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2005年06月30日

The Firm/THE FIRM (ザ・ファーム)

The Firm (1985)

B000002IHOThe Firm
The Firm


 1983年に行われた"A.R.M.Sコンサート"のアメリカ公演での共演をきっかけに、1985年に元LED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)のJimmy Page(G.ジミー・ペイジ)と元FREE(フリー)〜BAD COMPANY(バッド・カンパニー)のPaul Rodgers(Vo.ポール・ロジャース)が結成した"THE FIRM(ザ・ファーム)"の1stアルバム。ベースにTony Franklin(トニー・フランクリン、後にBLUE MURDER/ブルー・マーダー他に参加)、ドラムスは元URIAH HEEP(ユーライア・ヒープ)他のChris Slade(クリス・スレイド、後にAC/DCに参加)。
 シングル・カットされた"Radioactive"、アルバム随一のハード・ロック・ナンバー"Closer"、A.R.M.Sコンサートで既に演奏されていた"Midnight Moonlight"他収録。


Jimmy Page :G (ジミー・ペイジ)
Paul Rodgers :Vo (ポール・ロジャース)
Tony Franklin :B (トニー・フランクリン)
Chris Slade :Dr (クリス・スレイド)

 Jimmy Page(G.ジミー・ペイジ)のLED ZEPPELINレッド・ツェッペリン)解散後初のバンドということもあり、LED ZEPPELINの幻影を追うファンも多かったのですが、いざ蓋を開けてみるとTHE FIRM(ザ・ファーム)のサウンドは完全にPaul Rodgers(Vo.ポール・ロジャース)寄りで、70年代のブルースをベースにしたハード・ロック。初期のフリーを感じさせる部分(ベースのTony Franklin/トニー・フランクリンに寄るところが大きい)もありました。しかし、LED ZEPPELINの再現等への期待という部分を除外して聴くと、(1st、2nd共に)しっかりとした骨太で良質なブリティッシュ・ハード・ロック・サウンド。個人的にはかなり楽しめました。
 ライブに関しては"LED ZEPPELIN、FREE(フリー)、BAD COMPANY(バッド・カンパニー)などの曲はTHE FIRMでは演奏しない"との約束事があったようで、Paul Rodgersが歌うLED ZEPPELINのナンバー、Jimmy Pageが弾くFREE、BAD COMPANYを期待したファン(私も含め)をがっかり(拍子抜け?)させたのではないかと思います。アルバム発表後のツアーについては北米、ヨーロッパツアーのみで来日公演は無く、当時HNK FMで放送された時にエア・チェックしたライブ音源は貴重でした。

Mean Business (1986)

B000002IIVMean Business
The Firm


 1st以上にPaul Rodgers(ポール・ロジャース)色が強くなったTHE FIRM(ザ・ファーム)の2ndアルバム。相変わらず骨太のロック・サウンドを聴かせるものの、当時流行のサウンドとはかけ離れており、レコード会社もあまりプロモーションを行わなかった為、Jimmy Page(ジミー・ペイジ)とPaul Rodgersという2人のビッグ・ネームが結成したバンドの割にはセールス的に振るわず、バンドは2ndアルバム発表後のツアーも行われないまま自然消滅してしまいます。
 個人的な好みとしては、1stアルバムの時にも少なからず感じさせられましたが、残念ながらPaul Rodgersの声にJimmy Pageのギターの音色は合わない、というのがハッキリしたアルバムでもあるのでは無いかと思います。

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2005年06月27日

STAR WARS (スター・ウォーズ)

B000GD7YK0スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望 リミテッド・エディション
ジョージ・ルーカス マーク・ハミル ハリソン・フォード
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2006-09-13

■米、1977製作
■監督 George Lucas(ジョージ・ルーカス)
■出演 Mark Hamill(マーク・ハミル)、Harrison Ford(ハリソン・フォード)、Carrie Fisher(キャリー・フィッシャー)

 ウェスタンB級SF活劇映画、そして黒澤映画(ロボットのC-3POとR2-D2の絡みは、黒澤映画『隠し砦の三悪人』に登場する脇役の凸凹コンビをモデルにしたといわれています。)などからの引用を取り入れながら、宇宙を舞台に人間や多彩な種族のエイリアンロボットが登場し、宇宙空間での宇宙船の戦闘が繰り広げられるスペース・オペラ。


 当時無名の新人俳優を使い、大胆な特撮アイディアを駆使してGeorge Lucas誰もが楽しめる一大エンターテインメントを作り上げました。
 見上げるようなアングルで通り過ぎる宇宙船の腹部を延々と映し出し、宇宙船の巨大感を表現した冒頭のシーン、映画を観ている人がまるで自分が操縦しているかのような宇宙船の戦闘シーンなど、話の面白さだけでなく、後のSF映画の表現方法に多くの影響を与えています。
 George Lucasは元々『FLASH GORDON(フラッシュ・ゴードン)』のリメイクを考えていましたが、著作権料などで折り合いが付かず、結局オリジナル・ストーリーで製作したのがこのSF史上最大の大河ドラマ『STAR WARS(スター・ウォーズ)』です。

[アカデミー賞7部門受賞]
美術、衣装、視覚効果、音響、編集、作曲、特別業績賞

[スター・ウォーズ - ストーリー]
 遥かかかなたの宇宙で銀河帝国軍のモフ・ターキンの独裁体制に対し、共和主義者達が抵抗運動を続けていた。メンバーの一人であるレイア姫が帝国軍側の親衛隊長ダース・ベイダーに捕らえられてしまうが、レイア姫からのメッセージを携えてロボットのC-3PO、R2-D2が脱出しある星に辿りついたところをルークという青年に助けられる。メッセージを伝える相手、ジュダイの騎士オビ・ワン・ケノービのところに2台のロボットを届けたルークは、オビ・ワンと共にファルコン号を操る密輸船の船長ハン・ソロを雇い、レイア姫の救出に向かうことになるのだった。。。。

[George Lucas(ジョージ・ルーカス)監督 作品リスト]
[Harrison Ford(ハリソン・フォード) 出演作品リスト]
[Mark Hamill(マーク・ハミル) 出演作品リスト]
[Carrie Fisher(キャリー・フィッシャー) 出演作品リスト]


B000BNFIAIスター・ウォーズ トリロジー リミテッド・エディション (初回限定生産)
ジョージ・ルーカス アーヴィン・カーシュナー リチャード・マーカンド
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2005-11-23


B0002YCVISStar Wars Episode IV: A New Hope [Original Motion Picture Soundtrack]
John Williams London Symphony Orchestra Alfred Newman
Sony 2004-09-21


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2005年06月25日

How the West Was Won/LED ZEPPELIN (レッド・ツェッペリン)

