)

 本作『Hotel California(ホテル・カリフォルニア)』は、『One Of These Nights』以上のヒットを期待されるプレッシャーの中で、70年代のウエストコースト・サウンド・ブームを影で支えたソング・ライターJohn David Souther(JDサウザー)の協力を得ながら、Joe WalshとDon Felderの二人のロック・ギタリストのツイン・リード・ギターをフューチャーして新たなウエストコースト・サウンドを確立させた、ウエストコーストの音楽シーンだけでなくアメリカン・ロック史上に残る名盤です。また、このアルバムに関しては商業主義との迎合、ロックの精神からは掛け離れたセールス至上主義的なミュージック・シーンへの懐疑心、そしてアルバム制作へのプレッシャーなど、メンバーの苦悩の末に生み出された、前作『One Of These Nights』からその兆候はあったとはいえ、EAGLESの作品群の中では異色の作品であり、言わば突如生まれた偉大な作品。EAGLESにとっても代表作ではありますが、発売後から既にEAGLESというバンドから独り歩きを始めた『Hotel California』というアルバム自体が巨大な存在感を持つ、ロックという音楽における最高傑作のひとつと言えます。

 シングル・カットされて共に全米1位獲得した、未だにその歌詞が様々な憶測を呼び、後半のツイン・ギターのリフレインが美しくも悲しいタイトル・ナンバー"Hotel California"、Hall & oates(ホール&オーツ)のDARYL HALL(ダリル・ホール)のことを歌ったと言われる"New Kid in Town"他収録。(シングル"Hotel California"は1977年度グラミー賞・最優秀レコード賞受賞。)


One of These Nights - 呪われた夜(1975)

B0000262TLOne of These Nights
Eagles
Warner 1989-01-01

Eagles - Their Greatest Hits 1971-1975 (1975)

B000002GVSEagles - Their Greatest Hits 1971-1975
Eagles
Elektra/WEA 1990-10-25

 2600万枚以上のセールスを上げ、アメリカで最も売れたアルバムとして認定されたEAGLES(イーグルス)のベスト盤。1972年のデビュー作『Eagles(イーグルス・ファースト)』から4thアルバム『One of These Nights(呪われた夜)』までの代表曲を収録。
*翌1976年発表の『Hotel California(ホテル・カリフォルニア)』からの楽曲は当然ながら収録されていません。


パーフェクト・ヒッツ1971〜2001パーフェクト・ヒッツ1971〜2001
ザ・イーグルス

 デビュー曲"Take it Easy"から、アメリカンロック史上に残る名曲"Hotel California"、1994年の再結成後の楽曲までを収録した、バンド結成30周年記念盤。


| HOME |

2006年04月23日

Live Johnny Winter And/JOHNNY WINTER AND (ジョニー・ウインター・アンド)

B0000024X2Live Johnny Winter And
Johnny Winter
Columbia 1989-10-05

Johnny Winter [試聴]iTunes Music Store - Johnny Winter


 1969年に"100万ドルのブルースギタリスト"として鳴り物入りでデビューしたJohnny Winter(ジョニー・ウインター)が、1970年にRick Derringer(リック・デリンジャー)等と結成したバンド"JOHNNY WINTER AND"(ジョニー・ウインター・アンド)のライブ・アルバム。1曲目の"Good Morning Little Schoolgirl"からラストの"Johnny B. Goode"までハイ・テンションなプレイが満載。ノリの良いロックンロールやスロー・ブルーズで火の出るような激しいギター・プレイを繰り広げるJohnny Winterのスタイルは、その後のブルース・ロックに多大な影響を与えています。Johnny Winterの豪快に弾きまくるギター、激しく唸るようなヴォーカルを堪能出来る1枚。(1971年発表)


1.Good Morning Little Schoolgirl
2.It's My Own Fault
3.Jumpin' Jack Flash
4.Rock & Roll Medley: Great Balls of Fire/Long Tall Sally/Whole Lotta
5.Mean Town Blues
6.Johnny B. Goode

Johnny Winter :Vo,G (ジョニー・ウインター)
Rick Derringer :Vo,G (リック・デリンジャー)
Randy Hobbs :Vo,B (ランディ・ジョー・ボブス)
Bobby Caldwell :Dr (ボビー・コールドウェル)

 鳴り物入りでデビューしたものの1stアルバム『Johnny Winter』(1969年)、2ndアルバム『Second Winter』(1970年・1stに較べると若干ロック寄り)が純粋なブルーズ・アルバムであり過ぎた為、地味な印象が強く、売れ行きは低迷。ブルースだけでは売れないと判断したマネージメント・サイドの思惑により、ロック・スタイルの演奏をする為に新たにJohnny Winter(ジョニー・ウインター)はRick Derringer(リック・デリンジャー)率いる"The McCoys"(ザ・マッコイズ)と組み、"JOHNNY WINTER AND"(ジョニー・ウインター・アンド)を結成。Rick Derringerのプロディースによってロック色が強くなったJohnny Winterとしては3作目となる『Johnny Winter, And』(1971年)を経て、1971年のライヴを収録して発表したのが本作『Live Johnny Winter And』です。
 Rick Derringer(リック・デリンジャー)の起用はロック・スタイルの演奏にJohnny Winter(ジョニー・ウインター)のギター&ヴォーカルを載せるという意味では非常に相性が良く大成功。ギター・プレイについても、"ある時はJohnny Winterのバッキングに徹し、ある時はJohnny Winterと対等にギター・ソロを弾いて演奏を盛り上げる"というJohnny Winterの最高のサポート役を演じ、本作を名盤に仕上げることに多大な貢献をしています。また、この時期はRick Derringerがバンドの音楽性の主導権を握っている部分も多く、商業音楽的な部分での成功はRick Derringerによるところが大きいと思われ、Rick Derringer自身のキャリアにおいても、この頃が一番良い仕事をしていた時期では無いかと思います。
 しかし、ロック・スタイルへの変貌によってJohnny Winter(ジョニー・ウインター)はセールス的にも成功することになりますが、この演奏スタイルはJohnny Winter自身のロックとブルースの間での葛藤を生み、そしてロック・ビジネスの世界での心労などの精神的ストレスからJohnny Winterはドラッグ中毒へと陥り、この後暫く音楽シーンから遠のいていく事になります。


Derringer Live (1977年)

