May 28, 2005
Live Evil/BLACK SABBATH (ブラック・サバス)
![]() | Live Evil Black Sabbath |
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Ozzy Osbourne(Vo.オジー・オズボーン)脱退後、元RAINBOW(レインボウ)のRonnie James Dio(ロニー・ジェイムス・ディオ)をヴォーカルに迎え、Dioのメロディアスな様式美とBLACK SABBATH(ブラック・サバス)独特のドゥームな世界が融合したHMの名盤『Heaven and Hell』(1980)で新生BLACK SABBATHサウンドを作り上げた。このアルバムはRonnie James Dio在籍時のMob Rulesツアーを収録したライブ・アルバムです。(1982年発表)
1.E5150
2.Neon Knights
3.N.I.B.
4.Children of the Sea
5.Voodoo
6.Black Sabbath
7.War Pigs
8.Iron Man
9.Mob Rules
10.Heaven and Hell
11.Sign of the Southern Cross/Heaven and Hell
12.Paranoid
13.Children of the Grave
14.Fluff
Ronnie James Dio :Vo (ロニー・ジェイムス・ディオ)
Tony Iommi :G (トニー・アイオミ)
Geezer Butler :B (ギーザー・バトラー)
Vinny Appice :Dr (ヴィニー・アピス)
"新生BLACK SABBATH(ブラック・サバス)".....と勢い良く書き出しては見ましたが、実はこのライブ・アルバムが発表される前にRonnie James Dio(ロニー・ジェイムス・ディオ)とVinny Appice(Dr.ヴィニー・アピス)はRonnie James Dio自身のバンド"DIO(ディオ)"結成のためにBLACK SABBATHを脱退しています。
| Heaven & Hell Black Sabbath |
現在では「Ronnie James Dio時代(ロニー・ジェイムス・ディオ)のBLACK SABBATH(ブラック・サバス)」としてBLACK SABBATHのサウンド・スタイルの1つとして認識されていますが(Ronnie James Dio脱退後のBLACK SABBATHの路線は、Ozzy Osbourne(オジー・オズボーン)時代よりRonnie James Dio時代のサウンドを継承した物が多いと思います)、Ronnie James Dio参加第一作『Heaven and Hell』が発表された当時は、1曲目の"Neon Knights"からこれまでのOzzy Osbourne時代のBLACK SABBATHとはあまりにも違うサウンド、特にメロディ・ラインは「これがBLACK SABBATH?」というほど大きな変化でした。このアルバムに関してはファンの間でも賛否両論で、当時かなり意見が分かれたように思います。
ただ、このサウンドの変化については、Ronnie James DioがRAINBOW(レインボウ)スタイルのメロディアスな様式美をBLACK SABBATHに持ち込んだ、ということがよく言われますが、Ozzy Osbourne脱退によりそれまでのBLACK SABBATHのサウンドの重要な要素の1つを失ったBLACK SABBATHが、その後のバンドの音を試行錯誤し、BLACK SABBATH自体が時代に合わせたサウンドに変わって行く時期でもあったのではないか、とも思います。(あの声を失っては、BLACK SABBATHがその後も同じ路線で続けるのは難しかったのではないでしょうか?また、スタジオ盤ではOzzy Osbourneがヴォーカルを重ねて録音して声に厚みをつけていますが、重ねた声の微妙なズレから得られるコーラス効果なども、初期BLACK SABBATH独特のサウンドを作る上での重要な要素でした。)
私も当初はどちらかと言えば違和感を持った方ですが、しかし1枚のHMアルバムとして考えた場合、間違いなく当時のHMのアルバムの中でもかなり優れた、完成度の高いアルバムです。個人的には、当初は違和感を持ったものの、結局BLACK SABBATHのアルバムの中では『Heaven and Hell』がこれまでで一番良く聴いていたアルバムかもしれません。
| Live Evil Black Sabbath |
さて、冒頭に紹介したアルバム『Live Evil』ですが、このアルバムはライブ盤ということもあり、Ozzy Osbourne(オジー・オズボーン)時代の曲も含め、BLACK SABBATH(ブラック・サバス)の代表的な曲が収められているため、ヴォーカリストとしてOzzy Osbourneとは正反対のタイプとも思える正統派Ronnie James Dio(ロニー・ジェイムス・ディオ)がOzzy Osbourne時代の代表曲を歌っているところも聴き所のひとつです。しかし、さすがに歌唱力には定評のあるRonnie James Dio。自身がBLACK SABBATH参加してからの曲はもちろん、Ozzy Osbourne時代の曲も表現方法が違うだけで、Ronnie James Dioならでの歌い方で歌いこなしていますし、また「その時代の音」ということもあると思いますが、Ozzy Osbourne時代の曲はダイナミックにアレンジされ、反対にRonnie James Dioのスタイルが強調されているほどです。
Ozzy Osbourne時代を聴きなれた耳には、最初はOzzy Osbourneの曲をRonnie James Dioが歌っているだけで違和感を感じるかも知れませんが、聴き込んで行くと、よほどOzzy Osbourneに固執するファンでなければ十分に満足出来ると思いますし、BLACK SABBATHをこのアルバム(もしくはRonnie James Dio参加以降)で初めて聴いた、という人がいたとしたら"Paranoid(パラノイド)"などもRonnie James Dio参加以降の曲だと思わせるほどの出来だと思います。ただし"Black Sabbath"など数曲は、やはりあの音程が不安定で浮遊感のあるOzzy Osbourneのヴォーカルの方が更に曲の魅力が増すであろうことは否めませんが。。。。