B00008OWZCHow the West Was Won
Led Zeppelin


Led Zeppelin[試聴]iTunes Music Store "Led Zeppelin"


 結成35周年を記念して2003年にDVDとともに発売されたLED ZEPPELINレッド・ツェッペリン)の3枚組CDのライブ・アルバム。LED ZEPPELINの一番の魅力であるライブ・パフォーマンスの全貌を1972年の全米ツアー、6月25日LAフォーラム、27日ロング・ビーチでの公演からコンプリート。名盤4thアルバム発売の翌年のツアーということもあり、各曲ともにステージ上での演奏で鍛え上げられており、スタジオ盤とは違った新しい魅力が生まれています。この時期はまだRobert Plant(Vo.ロバート・プラント)も全盛期の声が出ていますし、他のメンバーJimmy Page(G.ジミー・ペイジ)、John Paul Jones(B.ジョン・ポール・ジョーンズ)、John Bonham(Dr.ジョン・ボーナム)も好調で、バンド一丸となったノリに乗った勢いのあるプレイを聴くことが出来ます。(特に25日の演奏はバンド・メンバー自身も気に入っているようです。)


[Disc 1]
1. L.A.Drone
2. Immigrant Song
3. Heartbreaker
4. Black Dog
5. Over The Hills And Far Away
6. Since I've Been Loving You
7. Stairway To Heaven
8. Going To California
9. That's The Way
10. Bron-Y-Aur Stomp

[Disc 2]
1. Dazed And Confused
2. What Is And What Should Never Be
3. Dancing Days
4. Moby Dick

[Disc 3]
1. Whole Lotta Love (Medley)
2. Rock And Roll
3. The Ocean
4. Bring It On Home

Jimmy Page: guitar (ジミー・ペイジ)
Robert Plant: vocals (ロバート・プラント)
John Paul Jones: bass (ジョン・ポール・ジョーンズ)
John 'Bonzo' Bonham: drums (ジョン・ボーナム)

 THE YARDBIRDS(ザ・ヤードバーズ)が本国イギリスよりアメリカで人気が高かったことから、LED ZEPPELINもデビュー後から精力的に全米ツアーを幾度となく行っており(レコードの売り上げ的にも規模が大きいこともあります)、アメリカでその人気を積み上げてきたLED ZEPPELINのこれまでの集大成的な全米ツアーになったのではないかとも思われます。
 時期的に『Houses Of The Holy』(1973)発売前のため、このライブではそれ以前の『I〜IV』までの曲と後に『Houses Of The Holy』に収録される新曲から構成されています。ライブ盤として初めてアコースティック・セットを収録していることも特筆です。途中にロックン・ロール・メドレーが挿入される、お馴染みの"Whole Lotta Love"での演奏も圧巻。また、その他の曲も『BBC Sessions』が発売されるまでは唯一の正規版ライブ・アルバムだった、1973年のツアーを収録した『The Song Remains The Same』とは比較にならないほどテンションの高い演奏を繰り広げています。
 例えば『The Song Remains The Same』で、1曲目の"Rock And Roll"に痺れた人は是非このアルバムの"Rock And Roll"と聴き比べて下さい。「もっと凄い演奏があったのか」と必ず驚く筈です。それほどまでに、このアルバムでのLED ZEPPELINの演奏は、テンション、レベルともに高く、何故今までこれを発売しなかったのかが一番の疑問として残るアルバムです。


Led Zeppelin DVD

B000GRTSEQレッドツェッペリン ディーブイディー
レッド・ツェッペリン
ワーナーミュージック・ジャパン 2006-09-06

 収録時間5時間20分のDVD2枚組。LED ZEPPELINレッド・ツェッペリン)の初期から解散までの各時期を代表する4本のコンサート映像をメインに編集されています。ボーナス・トラックとして貴重なTV出演、プロモーション映像なども収録。2003年発売。

[Disc 1]
Live At The Royal Albert Hall -1970
撮影カメラが2台しかなく、映像的には難が有りますが、2nd発売直後の初期LED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)の激しく荒々しい貴重な映像を見ることが出来ます。

[Disc 2]
Led%20Zeppelin%203.jpgMadison Square Garden -1973
映画"The Song Remains The Same"の未使用映像などを編集。収録された4曲のうち映画未収録曲は"Misty mountain hop""The Ocean"。
Earls Court -1975
アコースティック・セットを中心に編集。"Going to California""Stairway To Heaven"など6曲を収録。
Knebworth -1979
"Achilles Last Stand""Kashmir""Whole lotta love"他7曲収録。

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2005年06月23日

Led Zeppelin 1969-1971 (レッド・ツェッペリン)

■BBC Sessions

B000002JEVBBC Sessions
Led Zeppelin


Led Zeppelin[試聴]iTunes Music Store "Led Zeppelin"


 1969年から1971年にかけてイギリスBBCのラジオ放映用にライブ録音された様々なLED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)の音源をJimmy Page(ジミー・ペイジ)自らがデジタル・マスタリングにかかわり、1997年に発表したライブ編集盤。このアルバムが発売されるまでは、NHK FMで放送された時のエア・チェック・テープや数多く出回っている海賊盤などで聴いていた方も多い音源です。

Jimmy Page: guitar (ジミー・ペイジ)
Robert Plant: vocals (ロバート・プラント)
John Paul Jones: bass (ジョン・ポール・ジョーンズ)
John 'Bonzo' Bonham: drums (ジョン・ボーナム)

Led Zeppelin (1969)
Led Zeppelin 1st (Rmst)
Led Zeppelin

Led Zeppelin[試聴]iTunes Music Store "Led Zeppelin"


 1969年に発表された70年代ハード・ロック・サウンドの幕開けを告げるLED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)のデビュー作。プロデュースはJimmy Page(G.ジミー・ペイジ)。全体的にブリティッシュ・ブルースを感じさせながらもJimmy Pageによる斬新なリフ、録音時の工夫による奥行きのあるサウンドなど、ブルースの解体&再構築をテーマに、新しいアイデアが沢山詰め込まれたアルバムです。
 コンパクトでキャッチーでありながらJimmy Pageの激しいリフとRobert Plant(Vo.ロバート・プラント)のシャウトで聴かせる"Good Times Bad Times""Communication Breakdown"。Jimmy PageのTHE YARDBIRDS(ザ・ヤードバーズ)時代の曲のLED ZEPPELIN版リメイクともいえる"Dazed and Confused""How Many More Times"。Willie Dixon(ウィリー・ディクソン)のブルースナンバーをよりヘヴィーに演奏した"You Shock Me""I Can't Quit You Baby"他。

Led Zeppelin II (1969)
Led Zeppelin II
Led Zeppelin II

Led Zeppelin[試聴]iTunes Music Store "Led Zeppelin"