B00065TZRIDerringer Live
Rick Derringer
Wounded Bird 2004-11-02

 Rick Derringer(G.リック・デリンジャー)の最高傑作。疾走するツイン・ギター(G.Danny Johnson/ダニー・ジョンソン)、豪快で力任せなハード・ロック・ギター、ポップで豪快、且つ明快なハード・ロック・ナンバー。Rick Derringerの魅力が詰まった暴走ライブ・アルバム。
 その時期、状況によりギター・スタイル&音楽性が変わり、よく言えば"器用貧乏"、悪く言えば"中途半端"な事から、ロック史においても良い評価されることが少ないRick Derringerの唯一自信を持ってお勧めできるアルバムです。


関連記事 - Captured Live!/JOHNNY WINTER


| HOME |

2005年11月04日

Van Halen/VAN HALEN (ヴァン・ヘイレン)

B00004Y6O9Van Halen
Van Halen


 巷ではいたるところでディスコ・サウンドが流れ、SEX PISTOLS(セックス・ピストルズ)を始めとするイギリスから発生したパンク・ブームの波によりハード・ロック・シーンは衰退し、ロック界の偉大なる巨人"LED ZEPPELINレッド・ツェッペリン)"ですら「オールド・ウェーブ」と呼ばれロック・シーンの片隅に追いやられつつあった1978年。そうした時代の中でアメリカから全世界へ放たれた衝撃的な1枚のハード・ロック・アルバム。それがEdward Van Halen(G.エドワード・ヴァン・ヘイレン)、Alex Van Halen(Dr.アレックス・ヴァン・ヘイレン)のヴァン・ヘイレン兄弟を中心にして結成されたVAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)の1stアルバムです。


1.Runnin' With The Devil
2.Eruption
3.You Really Got Me
4.Ain't Talkin' 'Bout Love
5.I'm The One
6.Jamie's Cryin'
7.Atomic Punk
8.Feel Your Love Tonight
9.Little Dreamer
10.Ice Cream Man
11.On Fire

David Lee Roth :Vo デイヴィッド・リー・ロス
Edward Van Halen :G エドワード・ヴァン・ヘイレン
Micheal Anthony :B マイケル・アンソニー
Alex Van Halen :Dr アレックス・ヴァン・ヘイレン

Van Halen Edward Van Halen(G.エドワード・ヴァン・ヘイレン)の突き抜けるようなギター・サウンドと優れたテクニックから繰り出されるフレーズは、それまでのハード・ロックのようなブルースを基本としたスタイルでは無く新時代の幕開けを感じさせる自由奔放なプレイ・スタイル(情緒性には欠ける?)。ライト・ハンド(タッピング)奏法を始めとする革新的なアイディア、独特なリズム・センスから産み出された小技の効いたドライブ感のあるギター・リフにワイルドでキャッチーなメロディー・ラインを乗せるバンドのスタイル、アメリカン・ロックの王道を行きながらもオリジナリティー溢れる楽曲の数々、David Lee Roth(Vo.デイヴィッド・リー・ロス)の存在により醸し出されるエンターテインメント性とカラフルなバンド・イメージ等々。。。。この1枚のアルバムとVAN HALENのバンド・スタイルが他のロック・バンドのサウンド・メイキング、ソング・ライティング、ギタリストのギター・プレイ、ロック・バンドのイメージ作りなどに与えた影響は計り知れません。
 VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)の記念すべき1stアルバムにして、その後のNWOBHM(ニュー・ウェーヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)、LAメタル・ブームへ繋がる大きな要因となったロック・シーンにおけるエポック・メイキング的な作品です。

 KINKS(キンクス)のカヴァーでありながら初期VAN HELENの代名詞ともなった"You Really Got Me"、Edward Van Halen(G.エドワード・ヴァン・ヘイレン)の新感覚フレーズが詰め込まれたインスト曲"Eruption"、ライヴでの定番曲"Ain't Talkin' 'Bout Love"他収録。


1984

B00004Y6O31984
Van Halen


1983年発表、VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)の6thアルバム。シンセサイザーのイントロが印象的な"JUMP"は全米チャートで5週にわたって第1位を記録。VAN HALEN独特のポップ・センス、ハードなギター・サウンドとワイルドなヴォーカルスタイル、そしてそれまでにも徐々に使われつつあったシンセサイザー・サウンドが融合して作り出されたDavid Lee Roth(Vo.デイヴィッド・リー・ロス)在籍時代の集大成的な作品。ハード・ロック・ファン必聴の名盤。

Van Halen アルバム発表後"ダイアモンド・デイブ"ことDavid Lee Rothはバンドを脱退。ソロ活動へと移行し、超人的なテクニックを持つSteve Vai(G.スティーブ・ヴァイ)、Billy Sheehan(B.ビリー・シーン)等とともにDavid Lee Roth Bandを結成。パフォーマンス、楽曲、テクニックなど全ての面において「魅せる」という部分に重点を置き、VAN HALEN時代以上に強くエンターテインメント性を推し進めたロックを追求して行きます。
 "Panama"、"Hot For Teacher"他収録。


5150

B000002L995150
Van Halen


 David Lee Roth(Vo.デイヴィッド・リー・ロス)の後任として元MONTROSE(モントローズ)の正統派ロック・ヴォーカリスト、Sammy Hager(サミー・ヘイガー)を迎えて制作された新生VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)の1枚目。(通算7作目)
 パフォーマンス、存在感、そしてセルフ・プロディース面においては優れた才能を持っていたとはいえヴォーカリストとしての微妙な表現力は劣るといわざるを得ないDavid Lee Rothが脱退し、"歌える"ヴォーカリストSammy Hagerが加入したことにより"Why Can't This Be Love?"のような正統派アメリカン・ハード・ロック、高い歌唱力が必要となるバラード系の楽曲の演奏が可能になったこと、前作で大成功したシンセサイザーの導入が更に進められたことなどから、元々ポップ・センス溢れるバンドでしたが、今作では更にポップな面が強調されたサウンドになっています。(David Lee Rothが持つ癖のある独特のポップ感が消えたのは残念ですが)各楽曲の作りこみ度もこれまでのアルバムに比べると良く煮詰められており、ノリ重視でワイルドなサウンドが特徴的なデイブ時代に比べると、各楽曲のアレンジなど完成度も高いアルバムです。
 前作『1984』と『5150』の成功によりVAN HALENは名実ともにアメリカを代表するロック・バンドとなります。
 Sammy Hager(サミー・ヘイガー)時代の幕開けを飾るハード・ロック・ナンバー"Good Enough"、ポップなアメリカン・ハード・ロック"Why Can't This Be Love?"、Sammy Hagerがエモーショナルに歌い上げるVAN HALENを代表する名曲"Dreams"、Edward Van Halen(G.エドワード・ヴァン・ヘイレン)のスタインバーガー・ギターの特長を生かしたプレイが印象的な疾走ナンバー"Get Up"、名バラード"Love Walks In"、テクニカルなギター・プレイ炸裂の"5150"他、捨て曲無しの全9曲収録。