BLACK SABBATH(ブラック・サバス)に限りませんが、ライブ・アルバムがコンサートの模様を収録した、と素直には思っていなくて、ライブ・アルバムもそのアーティストが作り上げたひとつの作品だと思っています。このアルバムのその例外ではなく、かなり加工(ダビング、修正など)が施されていますが、Ronnie James Dio(ロニー・ジェイムス・ディオ)についてはこのアルバム製作時には既に脱退しており、このアルバムの製作に立ち会っているとは思えないため、Ronnie James Dioのヴォーカルに関してはコンサートでのパフォーマンスがそのまま収録されていると思われます。ロック、特にハード・ロックのコンサートで最初から最後までこれだけ歌えるというのは、当時のRonnie James Dioのヴォーカリストとしての圧倒的な能力の凄さ、歌唱力の素晴らしさを物語るものだと思います。(現在も凄そうですが)
■関連記事→ Master of Reality/BLACK SABBATH (ブラック・サバス)
![]() | Black Box: The Complete Original Black Sabbath 1970-1978 Black Sabbath Rhino 2004-04-27 |
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初期BLACK SABBATHのリマスター盤8枚組BOXセット。(紙ジャケ仕様)
下記3枚はBLACK SABBATH(ブラック・サバス)のOzzy Osbourne(オジー・オズボーン)時代の代表作としてあげられることの多いBLACK SABBATHのアルバムです。。
■Paranoid (1970)
| Paranoid Black Sabbath |
■Master of Reality (1971)
| Master of Reality Black Sabbath |
■Black Sabbath, Vol.4 (1972)
| Black Sabbath, Vol.4 Black Sabbath |
[BLACK SABBATH DISCOGRAPHY] *( )内はヴォーカル
Black Sabbath 1970
Paranoid 1970
Master of Reality 1971
Black Sabbath Vol.4 1972
Sabbath Bloody Sabbath 1973
Sabotage 1975
Technical Ecstasy 1976
We Sold Our Soul for Rock and Roll 1976
Never Say Die 1978
Heaven and Hell 1980 (Ronnie James Dio)
Live at Last 1980 (Ozzy Osbourne)
Mob Rules 1981 (Ronnie James Dio)
Live Evil 1982 (Ronnie James Dio)
Born Again 1983 (Ian Gillan)
Seventh Star 1986 (Glenn Hughes)
The Eternal Idol 1987 (Tony Martin)
Headless Cross 1989 (Tony Martin)
Tyr 1990 (Tony Martin)
Dehumanizer 1992 (Ronnie James Dio)
Cross Purposes 1994 (Tony Martin)
Cross Purposes Live 1994 (Tony Martin)
Forbidden 1995 (Tony Martin)
The Sabbath Stones 1996 (Greatest Hits)
Reunion 1998 (Ozzy Osbourne)
The Best of Black Sabbath 2001
Past Lives 2002
Symptom of the Universe:The Original Black Sabbath (1970-1978) 2002 (Greatest Hits)
Black Box:The Complete Original Black Sabbath(1970-1978) 2004
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有名なロック・ナンバー「タイムマシンにおねがい」しか聴いた事の無い方には「ポップなハード・ロック・バンド」というような印象を持たれている方も多いかもしれませんが、アルバムを通して聴いてもらえば分かるのですが、実は多彩な音楽性を持ったバンドです。このアルバムも「黒船来航」「タイムマシン」をテーマに作られたトータル・アルバムで、そのサウンドは無国籍サウンドと言っても良いほど色々なジャンルの音楽の要素を吸収し、そしてそれをきちんと消化して作られたアルバムになっています。
本当は1979年8月29日の東京・九段会館でのコンサートを収録したライブ盤「ライヴ・ショー」も紹介したいのですが、現在(2005年5月)は廃盤になっているようです。高中正義のライブでの定番レパートリー「あこがれのセイシェル」「Ready to Fry」などが収録されています。高中正義の最高のストラト・サウンドを堪能できます。(村上"ポンタ"秀一をゲストに迎えたツイン・ドラム。)











CREAM(クリーム)の魅力はなんと言ってもライブです。スタジオ録音盤では当時の風潮からかラジオでのオンエア、ヒットを狙ってコンパクト&ポップにまとめられていますが(Jimi Hendrix/
また、“ギターも上手いヴォーカリスト”としてのEric Clapton(エリック・クラプトン)しか聴いたことの無い方には、何故Eric Claptonが「ギターの神様」と呼ばれるのかが分かるアルバムでもあります。選曲も"Sunshine of Your Love"、"White Room"などのヒット曲も入っており、比較的聴き易いのではないかと思います。