 1stアルバム発売から半年後の1969年10月発売の2ndアルバム。過酷なツアー中に曲作りと録音が行われ、様々なスタジオで録音されています。
 後のHR、HMへ多くの影響を与えた"Whole Lotta Love"。Robert Plant(Vo.ロバート・プラント)の趣向が反映された"Thank You""Ramble On"。ライブでは欠かせない"Heartbreaker""Moby Dick"などを収録。
 1969年12月にTHE BEATLES(ザ・ビートルズ)の『Abbey Road(アビー・ロード)』を抜きビルボード第1位を獲得したLED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)の金字塔的アルバムです。


Led Zeppelin III (1970)
Led Zeppelin III
Led Zeppelin III

Led Zeppelin[試聴]iTunes Music Store "Led Zeppelin"


 ヘヴィなサウンドのイメージの強かったLED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)が、前2作のサウンドから一転、アコースティックの曲が多数収録され当時賛否両論を呼んだ1970年発表の3作目。"Immigrant Song"など、前2作と同様の路線の曲も収録されていますが、全体的にハード・ロックを期待して聴くと地味な印象があるかもしれません。しかし、各曲の出来は良く、聞けば聞くほど味の出るアルバムでもあります。
 前作までのハード・ロック路線の"Immigrant Song"。哀愁漂う名曲"Since I've Been Loving You"。トラッドからの影響を色濃く感じさせる"Gallows Pole""Bron-Y-Aur Stomp"、Roy Harper(ロイ・ハーパー)に捧げられた"Hats Off To (Roy) Harper"他。


Led Zeppelin IV (1971)
Led Zeppelin IV
Led Zeppelin IV

Led Zeppelin[試聴]iTunes Music Store "Led Zeppelin"


 1971年に発表されたLED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)の代表作。ジャケットにタイトル、グループ名、レーベル名などを一切記載せずに発売したLED ZEPPELINの自信作でもあります。
 ハード・ロック・ナンバー"Black Dog""Rock And Roll"。フォークとハード・ロックの融合に成功した永遠の名曲"Staiway To Heaven"。Robert Plant(ロバート・プラント)とゲスト参加のSandy Denny(サンディー・デニー/ex.FAIRPORT CONVENTION)の掛け合いが見事なアコースティック・ナンバー"The Battle Of Evermore"。ライブのアコースティック・セットでは必ず演奏された"Going To California"など、LED ZEPPELINが単なるハード・ロックバンドではないことをアピールした傑作アルバム。

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Led Zeppelin 1972-1979 (レッド・ツェッペリン)

■Houses Of The Holy (1973)
Houses Of The Holy
Houses Of The Holy

Led Zeppelin[試聴]iTunes Music Store "Led Zeppelin"


 1973年発表の通算5作目。これまでの4作に比べるとダビングが多く、John Paul Jones(ジョン・ポール・ジョーンズ)の弾くメロトロンの導入、リズムの多様化が特徴的なアルバム。

Jimmy Page: guitar (ジミー・ペイジ)
Robert Plant: vocals (ロバート・プラント)
John Paul Jones: bass (ジョン・ポール・ジョーンズ)
John 'Bonzo' Bonham: drums (ジョン・ボーナム)

 メロトロンが効果的な"The Rain Song""No Quarter"。後期LED ZEPPELINレッド・ツェッペリン)のライブでオープニング曲として演奏されることも多かった"The Song Remains The Same"。LED ZEPPELIN風レゲエ・ナンバー"D'yer Mak'er"。ファンク風"The Crungr"他。

Physical Graffiti (1975)
Physical Graffiti (Rmst)
Physical Graffiti

Led Zeppelin[試聴]iTunes Music Store "Led Zeppelin"


 LED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)が設立したスワン・レーベルからの第1弾。1975年発表の2枚組みアルバム。新録音8曲に『III』から『House Of Holy(聖なる館)』の間に録音された未発表曲7曲で構成。色々なジャンルの音楽を吸収し、LED ZEPPELINのスタイルにアレンジした多彩な曲が収録されています。また、全体的にシンプルに作られており、ブルース、ハード・ロックに回帰したかのようなサウンドに仕上がっています。
 代表曲"Kashmir"他収録。

Presence (1976)
Presence (Rmst)
Presence

Led Zeppelin[試聴]iTunes Music Store "Led Zeppelin"


 キーボード、アコースティックを排除し、緊張感のあるソリッドなサウンドで後期LED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)の代表作と評価されるアルバム。1976年発表。
 John Bonham(ジョン・ボーナム)のドラムを土台にJimmy Page(ジミー・ペイジ)がギターを重ね、テンションの高い作品に仕上げた代表曲"Achilles Last Stand"。ファンキーな"Royal Orleans"。ヘヴィー・ブルースの"Nobody's Fault But Mine"、"Tea For One"他収録。

The Song Remains The Same(1976)
レッド・ツェッペリン 狂熱のライヴ
The Song Remains The Same [DVD]

 1973年のMadison Square Garden(マディソン・スクェア・ガーデン)でのライブを中心に、各メンバーJimmy Page(ジミー・ペイジ)、Robert Plant(ロバート・プラント)、John Paul Jones(ジョン・ポール・ジョーンズ)、John Bonham(ジョン・ボーナム)のイメージ映像などを挿入した劇場用映画
 サウンド・トラックでは聴けない"Black Dog""Since I've Been Loving you"も収録。

Soundtrack From The Film The Song Remains The Same (1976)
The Song Remains the ...
Soundtrack From The Film The Song Remains The Same

 映画"The Song Remains the Same"のサウンド・トラックとして1976年に発表されたライブ・アルバム。1973年のMadison Square Gardenでのライブを収録。
 スタジオ盤では緻密な音作りをするLED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)のライブならではの勢いに任せた荒削りな演奏が魅力。"Rock And Roll""Stairway To Heaven""Whole Lotta Love"他。

In Through the Out Door (1979)
In Through the Out Door (Rmst)
In Through the Out Door

Led Zeppelin[試聴]iTunes Music Store "Led Zeppelin"


 前作『Presence』より3年半後の1979年8月に発表された実質上のラスト・アルバムJohn Paul Jones主導で製作されたためかハード・ロック色が薄れ、シンセサイザーが多用されたシンフォニック・ロックといった感が強く、Robert Plant(ロバート・プラント)のヴォーカルもソウルフル。
 サンバ風"Fool in the Rain"、ロカビリー風"Hot Dog"。John Paul Jones(ジョン・ポール・ジョーンズ)のシンセサイザーがフューチャーされた"In the Evening""Carouselambra"。Robert Plantのヴォーカルが光る"All My Love""I'm Gonna Crawl"他。(イン・スルー・ジ・アウト・ドア)

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Led Zeppelin Best Album (レッド・ツェッペリン)