The Best of Both Worlds [Best of]

B000286S8SThe Best of Both Worlds (Digi-Pak)
Van Halen
Warner 2004-07-20

| HOME |

2005年09月20日

Cheap Trick At Budokan/CHEAP TRICK (チープ・トリック)

Cheap Trick at 武道館.jpg

 1978年に発表されたCheap Trick(チープ・トリック)の名盤『at武道館』。スタジオ盤よりワイルドに、そして更にハードに演奏されたポップでキャッチーなハード・ロックが詰め込まれたライヴ・アルバムの傑作です。
 1998年には『at武道館』の発売から20周年を記念して、1977年の武道館公演の曲順やMCなどを当時のまま収録した『at武道館コンプリート』が発売されています。


B00009WKXPチープ・トリック at 武道館コンプリート
チープ・トリック


Disc :1
1.Hello There
2.Come on, Come On
3.ELO Kiddies
4.Speak Now or Forever Hold Your Peace
5.Big Eyes
6.Lookout
7.Downed
8.Can't Hold On
9.Oh Caroline
10.Surrender
11.Auf Wiedersehen

Disc :2
1.Need Your Love
2.High Roller
3.Southern Girls
4.I Want You to Want Me
5.California Man
6.Goodnight
7.Ain't That a Shame
8.Clock Strikes Ten

Rick Nielsen :G (リック・ニールセン)
Robin Zander :Vo,G (ロビン・ザンダー)
Tom Petersson :B (トム・ピーターソン)
Bun E. Carlos :Dr (バン E. カルロス)

 CHEAP TRICK(チープ・トリック)は1977年にアルバム『Cheap Trick』でデビュー。しかし、当時はアイドル系のロック・バンドが数多くデビューしていたため本国アメリカではプロモーション的にも一押しでなかったのか、露出も少なく人気も今ひとつでしたが、Robin Zander(Vo,G.ロビン・ザンダー)、Tom Petersson(B.トム・ピーターソン)の美形コンビと、Rick Nielsen(G.リック・ニールセン)、Bun E. Carlos(Dr.バン E. カルロス)のコミカル・コンビの組み合わせとCHEAP TRICKの演奏するポップでキャッチーなサウンドで女性を中心に日本でブレイク。1977年には武道館でのライヴを大成功させ、1978年に日本でのみ発売された『at 武道館』も日本で大ヒットを記録。『at 武道館』はその後日本での大ヒットが本国アメリカでも話題となり、日本からの逆輸入という形でアメリカでもヒット。遂には全米チャート4位を獲得してCHEAP TRICKは一躍人気グループの仲間入りを果たします。QUEEN(クイーン)と同じく1970年代に日本から人気に火がつき、その後世界的なバンドへと成長したバンドの1つです。
 CHEAP TRICK(チープ・トリック)のハード且つメロウでポップなサウンドは後続に及ぼした影響も大きく、1980年代のLAメタルからグランジ、パワーポップにまで広く及んでおり、パワー・ポップの元祖ともいえるバンドでもあります。

 1980年代に入り、契約上の問題で活動に支障を及ぼしたり、その後のTom Petersson(B.トム・ピーターソン)の脱退などで一時期人気が低迷しますが、Tom Peterssonが復帰した1988年にはアルバム『Lap Of Luxury』がCHEAP TRICK(チープ・トリック)最大のヒットとなり、ミュージック・シーンの最前線に復帰。現在も大きなヒット曲は無いものの精力的にライヴ活動を行っています。

B00024ZAV8エッセンシャル・チープ・トリック
チープ・トリック ビリー・コーガン
Sony Music Direct 2004-07-22

B0001LNPNCチープ・トリック・シルバー・トゥエンティフィフス・アニバーサリー・ホームカミング・コンサート
チープ・トリック
バップ 2004-04-21

 CHEAP TRICK(チープ・トリック)が1999年にホームタウンであるイリノイ州ロックフォードで行った結成25周年記念ライブを収録。ゲストにスラッシュとビリー・コーガンを迎えてセッションも展開するなど、見所・聴き所満載!


[CHEAP TRICK DISCOGRAPHY]
Cheap Trick 1977
In Color 1977
Heaven Tonight 1978
At Budokan 1979
Dream Police 1979
Found All The Parts 1980
All Shook Up 1980
One On One 1982
Found All The Parts 1983*(Cassette Version)
Next Position Please 1983
Standing On The Edge 1985
The Doctor 1986
Lap Of Luxury 1988
Busted 1990
The Greatest Hits 1991*(Japanese version)
Woke Up With A Monster 1994
Budokan II 1994
Sex, America, Cheap Trick 1996
Sub Pop Single 1997
Cheap Trick-Japanese version 1997
Cheap Trick-U.S. version 1997
At Budokan the Complete Concert 1998


| HOME |

2005年09月18日

Kiss Alive II/KISS (キッス)

B000001EL9ALIVE 2 (REMASTERED)
Kiss


Alive II [試聴]iTunes Music Store


 1975年発表の傑作ライヴ『Kiss Alive!(キッス・アライヴ)』から2年。人気、セールスともにKISS(キッス)全盛期の1977年に発表された『Kiss Alive II(アライヴⅡ)』。前作以上にスケール・アップしたサウンドで、KISSの代表作ともいえるライヴ・アルバムの名盤。
*1977年8月26日、ロスアンゼルス・フォーラムでのコンサートを収録。


Disc 1
1.Detroit Rock City
2.King Of The Night Time World
3.Ladie's Room
4.Makin' Love
5.Love Gun
6.Calling Dr. Love
7.Christine Sixteen
8.Shock Me
9.Hard Luck Woman
10.Tomorrow And Tonight

Disc 2
1.I Stole Your Love
2.Beth
3.God Of Thunder
4.I Want You
5.Shout It Out Loud
6.All-American Man (Studio)
7.Rockin' In The U.S.A. (Studio)
8.Larger Than Life (Studio)
9.Rocket Ride (Studio)
10.Any Way You Want It (Studio)

Paul Stanley :Vo,G (ポール・スタンレー)
Gene Simmons :Vo,B (ジーン・シモンズ)
Ace Frehley :G (エース・フレーリー)
Peter Criss :Dr (ピーター・クリス)

