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2005年11月11日

BONNIE & CLYDE (俺たちに明日はない)

B000HCPV3W俺たちに明日はない
デビッド・ニューマン ロバート・ベントン アーサー・ペン
ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-10-06

■米、1967年製作
■監督 Arthur Penn(アーサー・ペン)
■出演 Warren Beatty(ウォーレン・ビーティ)、Faye Dunaway(フェイ・ダナウェイ)、Michael J. Pollard(マイケル・J・ポラード)、Gene Hackman(ジーン・ハックマン)、Estelle Parsons(エステル・パーソンズ)

 1930年代の大恐慌の最中に実在したギャング「ボニーとクライド」の青春を暴力的に描き、"死のバレエ"と呼ばれるラスト・シーンが鮮烈な衝撃を与えた、1960年代末からハリウッドの改革に大きな影響を及ぼしたアメリカン・ニュー・シネマの幕開けとなる作品です。


 脚本家のデヴィッド・ニューマンロバート・ベントンは『勝手にしやがれ』を意識したギャング映画を製作しようと考え、当初François Truffaut(フランソワ・トリュフォー)とJean-Luc Godard(ジャン=リュック・ゴダール)に監督を依頼。実現には到らなかったものの、脚本に惚れ込んだWarren Beatty(ウォーレン・ビーティ)は自らプロデューサーを引き受け、ブロードウェイ出身のArthur Penn(アーサー・ペン)を監督に起用。ロングショットとクローズアップ、静と動の対比など、フランスのヌーベルバーグの影響を受けた、それまでのアメリカ映画の定石を覆す映像を作り上げることに成功しました。

 Gene Hackman(ジーン・ハックマン)、Faye Dunaway(フェイ・ダナウェイ)といった新進俳優もこの映画のヒットにより一躍スター俳優へと転身。特にFaye Dunawayのセクシーで妖しい雰囲気が漂うその存在感はアメリカ映画界にセンセーショナルを巻き起こしました。


[アカデミー賞2部門受賞]
助演女優賞(Estelle Parsons/エステル・パーソンズ)、撮影賞


[俺たちに明日はない - ストーリー]
 自動車泥棒のクライド(Warren Beatty/ウォーレン・ビーティ)は気の強いウエイトレス、ボニー(Faye Dunaway/フェイ・ダナウェイ)と知り合いコンビを組んでは銀行強盗を始める。お互いに愛を意識しながらも性的に不能なクライドとボニーとの歪な関係は二人の犯罪により拍車をかけてしまう。無軌道に犯罪を重ねる彼らは、娯楽のない国民のヒーロー的存在となり、新たに仲間としてC・W・モス(Michael J. Pollard/マイケル・ポラード)、クライドの兄夫婦(Gene Hackman/ジーン・ハックマン、Estelle Parsons/エステル・パーソンズ)を加え、自分たちのヒーロー的存在を楽しみながら犯罪を犯し続ける生活を続けるが、悪名が広く知れ渡りすぎたことが祟り、徐々に悲壮感漂う逃亡生活が始まるのだった。。。。
 映画前半のコミカルで喜劇的な場面を絡める事により、若さゆえに戻ろうとしても戻れないところまで来てしまった若者達の悲しみ、虚しさ、絶望がより一層胸を打つ作品です。

[Arthur Penn(アーサー・ペン) 作品リスト]
[Warren Beatty(ウォーレン・ビーティ) 出演作品リスト]
[Faye Dunaway(フェイ・ダナウェイ) 出演作品リスト]
[Gene Hackman(ジーン・ハックマン) 出演作品リスト]


1967年に発表されたアルバム
Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (1967)

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
The Beatles


前作以降ライヴ活動を停止したTHE BEATLES(ザ・ビートルズ)が、当時最先端の録音技術を駆使して作りあげた67年6月発表の傑作アルバムです。 ロック史上初のトータル・コンセプトアルバムでもあり、サウンドの多様さも従前のアルバムとはけた違いで、オーケストラやブラスバンド、インド楽器なども駆使したサウンドに圧倒されます。現在の技術を駆使したとしても誰にも真似の出来ない作品に仕上げられています。全英チャート22週連続1位。

Are You Experienced? (1967)

Are You Experienced
Jimi Hendrix


Are You Experienced [試聴]iTunes Music Store


 Jimi Hendrix & Experience(ジミ・ヘンドリックス&エクスペリエンス)、衝撃のデビュー作。ライブでの定番曲"Purple Haze"、"Hey Joe"、"Fire"、"Foxy Lady"他収録。
 先に発売したシングル"Hey Joe"、"Purple Haze"のヒットと圧倒的なライブ・パフォーマンスにより既に大きな人気を得ていたため、発売と同時に大ヒット・アルバムになりますが、同時期にTHE BEATLES(ザ・ビートルズ)のあの"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band"が発売されていたためアルバム・チャートでは2位に終わっています。

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2005年11月04日

Van Halen/VAN HALEN (ヴァン・ヘイレン)

B00004Y6O9Van Halen
Van Halen


 巷ではいたるところでディスコ・サウンドが流れ、SEX PISTOLS(セックス・ピストルズ)を始めとするイギリスから発生したパンク・ブームの波によりハード・ロック・シーンは衰退し、ロック界の偉大なる巨人"LED ZEPPELINレッド・ツェッペリン)"ですら「オールド・ウェーブ」と呼ばれロック・シーンの片隅に追いやられつつあった1978年。そうした時代の中でアメリカから全世界へ放たれた衝撃的な1枚のハード・ロック・アルバム。それがEdward Van Halen(G.エドワード・ヴァン・ヘイレン)、Alex Van Halen(Dr.アレックス・ヴァン・ヘイレン)のヴァン・ヘイレン兄弟を中心にして結成されたVAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)の1stアルバムです。