Mothership (2007)

B000VLE3ISMothership
Led Zeppelin
Atlantic/WEA 2007-11-14

Led Zeppelin[試聴]iTunes Music Store "Led Zeppelin"


 LED ZEPPELINレッド・ツェッペリン)の最新リマスター・ベスト・アルバム。基本的な有名曲、代表曲は一通り収録されているため(収録曲の選択に関しては全ての人が満足する内容とは言えないし、そのようなものは作りようも無いが)、LED ZEPPELIN入門編としては最適。
 但、嘗てのベスト盤発売時のように、(全てのアルバムを持っている)ツェッペリン・ファンが気軽に有名曲を聴くのに便利なアイテムという位置付けとしては、既にデジタル音楽プレイヤーで個人で自由に選曲して好みに合わせて再生することが一般的になってしまっている現在においては微妙。また、最新リマスターとは言っても、アルバム発売当時のレコードの音に更に近づけるというものではなく、現代風の音質での再リマスターのため、既発のベスト盤未購入の方向け、もしくはコレクターズ・アイテム的な面が強いかもしれません。

Led Zeppelin [Box Set]
Led Zeppelin [Box Set]
Led Zeppelin [Box Set]

 デジタル・リマスターを施し1990年に発表された4枚組ボックス・セット

Led Zeppelin Remasters
Led Zeppelin Remasters
Led Zeppelin Remasters

 4枚組ボックス・セット収録曲を更に絞り2枚組に編集したアルバム。ボックス・セットには収録されていなかった"Good Times Bad Times"を収録。

Led Zeppelin [Box Set 2]
Led Zeppelin [Box Set 2]
Led Zeppelin [Box Set 2]

 1990年発表の4枚組ボックス・セット、リマスターズに収録されていなかった曲で構成されたボックス・セットの続編。ボックス・セット同様、デジタル・リマスタリングが施され1993年に発表。

Complete Studio Recordings

B000002IWPComplete Studio Recordings
Led Zeppelin
Swan Song 1993-09-24

Early Days & Latter Days: Vol. 1 & 2
Early Days & Latter Days: Vol. 1 & 2
Early Days & Latter Days: Vol. 1 & 2

 元々は『Early Days』『Latter Days』と別々に販売されていましたが、2003年の『Led Zeppelin DVD』『How The West Was Won』(CD)の発売に合わせて2枚組パッケージとして売られるようになりました。
 『Early Days』は1stから4th、『Latter Days』は"Houses Of The Holy"から"In Through the Out Door"までの曲で構成されています。

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2005年06月18日

Let It Bleed/THE ROLLING STONES (ザ・ローリング・ストーンズ)

B00006AW2GLet It Bleed
THE ROLLING STONES

Let It Bleed [試聴]iTunes Music Store


 『Beggars Banquet(ベガーズ・バンケット)』(1968年)以降、名盤を立て続けに発表したTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)。1969年に発表された『Let It Bleed(レット・イット・ブリード)』は前作『Beggars Banquet』でのアメリカ南部の音楽への傾倒を更に昇華させた非常に完成度の高い、60年代のTHE ROLLING STONESを代表する傑作アルバムです。
 Brian Jones(G.ブライアン・ジョーンズ)からMick Taylor(G.ミック・テイラー)への過度期に作られたこのアルバムは、正にKeith Richards(G.キース・リチャーズ)の独壇場。Keith Richardsのアルバムと言っても良いほどです。Nicky Hopkins(ニッキー・ホプキンス)、Al Kooper(アル・クーパー)、Ry Cooder(ライ・クーダー)などのゲスト参加も各曲に多彩な彩り加えています。
 タイトルの『Let It Bleed』はTHE BEATLESザ・ビートルズ)が、1969年初頭にレコーディングを開始したものの、メンバーの不和等の理由により未完成のままになっていたアルバム『Get Back』の収録曲"Let It Be"を意識してつけられたと言われています。(その後、録音された素材はプロデューサーPhillip Spector(フィル・スペクター)に預けられ、実質的な最終作『Abbey Road』(1969年)発表後の1970年にアルバム『Let It Be』として発表されています。)


1.Gimme Shelter
2.Love In Vain
3.Country Honk
4.Live With Me
5.Let It Bleed
6.Midnight Rambler
7.You Got The Silver
8.Monkey Man
9.You Can't Always Get What You Want

Mick Jagger :Vo (ミック・ジャガー)
Keith Richards :G (キース・リチャーズ)
Mick Taylor :G (ミック・テイラー)
Bill Wyman :B (ビル・ワイマン)
Charlie Watts :Dr (チャーリー・ワッツ)

rolling stones_1.jpg 2003年のTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)来日時に9曲の収録曲のうち7曲が演奏された事から分かるように、このアルバムにはTHE ROLLING STONESを代表する曲を数多く収録。アルバム製作当時、ドラッグの影響からBrian Jones(ブライアン・ジョーンズ)は殆ど楽器が演奏できない状態になっていたため("Midnight Rambler"でパーカッションを演奏)、Keith Richards(キース・リチャーズ)のギターが全面的にフューチャーされています。(ここでのKeith Richardsのギター・スタイルは、レコーディングに参加したRy Cooder/ライ・クーダーの影響が大きい、とも言われます。)
 また、アルバム製作中の1969年7月、Brian JonesのTHE ROLLING STONES脱退直後の死(アルバム発表前に自宅プールで水死体で発見され、未だに"謎の死"と言われています)。1969年の北米ツアーの最後を飾ることになるはずだった同年12月6日のオルタモントでのフリー・コンサート中には警備を担当したヘルズ・エンジェルスが黒人青年を刺殺(フラワー・ムーブメントの終焉を告げたとも言われる所謂"オルタモントの悲劇")、そうした状況下の中で発表されたアルバムでもあります。(アルバム『Let It Bleed』は1969年12月5日発売。)

rolling stones_2.jpg THE ROLLING STONESのアメリカ公演(上記したオルタモント公演を含む)を収録した映画のタイトルにもなった"Gimme Shelter"は、不穏なこの世の中から逃げ込むシェルターが欲しい、というヘヴィーな歌詞をMick Jagger(ミック・ジャガー)がソウルフルに歌い上げます。後半に聴かれるMerry Clayton(メリー・クレイトン)のヴォーカル・ソロも特筆もの。演奏全体を引っ張るKeith Richardsの格好良過ぎるギター・リフにMick Jaggerのヴォーカルとハーブが絡む、真夜中に彷徨う反抗者を歌うライブでのハイライトナンバー"Midnight Rambler"。Robert Johnson(ロバート・ジョンソン)の名曲をTHE ROLLING STONES風に消化し、Mick Jaggerの哀しくも切ない素晴らしい名唱が聴ける"Love In Vain"。Keith Richardsがヴォーカルを担当したカントリー風味のバラード"You Got The Silver"。アルバムの最後を締めくくる後半の盛り上がりが素晴らしい名曲"You Can't Always Get What You Want"。(Al Kooper/アル・クーパーがキーボードで参加。)