 ストレートでポップなアメリカン・ハード・ロック・サウンドに派手なメイクと衣装、そして大掛かりなステージ・セットとともに繰り広げられるライヴ・パフォーマンス。KISS(キッス)のステージを表現すると正に一大スペクタクル・ロックン・ロール・ショー
 Paul Stanley(ポール・スタンレー)、Gene Simmons(ジーン・シモンズ)をメインにメンバー全員がヴォーカルをとり(Ace Frehley/エース・フレーリーはお世辞にも上手いとはいえませんが、Peter Criss/ピーター・クリスは渋い声で味のある歌声を聴かせてくれます。)、各メンバーのキャラクターも良く描き分けられており、メイクや派手なステージの印象に惑わされがちですが、なんと言っても曲の出来が素晴らしく良いため聴く人を飽きさせません。
 現在30代後半から40代のロック・ファンの方の中には、1977年にNHKで放映された『ヤング・ミュージック・ショー』(2004年にもNHKアーカイブにて再放送)でKISSのパフォーマンスに触れてロックの道に入った人も多いと思います。また、洋邦問わず、KISSのサウンドに影響を受けたロック・バンドを数多く産み出してているバンドです。

Kiss Alive II(アライヴ II/)』は"Detroit Rock City"、"Love Gun"、"Hard Luck Woman"、"God Of Thunder"といった多くのKISS(キッス)の有名曲を収録。ラストの"Shout It Out Loud"まで、飽きることなく一気に聴かせてしまいます。『Kiss Alive!(アライヴ/地獄の狂獣)』とは収録曲が重複しないように選曲されていますが、個人的には最後にスタジオ録音5曲を収録しているのは("Rocket Ride"など、良い曲は収録されてはいますが)少し中途半端な印象があります。
 当時としては『Kiss Alive!』と『Kiss Alive II』の発売が2年しか開いていなかったので仕方が無い事なのですが、『Kiss Alive!』にも収録されていた"Deuce"、"Firehouse"、"Nothin' To Lose"、"Black Diamond"、"Rock And Roll All Nite"などの代表曲を収録した方が更に完成度の高いライヴ・アルバムになったのではないかと思われ、そこが少し残念といえば残念なところです。(というわけで私は『Kiss Alive!』と『Kiss Alive II』から選曲してテープに録音し"KISSライヴ・ベスト"などを作って愛聴していました。)

B000JJRIP2Kiss Alive! 1975-2000
Kiss
Island 2006-11-21


Alive! (地獄の狂獣/1975)

B000001EL1Alive! (Rmst)
KISS
Mercury / Universal 1997-07-15

Alive!

KISS(キッス)の本拠地デトロイトでのコンサートを収録した傑作ライヴ。1975年発表されプラチナ・ディスクを獲得。


Destroyer (地獄の軍団/1976)

B000001EL3Destroyer
KISS
Mercury 1997-09-22

Destroyer

 アメリカン・ハード・ロックとキャッチーでポップなメロディー、豪快且つ爽快なサウンドを聴かせるKISS(キッス)のスタジオ録音盤の代表作!


■ グレイテスト KISS - リマスター・グレイテスト・ヒッツ

B0000677K7グレイテスト KISS~リマスター・グレイテスト・ヒッツ
KISS キッス
ユニバーサルインターナショナル 2002-06-21

■ セカンド・カミング :DVD

B00007E8G2セカンド・カミング
キッス
コロムビアミュージックエンタテインメント 2002-12-11

 1996〜1997年に行われたワールドツアーの模様を収録したKISS(キッス)のライヴDVD。「Love Gun」「Shout It Out Loud」「Beth」ほか収録。


■ キッス・マイ・アス :DVD

B000666UGQキッス・マイ・アス
キッス
ユニバーサルインターナショナル 2004-11-21

 アメリカを代表するハードロックバンド、KISS(キッス)のヴィンテージ・ライブ映像、インタビュー映像を収録したDVD。"Parasite"、"Black Diamond"、"I Love It Loud"、"Love Gun"他、全17曲を収録。


| HOME |

2005年04月06日

Live Bootleg/AEROSMITH (エアロスミス)


Live Bootleg
Aerosmith
Draw the Line Get Your Wings Aerosmith Rocks

 ライブ・バンドとしてのAEROSMITH(エアロスミス)の魅力すべてを凝縮して2枚組のアルバム(CDでは1枚)に収めたライブ盤。(1978年
 演奏自体はかなりラフなのにもかかわらず、それすらも魅力に変えてしまうほどの圧倒的に勢いのあるライブ・パフォーマンス。70年代ハード・ロックを代表する名作ライブ盤です。

1.Back in the Saddle
2.Sweet Emotion
3.Lord of the Thighs
4.Toys in the Attic
5.Last Child
6.Come Together
7.Walk This Way
8.Sick as a Dog
9.Dream On
10.Chip Away the Stone
11.Sight for Sore Eyes
12.Mama Kin
13.S.O.S. (Too Bad)
14.I Ain't Got You
15.Mother Popcorn
16.Train Kept A Rollin'/Strangers in the Night

Steven Tyler :Vocal (スティーブン・タイラー)
Joe Perry :Guitar (ジョー・ペリー)
Tom Hamilton :Bass (トム・ハミルトン)
Brad Whitford :Guitar (ブラッド・ウイットフォード)
Joey Kramer :Drums (ジョーイ・クレイマー)

aerosmith.jpg AEROSMITH(エアロスミス)は1973年に『Aerosmith』でデビュー。THE ROLLING STONESザ・ローリング・ストーンズ)、YARDBIRDS(ヤードバーズ)、LED ZEPPELINレッド・ツェッペリン)やR&B、ブルーズなどから影響を受けたそのバンド・スタイルは地元ボストンでは好評を持って迎えられたものの、ボストン以外ではバンド・フォーマットが同じであることもあって、THE ROLLING STONESのコピー、などと批判されることも多かったようです。
 その後、THE KINKS(キンクス)、MOTT THE HOOPLE(モット・ザ・フープル)、THE MAHAVISHNU ORCHESTRA(マハビシュヌ・オーケストラ)、そして2作目『Get Your Wings』(1974年)発売時にはDEEP PURPLEディープ・パープル)、BLACK SABBATHブラック・サバス)などの前座として精力的にツアーを行いチャートでは低迷するものの着実に人気、実力ともにステップ・アップし、遂に3作目『Toys in the Attic』(1975年)で全米チャート11位を記録、1976年には1作目発売時にボストンでのローカル・ヒットに終わっていたシングル"Dream On"を再リリース、全米チャート6位まであがる大ヒットによりAEROSMITH(エアロスミス)の名前は全米で認知されることになります。そして1976年、AEROSMITH初期の代表作として上げられることの多い『Rocks(ロックス)』を発売。発売に伴うツアーも大成功で、『Rocks』は全米3位を記録しゴールド・ディスクを獲得。AEROSMITHは一躍トップ・グループの仲間入りを果たし、その人気を確実なものとし、『Draw the Line』(1978年)発表後は全米のスタジアム、アリーナ・クラスを廻るツアーを行い、35万人を集めた"California Jam(カリフォルニア・ジャム)"でトリを務め、AEROSMITHの人気はピークを迎えます。*この時の模様は『Live Bootleg』(1978年)に収録。

