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2010年08月12日

Nursery Cryme/GENESIS (ジェネシス)

B000002J1LNursery Cryme
Genesis
Atlantic / Wea 1994-09-20

 初期GENESISの主要メンバー、Anthony Phillips(G.アンソニー・フィリップス)がバンドを脱退し、新たにSteve Hackett(G.スティーブ・ハケット)、Phil Collins(Dr,Voフィル・コリンズ)を迎えて制作されたGENESIS(ジェネシス)の3rdアルバム『Nursery Cryme(ナーサリー・クライム/怪奇骨董音楽箱)』(1971年)。
 中世ヨーロッパの神話や英国童謡から影響を受けたシュールな内容の不思議怪奇的な歌詞と演劇性を取り入れたPeter Gabriel(Vo.ピーター・ゲイブリエル)の画期的なヴォーカルをミュージカルのように静と動のメリハリのある楽曲とテクニカルでダイナミックな演奏に乗せ、楽曲の中でひとつの物語を創り上げて行くというGENESISならではのスタイルを生み出して、GENESISがプログレッシブ・ロック・バンドとしてロック・シーンの表舞台に躍り出た記念碑的アルバムです。


1. The Musical Box
2. For Absent Friends
3. The Return Of The Giant Hogweed
4. Seven Stones
5. Harold The Barrel
6. Harlequin
7. The Fountain Of Salmacis

Peter Gabriel - Vo.ピーター・ガブリエル
Tony Banks - Key.トニー・バンクス
Mike Rutherford - B.マイク・ラザフォード
Steve Hackett - G.スティーブ・ハケット
Phil Collins - Dr,Vo,Per.フィル・コリンズ

 この作品後の『Foxtrot(フォックストロット)』(1972年)、『Selling England By The Pound(月影の騎士)』(1973年)、『The Lamb Lies Down On Broadway(眩惑のブロードウェイ)』(1974年)と続くGENESISの傑作アルバム群に較べると、溢れ出るアイディアに表現力、演奏技術が付いていかない稚拙な部分もあり、決して全体的な完成度は高くないのにも拘らず、幻想的且つ怪奇的な楽曲の面白さやメロディー・ラインの良さに加え、自らが確立させた手法を洗練させていく以前の初期GENESISの生々しい演奏、そして未完成ゆえの儚さからか、何故か妙に愛着の湧く1枚。現在では使われなくなった邦題『怪奇骨董音楽箱』もこの時期のGENESISの音楽性、モチーフ等の特徴を良く表わしていて秀逸。

 幻想的な導入部から、時にハードに、時に美しく、ダイナミックに幻想怪奇的GENESISワールドを展開するバンドの代表作のひとつ"The Musical Box"(怪奇のオルゴール)、巨大化した肉食植物が人間を襲うというストーリーを不思議怪奇感溢れる演奏で聴かせる"The Return Of The Giant Hogweed"、"The Musical Box"と並んでGENESIS独特の音世界を色濃く、そして美しく表現した名曲"The Fountain Of Salmacis"他収録。
 アルバムのアクセント的に挿入されるアコースティックな小品"For Absent Friends"、"Harlequin"もなかなかの良作。


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B000002J1LNursery Cryme
Genesis
Atlantic / Wea 1994-09-20


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2010年08月07日

Captured Live!/JOHNNY WINTER (ジョニー・ウインター)

B0012GMWNYCaptured Live
Johnny Winter
Sbme Special Mkts. 2008-02-01

 約2年のドラッグ中毒からのリハビリ期間を経て『Still Alive And Well』(1973)でロック・シーンに復帰したJohnny Winter(ジョニー・ウインター)が1976年に発表したライヴ・アルバム。トレード・マークのギブソン・ファイヤーバードのフロント・ピックアップにアンプのトレブルを10まで上げたJohnny Winter独特のギター・トーンで奏でる豪快な火の玉プレイ!


1. Bony Moronie
2. Roll with Me
3. Rock & Roll People
4. It's All Over Now
5. Highway 61 Revisited
6. Sweet Papa John

Johnny Winter :Vo,G (ジョニー・ウインター)
Floyd Radford :G (フロイト・ラッドフォード)
Randy Hobbs :B (ランディ・ジョー・ボブス)
Richard Hughes :Dr (リチャード・ヒューズ)

 メンバーはRandy Jo Hobbs(B.ランディ・ジョー・ボブス)、Richard Hughes(Dr.リチャード・ヒューズ)、そしてギタリストのFloyd Radford(G.フロイト・ラッドフォード)を加えた4人編成。Floyd Radfordのポジションは"And"時代のRick Derringer(G.リック・デリンジャー)と同様にサイド・ギターというよりJohnny Winterとのツイン・ギター。『Live Johnny Winter And』でのRick Derringerほどハード・ロック色(アルバム自体、こちらの方がブルーズ色が強くなっています。)は強くないもののJohnny Winterに負けることなく弾きまくっており、この時期のJohnny Winterの豪快でストレートなライヴの完成度を高める好プレイを聴かせています。

 「Johnny Winterを初めて聴く」という方には、"ハード・ロック"寄りの『Live Johnny Winter And』、"ブルース"寄りの『Captured Live!(狂乱のライヴ)』というように分けて、好みの方を先に聴かれると良いと思います。
 Johnny Winterのライブでの代表的な定番ナンバーであるBob Dylan(ボブ・ディラン)のカヴァー"Highway 61 Revisited(追憶のハイウェイ)"他収録。

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B0012GMWNYCaptured Live
Johnny Winter
Sbme Special Mkts. 2008-02-01


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