rolling stones_3.jpg THE BEATLES 当時発表予定だった(ザ・ビートルズ)の『Let It Be』(1970年)に対抗?してつけられたアルバム・タイトルを始め、THE ROLLING STONES風カントリーの解釈"Country Honk"、セクシーな歌詞を持ちKeith RichardsのスライドとNicky Hopkins(ニッキー・ホプキンス)のローリング・ピアノが聴きものの"Let It Bleed"、スラングでホモの意である"Monkey Man"、ジャケット写真のメンバーのミニチュア人形が乗ったケーキと裏ジャケットの食い散らかされたケーキ、などTHE ROLLING STONESの遊び心も更に磨きがかかっています。
*後に正式加入することになる元John Mayall & The Bluesbreakers(ジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズ)のMick Taylor(G.ミック・テイラー)は"Country Honk"、"Live With Me"の2曲に参加。


Beggars Banquet(1968)

B00006AW2JBeggars Banquet
THE ROLLING STONES
2002-08-27

Beggars Banquet [試聴]iTunes Music Store


 Brian Jones(ブライアン・ジョーンズ)が参加した事実上最後のTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)のアルバム。代表曲"Sympathy For The Devil"、"Street Fighting Man"他収録。


Sticky Fingers (1971)

B000000W5NSticky Fingers
The Rolling Stones
Emd/Virgin 1994-07-26

Sticky Fingers [試聴]iTunes Music Store


 Mick Taylor(G)加入後初のスタジオ録音盤。Keith Richards(キース・リチャーズ)のルーズなギターとMick Taylor(ミック・テイラー)の流暢なギターの絡みが素晴らしい。Keith RichardsのオープンGチューニング・ギターのカッティングが光る"Brown Sugar"。Mick Taylorの素晴らしいソロが聴ける"Sway"、"Can't You Hear Me Knocking"。ロックンロール・ナンバー"Bitch"他収録。(スティッキー・フィンガーズ)


Exile on Main Street (1972)

B000000W5LExile on Main Street
THE ROLLING STONES
Emd/Virgin 1994-07-26

Exile On Main St. [試聴]iTunes Music Store


 アメリカ音楽のルーツへのTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)風アプローチ。ルーズでテンションの高いブルーズ・ロックが繰り広げられる2枚組(CDでは1枚)の傑作アルバム。"Tumbling Dice"、Keith Richards(キース・リチャーズ)の定番ヴォーカル・ナンバー"Happy"他収録。(メインストリートのならず者)


Goats Head Soup (1973)

B000000W5BGoats Head Soup
The Rolling Stones
Virgin 2002-01-28

The Rolling Stones [試聴]iTunes Music Store - The Rolling Stones


 Mick Taylor(ミック・テイラー)の円熟味を増したギター・プレイが光る『Goats Head Soup(山羊の頭のスープ)』ですが、The Rolling Stones(ザ・ローリング・ストーンズ)にとっては、名盤『Exile on Main St.(メインストリートのならず者)』後のアルバムとしては、全編通して感じさせられる気だるい雰囲気もあり、地味な印象を与えられざるを得ない作品。
 しかし、各楽曲のクオリティは高く、パワフルなロックン・ロール・ナンバー"Doo Doo Doo Doo Doo"、Star Star、名バラード"Angie"等の代表曲も収録されており、一般的な評価は低いのですが決して駄作ではありません。(1973年発表。)


Forty Licks (2003)

B0007LPSAOForty Licks
THE ROLLING STONES



]
 レーベルの枠を超えたオール・タイム・ベスト。THE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)入門編としてはこれ以上のものはありません。


B000PDZOCQロックン・ロール・サーカス
ザ・ローリング・ストーンズ ジョン・レノン オノ・ヨーコ
ユニバーサル インターナショナル 2007-06-13

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2005年06月16日

THE GODFATHER (ゴッドファーザー)

ゴッドファーザーDVDコレクション
ゴッドファーザーDVDコレクション

■米、1972年製作
■監督 Francis Ford Coppola(フランシス・フォード・コッポラ)
■出演 Marlon Brando(マーロン・ブランド)、Al Pacino(アル・パチーノ)、Robert Duvall(ロバート・デュパル)、James Caan(ジェームズ・カーン)、Talia Shire(タリア・シャイア)、Diane Keaton(ダイアン・キートン)

 Mario Puzo(マリオ・プーゾ)の2千万部以上を売り上げた大ベストセラーの映画化ですが、この映画は監督Francis Ford Coppolaの出世作となり、原作を超えた名声を得た数少ない映画の1つ。70年代のアメリカ映画を代表する作品です。


 マフィアの世界を親子の絆、ファミリーの絆を軸に、容赦の無い殺戮シーンと暴力描写で描き、それまでのギャング映画のイメージを一転させた映画だと思います。昼下がりに、太陽の下で行われる華やかで和やかな結婚式のオープニング・シーンもその後の悲劇性を更に高めており、構成も見事です。
 キャストも素晴らしく、マフィアのドン、ヴィトー・コルレオーネを演じるMarlon Brandoの父として、そして組織の長としての苦悩がにじみ出る圧倒的な存在感。優等生の三男マイケルを演じるAl Pacinoの、ファミリーのために殺人を犯し、だんだんと凄味を増し、最後には冷酷なまでに変貌するその表情。そして脇を固めるJames CaanRobert DuvallDiane Keaton等の演技も見事で、この作品により注目を浴びるようになった俳優を数多く輩出しました。
 あまり興行的に成功する映画の少ないコッポラ映画の中でもこの映画は興行的にも大成功、甘い旋律で映画を更に魅力的にしたNino Rota(ニーノ・ロータ)の主題曲も大ヒットしました。

[アカデミー賞3部門受賞]
作品、脚色、主演男優賞
*Marlon Brandoは受賞を拒否して話題になりました。

[ゴッドファーザー - ストーリー]
マフィアのドン、ヴィトー・コルレオーネ(Marlon Brando)には、乱暴で気の短い長男のソニー、気弱な次男フレッド、軍人で優等生の三男マイケルの3人の息子がいたが、コルレオーネが敵対する組織に狙撃されたため、マイケル(Al Pacino)が仇を討つ。マイケルはシシリーに逃亡するが、この事件をきっかけにニューヨークの5つのファミリーによる抗争が始まる。。。。