 しかし次作『Night in the Ruts』(1979年)製作中にバンド内の不和などが原因でJoe Perry(G.ジョー・ペリー)が脱退、その後81年にはBrad Whitford(G.ブラッド・ウィットフォード)も脱退、バンドはJimmy Crespo(G.ジミー・クレスポ)、Rick Dufay(G.リック・デュフェイ)をそれぞれの後任に迎え『Rock in a Hard Place』(1982年)を発表するものの、良い曲はありながらもバンドの勢いは既に失われており、ドラック依存のバンド体質、Steven Tyler(Vo.スティーブン・タイラー)のオートバイ事故等によりバンドは休止状態、存続の危機を迎えます。
 一方、Joe Perryも"Joe Perry Project(ジョー・ペリー・プロジェクト)としてアルバムを3枚発売しますが、1作目の『Let the Music Do the Talking(熱く語れ!)』はまずまずの成績を収めるものの、2作目『I've Got the Rock'n'Rolls Again』、3作目『Once a Rocker, Always a Rocker』はセールス的には振るわず低迷、Brad WhitfordDerek ST. Holmes (デレク・セント・ホルムス)とデビュー作『Whitford/Holmes(ウィットフォード/ホルムス)』を発表後自然消滅。

 ところが1984年、Brad Whitford(ブラッド・ウイットフォード)がJoe Perry Project(ジョー・ペリー・プロジェクト)に参加したところから話は一転、2人はAEROSMITH(エアロスミス)のメンバーと再会し、Joe Perry、Brad WhitfordのAEROSMITHへの復帰が決定します。バンドはレコード契約の無いままツアー活動を再開し、1985年にゲフィンと契約、復帰作『Done with Mirrors』を発表。1986年にはSteven Tyler(スティーブン・タイラー)とJoe Perry(G.ジョー・ペリー)がRUN D.M.Cによる"Walk This Way"のラップ・ヴァージョンに参加。この曲のヒットによりAEROSMITHは新たな若い世代にその存在を知らしめ浮上のきっかけを掴み、バンド自身も以前のようなドラッグ渦から手を切ることを決意します。
 その後クリーンになったAEROSMITHは1987年の『Permanent Vacation』、110週にわたってチャート・インして500万枚以上のセールスを上げたロング・セラー・アルバム『Pump』、AEROSMITHが初めて全米チャート首位を獲得した『Get a Grip』(1993年)を経て、遂には1970年代以上の人気、セールスを誇るバンドへと復活を遂げました。
 その後も『Nine Lives』(1997年)、1998年には映画「アルマゲドン」のサウンド・トラックからシングル・カットされた"Don't Want To Miss a Thing"が全米チャート1位を獲得、AEROSMITHの25年間の歴史を詰めこんだライブ・アルバム『A Little South of Sanity』(1998年)、『Just Push Play』(2001年)、『Honkin on Bobo』(2004年)など、良質のアルバムを発表し続けています。 

aerosmith%201.jpg AEROSMITH(エアロスミス)の演奏はテクニック的にはそんなに高度なことはしていないんですが、実際コピーしてバンドでやってみると、なかなかあのノリがでない、というAEROSMITHならではのリズム感覚を持ったバンドです。普通のロック・バンドだとドラムとベースのリズム・セクションがバンドを牽引するのですが、特に当時はJoe Perry(G.ジョー・ペリー)の刻むリフがバンドを引っ張り、バンドがジョーについて行くというようなところがあり、AEROSMITHの独特なノリはJoe Perryに因るところが大きかったのかもしれません。
*15曲目と16曲目の間に、クレジットには記載されていないのですが「Draw the line」が入っています。当時の海賊盤は表記ミスが多かったので(今でも?)、そんなことまでパロディにしてたんでしょうね。

 70年代後半、KISSキッス)、QUEENクイーン)、Cheap Trickチープ・トリック)とともに日本で非常に人気のあったバンドですし、当時ロックを聴いていた現在30代後半から40代以上の方にとっては必ず通る道、そして思い入れのあるバンドだと思います。
(最近は"Don't Want To Miss a Thing(ミス・ア・シング)"以降のファンの方も多いでしょうね)


A Little South Of Sanity

A Little South Of Sanity [2-CD SET]
Aerosmith


A Little South of Sanity [試聴]iTunes Music Store


 1998年発表のライブ・アルバム。AEROSMITH(エアロスミス)の25年間の歴史が詰まったようなアルバムです。ほぼベスト・アルバム的な選曲で、ヒット曲、名曲の数々が収録されています。テンションの高さ、という意味では上記『Live Bootleg(ライブ・ブートレッグ)』ですが、このアルバムでは完成された貫禄すら感じさせる演奏が聴けます。

Ultimate Aerosmith Hits

Ultimate Aerosmith Hits/アルティメイト・エアロスミス・ヒッツ
AEROSMITH


 2002年発表、AEROSMITH(エアロスミス)のオール・タイム・ベスト盤。このアルバムに関しては輸入盤より、4曲のボーナス・トラックが含まれているため国内盤(ちょっと高いですが)がお勧めです。特に"Train Kept A Rollin'"、"Toys In The Attic"(何故ボーナス扱いなのか?)は外せません。


Universal Masters Collection: Aerosmith [試聴]iTunes Music Store "Universal Masters Collection: Aerosmith"

[AEROSMITH DISCOGRAPHY]
1973 Aerosmith
1974 Get Your Wings
1975 Toys in the Attic
1976 Rocks
1977 Draw the Line
1978 Live Bootleg
1979 Night in the Ruts
1982 Rock in a Hard Place
1985 Done with Mirrors
1987 Permanent Vacation
1989 Pump
1993 Get a Grip
1997 Nine Lives
1998 A Little South of Sanity
2001 Just Push Play
2004 Honkin on Bobo
*ベスト盤、ボックスセット除く


[ジャケット写真をクリックするとリンク先のAmazonで試聴できます。]
KISS "ALIVE 2"(1977) →関連記事


ALIVE 2 (REMASTERED)
Kiss
Alive (Rmst) Love Gun (Rmst) Alive 3 Dynasty Dressed to Kill (Rmst)