1.Runnin' With The Devil
2.Eruption
3.You Really Got Me
4.Ain't Talkin' 'Bout Love
5.I'm The One
6.Jamie's Cryin'
7.Atomic Punk
8.Feel Your Love Tonight
9.Little Dreamer
10.Ice Cream Man
11.On Fire

David Lee Roth :Vo デイヴィッド・リー・ロス
Edward Van Halen :G エドワード・ヴァン・ヘイレン
Micheal Anthony :B マイケル・アンソニー
Alex Van Halen :Dr アレックス・ヴァン・ヘイレン

Van Halen Edward Van Halen(G.エドワード・ヴァン・ヘイレン)の突き抜けるようなギター・サウンドと優れたテクニックから繰り出されるフレーズは、それまでのハード・ロックのようなブルースを基本としたスタイルでは無く新時代の幕開けを感じさせる自由奔放なプレイ・スタイル(情緒性には欠ける?)。ライト・ハンド(タッピング)奏法を始めとする革新的なアイディア、独特なリズム・センスから産み出された小技の効いたドライブ感のあるギター・リフにワイルドでキャッチーなメロディー・ラインを乗せるバンドのスタイル、アメリカン・ロックの王道を行きながらもオリジナリティー溢れる楽曲の数々、David Lee Roth(Vo.デイヴィッド・リー・ロス)の存在により醸し出されるエンターテインメント性とカラフルなバンド・イメージ等々。。。。この1枚のアルバムとVAN HALENのバンド・スタイルが他のロック・バンドのサウンド・メイキング、ソング・ライティング、ギタリストのギター・プレイ、ロック・バンドのイメージ作りなどに与えた影響は計り知れません。
 VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)の記念すべき1stアルバムにして、その後のNWOBHM(ニュー・ウェーヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)、LAメタル・ブームへ繋がる大きな要因となったロック・シーンにおけるエポック・メイキング的な作品です。

 KINKS(キンクス)のカヴァーでありながら初期VAN HELENの代名詞ともなった"You Really Got Me"、Edward Van Halen(G.エドワード・ヴァン・ヘイレン)の新感覚フレーズが詰め込まれたインスト曲"Eruption"、ライヴでの定番曲"Ain't Talkin' 'Bout Love"他収録。


1984

B00004Y6O31984
Van Halen


1983年発表、VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)の6thアルバム。シンセサイザーのイントロが印象的な"JUMP"は全米チャートで5週にわたって第1位を記録。VAN HALEN独特のポップ・センス、ハードなギター・サウンドとワイルドなヴォーカルスタイル、そしてそれまでにも徐々に使われつつあったシンセサイザー・サウンドが融合して作り出されたDavid Lee Roth(Vo.デイヴィッド・リー・ロス)在籍時代の集大成的な作品。ハード・ロック・ファン必聴の名盤。

Van Halen アルバム発表後"ダイアモンド・デイブ"ことDavid Lee Rothはバンドを脱退。ソロ活動へと移行し、超人的なテクニックを持つSteve Vai(G.スティーブ・ヴァイ)、Billy Sheehan(B.ビリー・シーン)等とともにDavid Lee Roth Bandを結成。パフォーマンス、楽曲、テクニックなど全ての面において「魅せる」という部分に重点を置き、VAN HALEN時代以上に強くエンターテインメント性を推し進めたロックを追求して行きます。
 "Panama"、"Hot For Teacher"他収録。


5150

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Van Halen


 David Lee Roth(Vo.デイヴィッド・リー・ロス)の後任として元MONTROSE(モントローズ)の正統派ロック・ヴォーカリスト、Sammy Hager(サミー・ヘイガー)を迎えて制作された新生VAN HALEN(ヴァン・ヘイレン)の1枚目。(通算7作目)
 パフォーマンス、存在感、そしてセルフ・プロディース面においては優れた才能を持っていたとはいえヴォーカリストとしての微妙な表現力は劣るといわざるを得ないDavid Lee Rothが脱退し、"歌える"ヴォーカリストSammy Hagerが加入したことにより"Why Can't This Be Love?"のような正統派アメリカン・ハード・ロック、高い歌唱力が必要となるバラード系の楽曲の演奏が可能になったこと、前作で大成功したシンセサイザーの導入が更に進められたことなどから、元々ポップ・センス溢れるバンドでしたが、今作では更にポップな面が強調されたサウンドになっています。(David Lee Rothが持つ癖のある独特のポップ感が消えたのは残念ですが)各楽曲の作りこみ度もこれまでのアルバムに比べると良く煮詰められており、ノリ重視でワイルドなサウンドが特徴的なデイブ時代に比べると、各楽曲のアレンジなど完成度も高いアルバムです。
 前作『1984』と『5150』の成功によりVAN HALENは名実ともにアメリカを代表するロック・バンドとなります。
 Sammy Hager(サミー・ヘイガー)時代の幕開けを飾るハード・ロック・ナンバー"Good Enough"、ポップなアメリカン・ハード・ロック"Why Can't This Be Love?"、Sammy Hagerがエモーショナルに歌い上げるVAN HALENを代表する名曲"Dreams"、Edward Van Halen(G.エドワード・ヴァン・ヘイレン)のスタインバーガー・ギターの特長を生かしたプレイが印象的な疾走ナンバー"Get Up"、名バラード"Love Walks In"、テクニカルなギター・プレイ炸裂の"5150"他、捨て曲無しの全9曲収録。


The Best of Both Worlds [Best of]

B000286S8SThe Best of Both Worlds (Digi-Pak)
Van Halen
Warner 2004-07-20

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