[Francis Ford Coppola(フランシス・フォード・コッポラ)監督 作品リスト]
[Marlon Brando(マーロン・ブランド) 出演作品リスト]
[Al Pacino(アル・パチーノ) 出演作品リスト]
[Nino Rota(ニーノ・ロータ) 作品リスト]


B000004BR5The Godfather Suite: Music Featured in the Trilogy
Nino Rota
Silva America 1992-04-20


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2005年06月14日

Never a Dull Moment/ROD STEWART (ロッド・スチュワート)

B00000612QNever a Dull Moment
Rod Stewart


Reason to Believe: The Complete Mercury Recordings [試聴]iTunes Music Store : Reason to Believe: The Complete Mercury Recordings (Box Set)


 名曲"Maggie May"を含む前作『Every Picture Tells a Story』(1971年)の大ヒットによりソロ・アーティストとしてのポジションを確立したRod Stewart(ロッド・スチュワート)が、1972年に発表したソロ通算4作目のアルバム。前作に続きゴールド・ディスクを獲得しています。
 レコーディングにはFACES(フェイセズ)のメンバーも参加。"You Wear It Well"、Jimi Hendrixジミ・ヘンドリックス)のカヴァー"Angel"、Sam Cooke(サム・クック)の名曲"Twistin' The Night Away"他収録。


1.True Blue
2.Lost Paraguayos
3.Mama, You Been on My Mind
4.Italian Girls
5.Angel
6.Interludings
7.You Wear It Well
8.I'd Rather Go Blind
9.Twistin' the Night Away

ROD%20STEWART.jpg この時期のRod Stewart(ロッド・スチュワート)はFACES(フェイセズ)のメンバーとしての活動とソロでの活動を並行して行っており、FACES、ソロのレコーディングをそれぞれ行い、ライブはFACESで行うという変則的な状況でした。これはFACESがワーナーと契約していたのにもかかわらず、Rod Stewartのソロ契約をマーキュリーと契約していることから起こった現象でしたが、Rod Stewart、FACESのメンバーともにあまり気にしていた様子もなく、FACESのライブでもRod Stewartのソロ・アルバムからの曲を演奏していますし、Rod Stewartのソロ・アルバムのレコーディングにもFACESのメンバーが頻繁に参加しています。"Every Picture Tells a Story"のようにRod StewartとRon Wood(G.ロン・ウッド/FACES)が共作した曲などもあり、サウンド的にも、特にRon Woodは、Ron Woodならではのギター・サウンドを数多くの曲で聴かせており、聴く側からしてもRod Stewartのソロ名義、FACES名義のどちらで発表されても違和感がなく、メンバー自身もどちらの名義のレコーディングなのか、ということに関係なく純粋に演奏、レコーディングを楽しんでいたのではないかとも思われます。
 Rod Stewart自身も、しゃがれた声でセクシーに、時にワイルドに、そしてソウルフルに歌うスタイルを既に確立しており、FACESとソロのアルバムいずれにも数々の名唱を残しています。

real%20good%20time.jpg Rod Stewart(ロッド・スチュワート)はFACES(フェイセズ)以前に参加していたJEFF BECK GROUP(ジェフ・ベック・グループ)で、"あのJeff Beck"のギターと充分に張り合い、その歌唱力、テクニックを評価され、ロック史上に残る名ヴォーカリストへの道を歩み始めます。その後同じくJEFF BECK GROUPで本来のギターではなくベースを務めていたRon Wood(ロン・ウッド)とともにSteve Marriott(Vo,G.スティーブ・マリオット)がHUMBLE PIE(ハンブル・パイ)結成の為に脱退したSMALL FACES(スモール・フェイセス)に参加し、バンドはそれを機会にバンド名からSMALLを外し「FACES」と改名します。
*その後デビューしたLED ZEPPELINレッド・ツェッペリン)に対し、Jeff BeckとRod StewartのギターとヴォーカルのバトルのようなJEFF BECK GROUPの演奏スタイルを真似たものだとしてJeff BeckがJimmy Page(G.ジミー・ペイジ/LED ZEPPELIN)を非難。二人の不仲の原因の1つになったようです。

B000002KDW このアルバム『Never a Dull Moment』が発表された時期、FACES(フェイセズ)はヒット曲"Stay With Me"を含む名盤『Nod Is As Good As a Wink』を発売したのと同時期でRod Stewart(ロッド・スチュワート)の卓越したヴォーカル、Ron Wood(ロン・ウッド)の味のあるギター・プレイとルーズなスライド・ギター、Ronnie Lane(B,Vo.ロニー・レイン)のブンブンうなるベース、Ian Mclagan(Kbd.イアン・マクレガン)のハモンド・オルガンとルーズなローリング・ピアノ、Kenny Jones(Dr.ケニー・ジョーンズ)のドタバタとしたドラムが上手く絡みあった、正にFACESの全盛期。Rod Stewartのソロ『Never a Dull Moment』にもその勢いが持ち込まれているのではないかと思います。(1曲目の"True Blue"の録音メンバーはFACESそのままですし、"Twistin' the Night Away"もFACESのライブでは定番、大量の紙ふぶきが舞う中、ラスト・ナンバーとして演奏されています。)


ROD%20STEWART.2.jpg しかし、上手く行っていたかのように思われていたFACES(フェイセズ)との関係もRod Stewart(ロッド・スチュワート)のソロ契約がマーキュリーから(FACESと同じ)ワーナーに移ったことから微妙な状況になっていきます。"Maggie May"のヒット以降、着実に人気を得てきたRod Stewartをソロ・アーティストとして全面的に売り出すためか、ワーナーはFACESをRod Stewartのバック・バンド的な扱いにしたかったかのような節もあり、そんな状況に嫌気がさしたSMALL FACES(スモール・フェイセス)時代から多くの佳曲、名曲を作り、味のあるヴォーカルを聴かせていたベースのRonnie Lane(ロニー・レーン)が脱退。バンドは後任ベーシストとして山内テツを迎えるも、今度はRon Wood(ロン・ウッド)がMick Taylor(G.ミック・テイラー)の抜けたTHE ROLLING STONESザ・ローリング・ストーンズ)のツアーににサポート・ギタリストとして参加。Rod Stewartのソロ・キャリアへの野心も当然あり、遂にはFACESから脱退(バンドは後にRon WoodがTHE ROLLING STONESに正式に加入して解散)、Rod Stewartはソロ・アーティストとしての活動に専念することになります。
 ソロでのRod Stewartはその後も"Tonight The Night""You're In My Heart""Da Ya Think I'm Sexy"など、次々にヒット曲を飛ばしながらFACES時代の"酔いどれロック・バンド"のイメージから、"派手で華やかなイメージ"へと変わっていき、ロック・ファンだけでなく一般の音楽ファンにも絶大な人気を誇るヴォーカリストとなっていきます。