QUEEN "Live Killers"(1979) →関連記事

Live Killers
Queen
Live Magic Live at Wembley '86 [2003] Flash Gordon (Soundtrack) Jazz The Works [Bonus Tracks]

Cheap Trick "at Budokan:The Complete Concert "(1998) →関連記事
Cheap Trick At Budokan: The Complete Concert
Cheap Trick
Epic/Legacy 1998-04-28




 1977年発表のCheap Trick(チープ・トリック)『at 武道館』と後日発売された『at 武道館 2』(1993)をあわせてセットリスト通りに並び替えた編集盤です。私は以前『at 武道館 2』が出たときに曲順などを調べて自分でもMDに録音してました。

Cheap Trick "in Color"(1977)→関連記事


In Color
Cheap Trick
Heaven Tonight Cheap Trick [1977] Dream Police Lap of Luxury All Shook Up

| HOME |

2005年04月05日

Moonflower/SANTANA (サンタナ)


Moonflower [Bonus Tracks]
Santana
Welcome [Bonus Tracks] Santana Santana (3rd Album) (Rmst) Lotus

 1976年、Festival Tour(フェスティバル・ツアー)からのライブ録音8曲とスタジオ録音8曲が収録されたSANTANA(サンタナ)の11枚目(ベスト盤含む)のアルバム。(1977年発表)
 ラテン、ロック、ジャズのエッセンス、そして前作『Amigos(アミーゴ)』から取り入れられたダンサブルな要素を加え、ラテン・フレーヴァー溢れるポップで躍動感溢れるSANTANAサウンド全開のアルバムです。

Disc 1
1.Dawn/Go Within
2.Carnaval
3.Let the Children Play
4.Jugando
5.I'll Be Waiting
6.Zulu
7.Bahia
8.Black Magic Woman/Gypsy Queen
9.Dance Sister Dance (Baila Mi Hermana)
10.Europa (Earth's Cry Heaven's Smile)

Disc 2
1.She's Not There
2.Flor d'Luna (Moonflower)
3.Soul Sacrifice/Head, Hands & Feet [Drum Solo]
4.Morocco
5.Transcendance
6.Savor/Toussaint l'Overture

Carlos Santana :Guitar
Tom Coster :Key
Graham Lear :Drums
Paul Rekow :Percussion
Greg Walker :Lead Vocal
David Margen :Bass *Disc 1-1,2,7,8 Disc 2-1,2,5,6
Pete Escovedo :Percussion *Disc 1-7,8 Disc 2-1,2
Jose "Chepite" Areas :Percussion *Disc 1-3,4,5,9,10,11,12 Disc 2-3,7,8
Pablo Tellez :Bass *Disc 1-3,4,5,6,9,10,11,12 Disc 2-3,7,8
Tommy Coster JR :Pro Soloist Disc 1-7

santana.jpg


Abraxas

Abraxas (Rmst)
Santana


 "ブラック・マジック・ウーマン"、"君に捧げるサンバ"、"僕のリズムを聞いとくれ"などの代表曲を含むSANTANA(サンタナ)の2ndアルバム。(1970年)官能的なギターサウンドとラテン・ビートの軽快な演奏。6週連続全米第1位を記録。初期の代表作として挙げられることの多い1枚です。


SANTANA 3

III
Santana


 弱冠16歳のNeal Schon(G.ニール・ショーン)(後にJOURNEY/ジャーニー結成)を加えた上に、これまで以上にリズム面を強化したサウンドで(パーカッションがなんと4人)5週連続全米第1位を獲得したSANTANA(サンタナ)の3rdアルバム。(1971年)


Caravanserai

Caravanserai
Santana


 ラテン・ロックを確立したSANTANA(サンタナ)が新たにジャズの要素を取り入れた4thアルバム『キャラバンサライ』。この後SANTANAのサウンドは、John McLaughlin(ジョン・マクラフリン)等との交流などを経て精神求道的テーマへと進んで行きます。(1972年)
 個人的に特に好きなアルバムは『Moonflower』とこのアルバムです。



スーパーナチュラル ライヴ
サンタナ

セイクレッド・ファイアー/サンタナ・ライヴ・イン・メキシコ

[SANTANA DISCOGRAPHY]
Santana 1969
Abraxas 1970
Santana III 1971
Caravanserai 1972
Welcome 1973
Greatest Hits 1974
Borboletta 1974
Lotus 1975
Festival 1976
Amigos 1976
Moonflower 1977
Inner Secrets 1978
Marathon 1979
Zebop 1981
Shango 1982
Beyond Appearances 1985
Freedom 1987
Viva Santana! 1988
Spirits Dancing in the Flesh 1990
Milagro 1992
Sacred Fire 1993
Dance of the Rainbow Serpent 1995
Live at The Fillmore 1968 1997
Best of Santana 1998
Supernatural 1999
Carlos Santana, Divine Light 2001
Shaman 2002
The Essential Santana 2002
Ceremony 2003

[SOLO DISCOGRAPHY]
Live Carlos Santana and Buddy Miles 1972
Love, Devotion, Surrender 1973
Illuminations 1974
Oneness, Silver Dreams - Golden Reality 1979
Swing of Delight 1980
Havana Moon 1983
Blues for Salvador 1987

| HOME |

2005年03月31日

Waiting for Columbus/LITTLE FEAT (リトル・フィート)

B0000631EDWaiting for Columbus
Little Feat
WEA Japan 2002-04-15

 元フランク・ザッパ&マザースのLowell George(G.ローウェル・ジョージ)を中心に結成されたLITTLE FEAT(リトル・フィート)が、ゲストにTower Of Power(タワー・オブ・パワー)のホーンセクションを迎えてスタジオ盤以上の素晴らしいパフォーマンスを繰り広げるアメリカン・ロックを代表するライブ・アルバム!(1978年発表・7作目)

1.Join the Band
2.Fat Man in the Bathtub
3.All That You Dream
4.Oh Atlanta
5.Old Folks' Boogie
6.Time Loves a Hero
7.Day or Night
8.Mercenary Territory
9.Spanish Moon
10.Dixie Chicken
11.Tripe Face Boogie
12.Rocket in My Pocket
13.Willin'
14.Sailin' Shoes
15.Feats Don't Fail Me Now