B000002KKUGreatest Hits
Rod Stewart
Warner Bros. 1990-10-25

B0001Z2R96Five Guys Walk into a Bar...
Faces
Warner Bros./Rhino 2004-07-20

B0000C9VP8ビデオグラフィー 1969-1974
ロッド・スチュワート&ザ・フェイセズ
ビデオアーツ・ミュージック 2005-10-02

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2005年06月09日

LAWRENCE OF ARABIA (アラビアのロレンス)

B000JVRTFYアラビアのロレンス 完全版
ピーター・オトゥール
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-12-20

■英、1962年製作
■監督 David Lean(デビッド・リーン)
■出演 Peter O'Toole(ピーター・オトゥール)、Alec Guinness(アレック・ギネス)、Anthony Quinn(アンソニー・クイン)、Omar Sharif(オマー・シャリフ)

 砂漠に情熱を賭けた壮大な男のロマン。実話を元にしたドラマチックな人間ドラマです。監督のDavid Leanは砂漠という過酷な撮影条件に挑戦しながらも、彼の代表作とも言える、前作『戦場にかける橋』以上に壮大なスケールを持つ大作映画を作り上げました。


 人間ドラマとしても秀逸で、主人公のロレンスを単なるヒーローとしてだけではなく人間としての弱さも描き、ロレンスの情熱を更に際立たせた演出が見事です。先進国社会にコンプレックスを抱いていた男が、その生きがいを砂漠に見出し、利用され、そして滅びて行く姿がドラマティックに描かれています。

[アカデミー賞7部門獲得]
監督・作品・撮影・美術監督・サウンド・編集・作曲

[アラビアのロレンス - ストーリー]
 第1次世界大戦中に英国陸軍の中尉ロレンスに、ドイツ軍と協力して中近東周辺の支配を目指すトルコに対抗するために、アラブ反乱の指導をせよ、との指令が下る。砂漠を愛しアラブを母国とまで考えていたロレンスは反乱軍の指導者ファイサルの陣営に入りゲリラ活動を開始する。アラブ各部族のゲリラ活動はドイツ・トルコへの対抗手段として有効だったが、次第に各部族の足並みは乱れ、アラブ統合に燃えるロレンスは。。。。。

[David Lean(デビッド・リーン)監督 作品リスト]
[Peter O'Toole(ピーター・オトゥール) 出演作品リスト]


B000004BP3Lawrence Of Arabia (Re-recording of 1962 Film)
Original Soundtrack
Silva America 1992-06-22


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2005年06月06日

WEST SIDE STORY (ウエスト・サイド物語)

B000FF6VPSウェスト・サイド物語
ナタリー・ウッド ジェローム・ロビンス ロバート・ワイズ
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2006-07-26

■米 1961製作
■監督 Robert Wise(ロバート・ワイズ)
■出演 Natalie Wood(ナタリー・ウッド)、Richard Beymer(リチャード・ベイマー)、George Chakiris(ジョージ・チャキリス)

 ブロード・ウェイのヒット・ミュージカルの映画化。「ロミオとジュリエット」をベースに人種・貧困といった社会問題までもが盛り込まれ、ニューヨークで大々的なロケが行われた超大作。


 映画の演出はRobert Wiseがドラマ部分、振り付けを含めミュージカル・シーンをJerome Robbins(ジェローム・ロビンス)が担当し、二人の協力により素晴らしい相乗効果をあげています。特にニューヨークの街頭などでのダンス・シーンは後の映画のダンス・シーンにも多大な影響を与えていると思われますし、映画ならではのダイナミズム溢れる映像でミュージカル映画のイメージを大きく変えた映画です。
 ミュージカル映画といえば音楽が大きな要素ですが、もちろんLeonard Bernstein(レナード・バーンスタイン)が担当した音楽も素晴らしく、"マリア"、"トゥナイト"、"ジェット・ソング"、"サムウェア"など、映画を見た人なら誰もが忘れがたい名曲が数多く挿入されています。

[アカデミー賞10部門獲得]
監督・作品・助演男優・助演女優・撮影・美術監督・ミュージカル映画・音響・編集・衣装

[ウエスト・サイド物語 - ストーリー]
 ニューヨークのスラム街で人種問題から二つの不良グループ、プエルトリコ系のシャーク団とイタリア系のジェット団が対立していた。元ジェット団のトニーはジェット団のリーダー、リフに頼まれて参加したダンス・パーティーで美しい少女マリアと出会い、2人は互いに愛し合うようになるが、マリアがシャーク団のリーダー、ベルナルドの妹だったことから2人の悲劇は始まって行く。。。。

[Robert Wise(ロバート・ワイズ)監督 作品リスト]
[Leonard Bernstein(レナード・バーンスタイン) 作品リスト]


B00023GGK8West Side Story (Original Soundtrack Recording)
Leonard Bernstein Johnny Green West Side Story Orchestra
Columbia 2004-05-18


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2005年06月04日

2001:A SPACE ODYSSEY (2001年宇宙の旅)

B000IU4MYC2001年宇宙の旅
キア・デュリア アーサー・C・クラーク スタンリー・キューブリック
ワーナー・ホーム・ビデオ 2006-12-08

■米・英 1968年製作
■監督 Stanley Kubrick(スタンリー・キューブリック)
■出演 Keir Dullea(キア・デューレイ)、Gary Lockwood(ゲイリー・ロックウッド)

 “人間はどこから来てどこへ行くのか”という哲学的テーマを持ったSF叙事詩Stanley Kubrickは“考えることでこの映画に参加してほしい”と言うが難解。クライマックス・シーンは“サイケデリック体験”と当時話題になったようです。


 Arthur C. Clarke(アーサー・C・クラーク)の小説『前哨』を元にStanley Kubrick自身だけでなくArthur C. Clarkeにも脚色を依頼し、映像も完璧主義者Stanley Kubrickならではのリアリティーのある宇宙時代の表現、そして神秘的なクライマックスまで、見事な映像に仕上げています。(後に脚本をArthur C. Clarkeがノベライズ化)
 音楽もクラシックを採用。“ツァラトゥストラはかく語りき”の劇的な使い方宇宙ステーションのシーンでは流麗な"美しき青きドナウ"を使うなど、音楽の使い方も非常に上手く、映像と音楽が一体となって名場面を作り上げています。

[2001年宇宙の旅 - ストーリー]
 人類創生の頃、猿人が黒石板(モノリス)に触れることにより、道具(武器)を使う知識を得る。そして西暦2001年、人類は月に月面基地を建設中に月面上にモノリスを発見。モノリスは太陽光を浴びると強力なエネルギーを放出し、それに呼応するかのように木星からも異常な電波が放出されていた。調査のためディスカバリー号は木星の軌道を目指すが、自意識に目覚めた人工知能HALの反乱が起こり乗組員は船長のポーマンを残して全滅する。ポーマンはなんとかHALを破壊するものの目標の軌道上にモノリスを発見。宇宙に浮かぶモノリスに近づいたポーマンは、異次元の世界へと引き込まれて行くのだった。。。。