Lowell George :Guitar,Vocal (ロウエル・ジョージ)
Paul Barrere :Guitar,Vocal (ポール・バレール)
Bill Payne :key,Vocal (ビル・ペイン)
Kenny Gradney :bass (ケニー・グラッドニー)
Richard Hayword :drums (リチャード・ヘイワード)
Sam Clayton :perc (サム・クレイトン)

little feat.jpg ヒット・チャートを騒がせるような音楽ではありませんが、メンバーの3人がマザースのメンバーであったり、どちらかと言えば実際に音楽をやっている側(特に黒人音楽に影響を受けたイギリスのミュージシャン)からの評価が高いバンド、いわゆる通好みのバンドです。聴衆からの人気も「これぞアメリカン・ミュージック」という音楽にもかかわらず、本国よりもイギリスの方が高かったようです。

Lowell George.jpg バンドの核となるLowell George(ローウェル・ジョージ)はバンドの音楽面だけでなく、スライドギター・プレイヤーとしても有名ですが、Lowell Georgeのそれはブルースを基本としながらも個性的なスタイルを持っています。それまでのブルース然としたスライド・ギターの奏法をDuane Allman(デュアン・オールマン)、Jesse Ed Davis(ジェシ・エド・デイビス、John Lennon/ジョン・レノンの「Stand By Me/スタンド・バイ・ミー」のスライド・ソロなどで有名なセッション・ギタリスト)、George Harrison(ジョージ・ハリスン)等とともに(それぞれアプローチの方法、テクニック的な違いはありますが)スライド・ギターの可能性を広げた一人ではないかと思います。

 リズム隊も強力で黒人音楽に影響を受けながらもオリジナリティーのある、ファンキーで粘りのあるリズムをたたき出しています。LED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)在りし頃のJimmy Page(ジミー・ペイジ)がインタビューで好きなバンドとしてLITTLE FEAT(リトル・フィート)の名前を挙げていましたが、LITTLE FEATのRichard Hayword(Dr.リッチー・ヘイワード)とJohn Bonham(Dr.ジョン・ボーナム/LED ZEPPELIN)のリズムの取り方やタイム感など、かなり近いものが感じられます。John Bonhamの死後、John Bonhamの後任として名前が挙がったのはCozy Powell(コージー・パウエル)が有名ですが、しっかりと(噂の粋を出ませんが)Richard Haywordの名前も候補として上がっていましたし、LED ZEPPELIN解散後のRobert Plant(Vo.ロバート・プラント)のソロ・ツアーにはドラマーとしてRichard Haywordが参加していたりします。ひょっとしたらLED ZEPPELINのほうが影響を受けていたのかもしれません。



Dixie Chicken
Little Feat
Sailin' Shoes Little Feat The Last Record Album Down on the Farm Feats Don't Fail Me Now



Rockpalast Live
Little Feat
Highwire Act Live in St Louis 2003 / (Dol Dts) Live at Great Woods

[LITTLE FEAT - DISCOGRAPHY]
Little Feat - 1971
Sailin Shoes - 1972
Dixie Chicken - 1973
Feats Don't Fail Me Now - 1974
Last Record Album - 1976
Time Loves A Hero - 1977
Waiting For Columbus - 1978
Down On The Farm - 1979
Hoy Hoy - 1981
As Time Goes By - 1986
Let It Roll - 1988
Representing The Mambo - 1990
Shake Me Up - 1991
Ain't Had Enough Fun - 1995
Live From Neon Park - 1996

| HOME |

2005年03月27日

Eat a Peach/THE ALLMAN BROTHERS BAND (ザ・オールマン・ブラザース・バンド)


Eat a Peach
The Allman Brothers Band
Brothers and Sisters Idlewild South

Eat a Peach[試聴]iTunes Music Store


 71年に名作ライブ・アルバム『Live At Fillmore East(フィルモア・イースト・ライブ)』を発表したTHE ALLMAN BROTHERS BAND(ザ・オールマン・ブラザース・バンド)が、アルバム製作中のDuane Allman(G.デュアン・オールマン)の死を乗り越えて、次作として1972年に発表したアルバムです。

1.Ain't Wasting Time No More
2.Les Brers In A Minor
3.Melissa
4.Mountain Jam
5.One Way Out
6.Trouble No More
7.Stand Back
8.Blue Sky
9.Little Martha

Duane Allman : Lead and slide guitar (デュアン・オールマン)
Gregg Allman : Lead vocals, Hammond B3 organ,electric piano (グレッグ・オールマン)
Dickey Betts :Lead guitar (ディッキー・ベッツ)
Berry Oakley :Bass (ベリー・オークリィー)
Butch Trucks :Drums and percussion (ブッチ・トラックス)
Jai Johanny Johanson "Jaimoe" :Drums (ジェイモー・ジョハンスン)

THE ALLMAN BROTHERS BAND.jpg アルバム製作中に主要メンバーであるスライド・ギターの名手Duane Allman(G.デュアン・オールマン)がバイク事故で亡くなったため、Duane Allman参加曲とDickey Betts(G.ディッキー・ベッツ)主導のカントリー色の強い曲、そしてDuane Allman在籍中の未発表ライブ演奏が含まれています。こうして書くと統一感がなさそうですが、反対にバラエティ豊かな内容で、これはこれで楽しめるアルバムです。

 圧巻は"Mountain Jam"。Duane AllmanとDickey Bettsのブルース、ロックだけでなくジャズ、カントリーの要素が含まれたギタープレイにベース、ツインドラムのリズムセクションが絡むインプロヴィゼイション。30分強という演奏の長さを感じさせずに、一気に聴かせきってしまう凄味のある演奏は、THE ALLMAN BROTHERS BANDの最高の演奏の一つ。名盤『At Fillmore East』を聴いた後は、必ず締めくくりとして"Mountain Jam"を聴くべきではないかと思います。(最近ではiPodなどのプレイリストで曲順等の変更が自由にできるので便利になりました。ちなみに私は『At Fillmore East』の2曲目に"Trouble No More"、"One Way Out"を5曲目、"Mountain Jam"をラストの10曲目に入れていました。過去形なのは、先日『At Fillmore East』のデラックス・エディションを購入したからです。)
 そして、その後のサザン・ロックの方向性のひとつのキー・ポイントになったのではないかと思われる"Blue Sky"なども収録されています。

B000FDEUFSEat a Peach (Dlx) (Exp)
Allman Brothers
Mercury / Universal 2006-05-23

[THE ALLMAN BROTHERS BAND DISCOGRAPHY]
The Allman Brothers Band (1969)
Idlewild South (1970)
Live At Fillmore East (1971)
Eat A Peach (1972)
Brothers And Sisters (1973)
Win Lose Or Draw (1975)
Enlightened Rogues (1979)
Reach For The Sky (1980)
Brothers Of The Road (1981)
Seven Turns (1990)
Shades Of Two Worlds (1991)
Where It All Begins (1994)