[Stanley Kubrick(スタンリー・キューブリック)監督 作品リスト]


B0000033WB2001: A Space Odyssey - Original Motion Picture Sountrack (1996 Reissue)
Aram Khachaturian Gyorgy Ligeti Spoken Word
Rhino 1996-10-29

[ジャケットの写真をクリックするとリンク先のAmazonで試聴できます。]


1968年に発表されたアルバム
The BEATLES

B00005GL0Sザ・ビートルズ
ザ・ビートルズ
東芝EMI 1998-03-11

 1968年11月に発表されたTHE BEATLES(ザ・ビートルズ)初の2枚組アルバム。2枚組みながら全英チャート9週連続1位。なにも印刷されていない白無地のジャケットから、俗に「ホワイト・アルバム」と呼ばれています。

Beggars Banquet

B00006AW2JBeggars Banquet (Hybr)
Rolling Stones

 初期のリーダーBrian Jones(ブライアン・ジョーンズ)が参加した事実上最後のTHE ROLLING STONES(ザ・ローリング・ストーンズ)のアルバム。代表曲"Sympathy For The Devil"、"Street Fighting Man"他収録。

Electric Ladyland

Electric Ladyland
Jimi Hendrix


 2ndまでプロデューサーを務めたマネージャーのChas Chandler(チェス・チャンドラー、元THE ANIMALS/アニマルズのベーシスト)の手を離れ、Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)本人がプロデュースした、ブルース、ソウル、ロック、ジャズ、サイケデリックなど、これまでJimi Hendrixが吸収してきたすべてをこのアルバムに込めたのではないかと思える意欲作にして最高傑作。"Voodoo Child(Slight Return)"、Bob Dylan(ボブ・ディラン)のカヴァー"All Along The Wathctower"他収録。

Wheels of Fire

Wheels of Fire
Cream


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Led Zeppelin II/LED ZEPPELIN (レッド・ツェッペリン)

B000002J03Led Zeppelin II
Led Zeppelin


Led Zeppelin[試聴]iTunes Music Store "Led Zeppelin"


 衝撃のデビューアルバムから半年。よりハードに、そしてグループの音楽性も多彩に広げながら、バンドの方向性を決定付けたLED ZEPPELINレッド・ツェッペリン)の2ndアルバム。(1969年
 大ヒットしたこのアルバムはTHE BEATLESザ・ビートルズ)の『ABBEY ROAD(アビィ・ロード)』を蹴落とし、ビルボード・チャート1位を獲得、LED ZEPPELINの人気を確実なものとしました。


1.Whole lotta love
2.What is and what should never be
3.Lemon song
4.Thank you
5.Heartbreaker
6.Livin' lovin' maid (she's just a woman)
7.Ramble on
8.Moby dick
9.Bring it on home

Jimmy Page: guitar ジミー・ペイジ
Robert Plant: vocals ロバート・プラント
John Paul Jones: bass ジョン・ポール・ジョーンズ
John 'Bonzo' Bonham: drums ジョン・ボーナム

Led%20Zeppelin%202.jpg 1stアルバム発売後、イギリス、アメリカ、ヨーロッパを巡る過酷なツアー中に曲作りが行われ、ロンドン、ロサンジェルス、ニューヨークなど様々な場所でレコーディングされたにも拘らず、Jimmy Page(G.ジミー・ペイジ)のヘヴィーなギター・リフと火を吹くようなギターソロ、Robert Plant(Vo.ロバート・プラント)の華のあるヴォーカルと時にJimmy Pageのギターに絡みつくようなシャウト、John Paul Jones(B,Key.ジョン・ポール・ジョーンズ)の的確なベース・ラインとオルガン、John Bonham(D.ジョン・ボーナム)の重量級且つ跳ねるボーナム独特のリズムなど、後のハード・ロック、ヘヴィー・メタルに多大な影響を与える楽曲の数々を収録した傑作アルバムを作り上げています。

 1stアルバム制作時はJimmy Page(G.ジミー・ペイジ)以外のLED ZEPPELINレッド・ツェッペリン)のメンバーはほとんど無名で、Jimmy Pageがこれまで暖めてきた楽曲アイデアの具体化、4人が揃ってからライブで鍛え上げてきた楽曲の収録、という感が強かったのですが、この2ndアルバムになると他のメンバーも積極的に曲作りに参加するようになり、各メンバーの趣向が少しずつ出てきています。特にRobert Plant(Vo.ロバート・プラント)の作詞面での活躍は大きく、前作に比べ他人名義のクレジットはなくなっています。(実は、そのクレジットでは不味いのでは、と思われる曲もあります。改作、盗作云々、と言われつくしていますが(笑)

 後のHR、HMバンドのお手本ともなった"Whole lotta love"は特に強力。Robert Plantの絶叫ヴォーカルとJimmy Pageのメタリックなギターリフ、意表をつくテルミンやエコーを駆使した中間部など、LED ZEPPELIN以降のロック・バンドへの影響は計り知れません。その他の曲もLED ZEPPELINのライブでの定番曲ばかりで、ヘヴィーなリフから始まり、途中のブレイク以降Jimmy Pageの激しいソロが聴ける"Heartbreaker"。"Moby Dick"でのJohn Bonhamのドラム・ソロ。前半部分のブルーズから後半のハード・ロックへと展開する"Bring it on home"。John Paul Jonesのベース・ラインが素晴らしいブルーズ・ナンバー"Lemon song"。その他にもハード・ロック調の曲ばかりでなく、既に次の3rdアルバムへの橋渡し的な曲も収録されていて、まさに名曲揃いのアルバムです。
John_bonham.jpg ただし、John Bonham(ジョン・ボーナム)のドラム・プレイについては、その後のライブ盤(海賊盤含む)などで聴くプレイよりかなり地味な印象があります。基本的にLED ZEPPELINはリズムを録音してから、それをベースにJimmy Pageがオーバー・ダビングを繰り返す、という手法が取られることが多いのですが、多忙なツアー中ということもあって時間も無く、John Bonhamが曲を把握、曲への発想を拡げる以前にドラムの録音を終了し終えてしまったのではないか、とも思えます。"The Song Remains The Same(永遠の詩)"、"BBC Sessions(BBCセッションズ)"、"How the West Was Won"、"Led Zeppelin DVD(伝説のライヴ)"での2nd収録曲のライブ演奏とスタジオ録音の演奏を比べると差は歴然、圧倒的にライブ演奏の方がアイデアも豊富で、演奏自体も優れています。

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