B0000ADY9IAt Fillmore East (Dlx) (Dig)
Allman Brothers
Island / Mercury 2003-09-23


Live at the Fillmore East [試聴]iTunes Music Store "Live At Fillmore East"



Live at the Beacon Theater (2pc) / (Dol Dts)
ALLMAN BROTHERS

Live at Great Woods Beginnings (Rmst)

| HOME |

2005年03月23日

Caught In The Act/GRAND FUNK RAILROAD (グランド・ファンク・レイルロード)


CAUGHT IN THE ACT
GRAND FUNK RAILROAD

ライヴ・アルバム グランド・ファンク グランド・ファンク・レイルロード登場

Caught In the Act [試聴]iTunes Music Store "Caught In The Act"


 代表曲"Heartbreaker"、"Loco-Motion"、"We're an American Band"などを収録した1975年発表のライヴ・アルバム。アメリカン・ハード・ロックの雄、GRAND FUNK RAILROAD(グランド・ファンク・レイルロード)のドライブ感溢れる渾身のライブ・パフォーマンス。

1.Footstompin' Music
2.Rock & Roll Soul
3.Closer to Home
4.Heartbreaker
5.Some Kind of Wonderful
6.Shinin' On
7.Loco-Motion
8.Black Licorice
9.Railroad
10.We're an American Band
11.T.N.U.C.
12.Inside Looking Out
13.Gimme Shelter

Mark Farner :Vocal,Guitar (マーク・ファーナー)
Don Brewwer :Vocal,Drums (ドン・ブリューワー
Mel Schacher :Bass (メル・サッチャー)
Craig Frost :Keyboards (クレイグ・フロスト)

Grand Funk Railroad.jpg 圧倒的にブリティッシュ・ロック勢が優勢だった70年代ハード・ロック・シーンにおいてアメリカで孤軍奮闘したロック・バンドがGRAND FUNK RAILROAD(グランド・ファンク・レイルロード)です。
 1969年、前身のThe Pack(ザ・パック)からGRAND FUNK RAILROADに改名。同年に行われたアトランタ・ポップ・フェスティバルで衝撃的なデビューを飾り、アルバムも1st『On Time』から4作続けてゴールド・ディスクを獲得。一躍ブリティッシュ・ハード・ロック・バンドと肩を並べるビッグ・ネームになります。1stアルバム発表後にLED ZEPPELINレッド・ツェッペリン)の前座を務めた際には、前座にもかかわらずGRAND FUNK RAILROADの演奏に対して観客からのアンコールが続き、完全にメインのLED ZEPPELINを食ってしまったというエピソードも有ります。(以後GRAND FUNK RAILROADのキャッチフレーズには「LED ZEPPELINをぶっ飛ばした」というような文言が頻繁に使われるようになります。)

 GRAND FUNK RAILROAD(グランド・ファンク・レイルロード)のサウンドの特徴は、トリオ編成でDon Brewwer(ドン・ブリューワー)とMel Schacher(メル・サッチャー)のノリの良いシンプルでパワフルな演奏、Mark Farner(マーク・ファーナー)の執拗に同じフレーズを繰り返す体力勝負のギターソロや荒いながらも勢いのあるギタープレイ。あまりにもストレートな演奏とそのファッションから体力勝負のマッチョなイメージが強いロックバンドです。

 1972年に新たにCraig Frost(Key.クレイグ・フロスト)が加入し4人編成となりバンド名も"GRAND FUNK(グランド・ファンク)"に短縮して新たなバンドの発展を目指しますが、マネージャー兼プロデューサーだったTerry Knight(テリー・ナイト)とバンドの間で訴訟問題が発生。結局Terry Knightと袂を分かち、セルフ・プロデュース作『Phoenix』を発表するものの良い結果が得られず一時低迷します。しかし、ここで登場するのが奇才ポップ職人Todd Rundgrenトッド・ラングレン)!Todd Rundgrenのプロデュースにより、それまでの荒々しいスタイルが洗練されポップ色を強めた通算9作目の『We're An American Band』(1974年)は大ヒット(全米2位を記録)。タイトル曲もGRAND FUNK初の全米1位を記録し、アメリカン・ハード・ロックのNo.1バンドから世界的なロック・バンドへと上り詰めます。バンドのサウンドもエネルギッシュな激しいものからポップなサウンドに変化、ポップス・ファンにも聴きやすいポップ路線に転進。続く10作目『Shinin' On』もTodd Rundgrenのプロデュースにより前作から続くスタイルで、このアルバムからもシングル・ヒット"The Loco-Motion"が生まれています。

 『CAUGHT IN THE ACT』はGRAND FUNK RAILROAD(グランド・ファンク・レイルロード)絶頂期の1975年の全米ツアーからの音源を収めた通算12作目、2枚目のライブ・アルバムです。初期のエネルギッシュでストレートな部分も残しながら、キーボードを加えポップ色を増した『We're An American Band』以降の楽曲までグランド・ファンクのベスト的選曲で、スタジオ盤と合わせても一番の傑作アルバムだと思います。


*前述したLED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)の前座として出演したライブで、あまりにもウケ過ぎる前座のGRAND FUNK RAILROADに対して、LED ZEPPELINのマネージャーであるPeter Grant(ピーター・グラント)が電源を落とした、なんて話も聞きますが、どこまで本当なのかなぁ。あの当時のエピソードは色々と眉唾物が多いからなぁ。(笑)

We're an American Band
 Todd Rundgren(トッド・ラングレン)のプロディースによるGRAND FUNK RAILROAD(グランド・ファンク・レイルロード)の大ヒットアルバム。


We're an American Band [Bonus Tracks]
Grand Funk Railroad

Shinin' On [Bonus Tracks] E Pluribus Funk [Bonus Tracks] Closer to Home [Bonus Tracks] Survival [Bonus Tracks] All the Girls in the World Beware (Rmst)

We're an American Band [試聴]iTunes Music Store"We're an American Band"


[Grand Funk Railroad DISCOGRAPHY]
1969 On Time
1970 Closer to Home
1970 Grand Funk
1970 Live Album
1971 E. Pluribus Funk
1971 Survival
1972 Phoenix
1973 We're An American Band
1974 All The Girls in the World Beware
1974 Shinin' on
1975 Caught in the Act
1976 Born To Die
1976 Good Singing...
1981 Grand Funk Lives
1983 What's Funk

| HOME |

RHINO Sales Lank



PR


120×90